持ち合わせが足りないときに現金を借り入れできるキャッシングサービス。状況によっては、少しでも早くお金を借りたいと思うでしょう。

キャッシングは、サービスによって即日融資が可能なものもあります。ただし、申し込みの時間帯などによっては、その日のうちに借り入れができないこともあるので注意が必要です。また、「即日審査」と「即日融資」の意味の違いも理解しておく必要があります。

キャッシングとは

キャッシングとは、現金を借り入れできるサービスのことです。「キャッシング」と聞くと、クレジットカードのキャッシング枠をイメージする方も多いかもしれませんが、カードローンを契約してお金を借り入れることもキャッシングの一種です。

また、キャッシングは海外でも利用でき、海外ATMで現地通貨が調達できます。両替なしで必要な分だけ現地通貨が借り入れられるので便利です。

即日キャッシングする方法はある？

キャッシングを即日利用する主な方法は、即日融資に対応した金融機関のカードローンを利用することです。消費者金融のカードローンが即日融資に対応している傾向にあります。

即日審査・即日融資の意味は？

「即日審査」と「即日融資」には、次のように明確な違いがあります。

「即日」とは、申し込んだ当日のことを意味しますが、注意点があります。多くのサービスでは、「最短即日審査」や「最短即日融資」など、「最短」と表記されています。あくまでも「最短」で即日なので、審査完了までに時間がかかる場合もあります。申し込んだ当日に審査や融資が完了するとは限らず、数日～1週間ほどかかることもあると覚えておきましょう。

クレジットカードのキャッシング枠を設定していれば即日借り入れできる

クレジットカードのキャッシング枠とは、クレジットカードを利用して借り入れられる限度額のことです。

クレジットカードを新規発行した際にキャッシング枠を設定していれば、審査不要で、設定されたキャッシング枠の範囲で借り入れが可能です。すぐにお金を借り入れたい方は、クレジットカードにキャッシング枠が設定してあるかどうか確認してみましょう。

なお、クレジットカードを持っていてもキャッシング枠が設定されていない場合は、申し込みを行い、審査に通過する必要があります。審査に通過し、実際に借り入れができるようになるまでには数日かかることも考えられるため、少しでも早く借り入れを行いたい場合は、融資スピードが早いカードローンを利用するとよいでしょう。

少しでも早くお金を借りる方法

借り入れを行う際は、金融機関を選択して申し込みを行い、必要書類を提出します。ここでは、申し込みから借り入れまでの期間を少しでも短くするために押さえるべきポイントを説明します。

即日融資に対応した金融機関を利用する

キャッシングサービスを提供する金融機関の一部は、即日融資に対応しています。そのような金融機関を選ぶことで、早く借り入れできる可能性があります。

なお、あくまでも「最短」で即日融資なので、申込内容や申し込んだタイミングによっては、その日のうちに借り入れができない可能性もある点に注意が必要です。

平日の早い時間帯に申し込みする

キャッシングの審査は土日や祝日、夜間には行われないため、申し込む時間帯によっては、対応が翌日または翌営業日になってしまう場合があります。

審査時間は金融機関によって異なりますが、平日の早い時間帯に申し込むことで、審査が早く行われる可能性があります。ただし、平日の午前中に申し込んでも、混雑状況によっては、審査がその日のうちに完了しないことも考えられます。

申込内容に不備がないようにする

WEBで申し込む際は、申込フォームに個人情報を入力します。申込内容に不備があると、審査に通らなかったり、審査結果が出るまで時間がかかったりする可能性があるため、正確に入力する必要があります。

申し込み時に必要な個人情報は金融機関によって異なりますが、主に次のようなものがあります。

• 氏名
• 生年月日
• 性別
• 家族構成（既婚／未婚・子どもの有無）
• 連絡先（電話番号やメールアドレス）
• 運転免許証の有無（運転免許証番号）
• 住所
• 住居の種類・名義
• 家賃・住宅ローンの有無
• 勤務先情報（勤務先名・住所・電話番号・入社年月）
• 年収
• 借入希望額
• 現時点の他社借入状況（件数・金額）
• 借入目的

必要書類をあらかじめ準備しておく

キャッシングの利用には、本人確認書類を提出する必要がありますが、場合によっては収入証明書類の提出が必要になることがあります。

次のような場合は、本人確認書類とあわせて収入証明書類も必要です。

たとえば、40万円を借り入れようとした場合、すでにA社から40万円、B社から40万円借りていれば借入合計額が100万円を超えるため、収入証明書類の提出が必要です。

なお、本人確認書類・収入証明書類の例は次のとおりです。

申し込みの際にどの書類が必要かを確認し、あらかじめ準備しておくと手続きをスムーズに進められます。

キャッシングの審査に通過するポイント

ここからは、キャッシングの審査に通過するポイントを紹介します。キャッシングの審査は、申し込んだ方が借りたお金を返済する能力があることを確認するために行われますが、審査基準は金融機関によって異なり、詳細は公表されていません。そのため、ここで紹介する内容は、あくまでも参考としてご覧ください。

安定した収入がある

安定した収入があることはキャッシングサービスを利用する条件のひとつであり、返済能力を判断する際の材料となります。毎月の収入が不安定であったり、収入がまったくなかったりする場合は、審査に通過できないことも考えられます。

支払いや返済に遅れた経験がない

クレジットカードの支払いやローンの返済に遅れた経験がある場合は、キャッシングの審査でマイナスの影響を与える可能性があります。

支払いや返済に関する信用情報は、5年間ほど保存されるといわれています。自分自身の信用情報は、1,000円前後の手数料を支払うことで確認できます。キャッシングの審査に通らなかったときや、事前に自分の信用情報が知りたいときは確かめてみるのもよいでしょう。

ただし、審査に通過しなかった理由が記載されているわけではないので、原因を推測することしかできません。

他社からの借り入れがない・少ない

他社からも借り入れを行っていると、返済能力に不安があるという印象を持たれる可能性があります。

借り入れができる金額は、貸金業法に基づく総量規制によって、年収の3分の1以下と定められています。また、「自分は借入額が少ないから大丈夫」と思っていても、金融機関の判断によっては、他社からの借り入れが原因で審査に通過できない可能性があるため、注意が必要です。

現時点で借り入れをしている場合は借入残高を確認し、可能な限り返済を優先させましょう。

学生・無職・主婦（主夫）も即日キャッシングを利用できる？

安定収入がないと判断される可能性がある学生・無職・主婦（主夫）の方が即日キャッシングを利用できるかどうかは、キャッシングサービスを提供する金融機関によって異なります。

高校生を除く学生や主婦（主夫）でも、アルバイトやパートで定期的な収入を得ている方や、専業主婦（主夫）でも配偶者に収入がある方は、申し込みできる場合があります。

ただし、申込条件で「本人に安定した収入があること」が記載されていると専業主婦（主夫）は申し込みできません。また、「パートやアルバイトは不可」と定めている金融機関ではパートやアルバイトで定期的な収入を得ていてもキャッシングを利用できません。必ず申込条件を確認しましょう。

申し込みから借り入れまでの流れ

キャッシングの申し込みから借り入れまでの流れは次のとおりです。

WEBの申込フォームで氏名や住所などの必要事項を入力し、WEBサイトまたは郵送で口座振替の設定を行うと、審査が行われます。

審査に通過するとカードが送付され、借り入れができるようになります。サービスによっては、WEBで申し込むことで登録口座を通じて入出金が可能です。

キャッシングの返済方法

キャッシングの返済手段は、金融機関によって異なりますが、一般的に次の3つの方法から選ぶことが可能です。

1. 銀行・コンビニATM
2. 口座引き落とし
3. 銀行振込

返済の仕方は、借り入れた翌月にまとめて1回で返済する方法（1回払い）や、毎月決まった金額を返済していく方法（リボ払い）があります。リボ払いを選択した場合でも、繰上返済で多めに返済したり、残金をまとめて一括返済したりすることも可能です。それによって支払う利息が減らせるため、お金に余裕ができたときは検討してみましょう。

キャッシングを利用するときの注意点

キャッシングを利用する際は、次のような点に注意しましょう。

返済計画を立てて無理のない金額を借り入れる

キャッシングを利用する際は、無理なく返済できる金額を借り入れ、返済計画をしっかりと立てることが大切です。

返済総額（元金＋利息）だけでなく、毎月の返済額や返済期間を知るためにも、各金融機関が用意している「返済シミュレーション」を活用するとよいでしょう。

ただし、早く返済したい一心で、無理して繰上返済を行うと、生活に必要な費用が足りなくなり、借り入れを繰り返すなどといった悪循環に陥る可能性もあるので注意が必要です。

審査なし・審査が甘いと謳う業者は危険

貸金業者として届け出をしている正規の金融機関では、借り入れにあたって必ず審査が行われます。

SNSやネット上の掲示板で、「審査なしで借り入れできる」「審査が甘い」「ブラックでも借り入れできる」などの書き込みを見かけることがあるかもしれませんが、このような金融機関からは借り入れをしてはいけません。個人情報が盗まれたり、恐喝のような取り立てが行われたりするなど、危険が伴う可能性があります。

キャッシングならJCBのカードローン「FAITH」

クレジットカード会社のJCBが提供しているカードローン「FAITH」は、最短で当日に審査が完了します。

契約後は、WEBまたは電話の申し込みによって最短数十秒で口座にお金が振り込まれる「キャッシング振り込みサービス」が利用でき、急ぎの借り入れにも便利です。

融資利率（金利）は、キャッシングリボ払いでも最大で12.50％。JCBクレジットカードのキャッシングリボ払い（金利15.00～18.00％）と比較すると、「FAITH」のほうが低金利であることがわかります。

なるべく金利を抑えながら、スピーディーに借り入れを行いたい方は、ぜひ「FAITH」の利用をご検討ください。

また、「FAITH」は「来月には返せるので今月少しだけ借り入れしたい」というときにも便利です。5万円までの借り入れであればキャッシング1回払いの金利が5.00％になるため、「FAITH」のキャッシングリボ払いに比べて、さらに低金利で借り入れできます。

「FAITH」は年会費も無料なので、借入金の返済後も、カードを所有していれば、審査不要・利用可能枠（限度額）の範囲内で再度借り入れが可能です。

よくある質問

審査なしで即日キャッシングできる方法はありますか？

審査なしで貸し付けを行う金融機関はありません。貸金業者として届出をしている金融機関では、キャッシングの際に必ず審査が実施されます。「審査なしでお金を貸す」などと謳っている業者は、危険が伴う可能性があるので利用を避けましょう。

キャッシングの審査に必ず通過する方法はありますか？

金融機関には、それぞれ独自の審査基準があり、詳細については公表されていないため、キャッシングの審査に必ず通過する方法は存在しません。

安定した収入があり、支払いや返済に遅れた経験がなく、他社から借り入れも行っていない方であれば、審査にあたって大きなマイナス要素はないと考えられます。

キャッシングの申し込みをすると家族や職場にバレることはありますか？

金融機関によっては、勤務先に電話がかかってくる「在籍確認」を行うことがありますが、金融機関名ではなく担当者が個人名で電話をかけるなど、申込者のプライバシーは最大限配慮されます。ただし、家族と同居している場合は、カードや書類が自宅に届くことでキャッシングの利用が知られる可能性はあります。

カードローン「FAITH」の申し込みはこちら

キャッシングサービスのご利用条件はこちら

関連記事を見る