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ETCカードはどれを選ぶのが正解?種類と選ぶポイントを解説

ETC

ETCカードは、高速道路などの有料道路の料金精算をスムーズにしてくれます。
さまざまな会社から発行されているETCカードですが、「高速道路の料金精算を自動化する」という特性から、「どれを選んでも同じ」と思われてしまうこともあるようです。ここでは、ETCカードの種類と選ぶポイントについてご紹介します。

ETCカードとは?

ETCカードとは

ETCカードとは、ETCを利用するために使用するカードのことです。
ETCは、「Electronic Toll Collection System」の頭文字を取って作られた言葉で、「電子料金収受システム」を指します。ETCを利用すると、有料道路の料金所で停まる必要がなく、車を走らせながらキャッシュレスで精算できます。渋滞の解消・緩和や、渋滞によるCO2の削減のほか、ガソリンの節約にも効果があるとされています。

2016年11月以降、有料道路を利用する方のETCカードの利用率は常に90%を超えており、2019年5月現在では92.1%の方が利用しています。ETCカードはそれだけ広く流通しているといえるでしょう(国土交通省調べ)。

ETCを利用するには、ETC車載器とETCカードが必要です。ETCカードは、下のように大きく3つに分けられます。使い方に合わせた選択をすることで、利便性の向上につながります。

1. クレジットカード付帯のETCカード

カード会社が発行するクレジットカード付帯のETCカードは、クレジットカードとは別にETC機能だけを持ったETC専用カードを発行するというタイプがよく見られます。

JCBでは、クレジットカード1枚につき1枚のETCカードを発行できる「ETCスルーカード」と、クレジットカード1枚で複数枚のETCカードが発行できる「ETCスルーカードN」の2種類を用意しています。また、大規模な企業に対しては、クレジットカードを発行せずに、ETC専用カードのみを発行することもできます。

ETCスルーカード

2. ETCパーソナルカード

ETCパーソナルカードは、NEXCO東日本・中日本・西日本、首都高速道路株式会社、阪神高速道路株式会社、本州四国連絡高速道路株式会社の6社が共同で発行している個人向けのETCカードです。月の利用目安額に応じたデポジット金が必要となり、1,257円(税込)の年会費がかかります。

クレジットカード付帯のETCカードは、年会費が0~1,000円程度(JCBでは無料)でコストが低いため、クレジットカードの発行が可能な方はそちらを利用することをおすすめします。

3. ETCコーポレートカード

ETCコーポレートカードは、NEXCO東日本・中日本・西日本が共同で発行している法人向けのETCカードです。大口・多頻度利用に対して割引を受けられるものの、一定以上の高速道路の利用が必要です。
支払い見込み額の4ヵ月分(最低10万円)の保証金を預託するか、銀行や信用金庫などに保証料を支払って機関保証してもらわなければならず、出資金やカード発行手数料、年会費などがかかります。

また、ETCコーポレートカードは、カードに記載された車両でしか使えないため、1枚のETCカードを社内の複数の車両で使い回したり、レンタカーで利用したりすることはできません。

ETCカードを使うメリット

ETCカードを使うメリット

ETCカードを利用するメリットには、おもに次の4点があげられます。

1. 料金所の通過がスムーズ

ETCカードを利用する一番のメリットは、有料道路の料金所をスムーズに通過できることでしょう。
料金所が近づいてきても、慌てて小銭を用意したり、係員と現金のやりとりをしたりする手間がなく、減速してETCレーンを通るだけで道路料金の精算ができます。

2. 割引サービス

ETCカードを利用することで、ETC割引とETC2.0割引が受けられます。ETC割引は、休日や深夜、平日の朝夕(ETCマイレージサービスに登録している場合のみ)など、対象となる有料道路を走行すると時間帯によって料金割引を受けられるというものです。条件を満たしてETCで料金所を通過するだけで、自動で割引料金が適用されます。次世代型のETC2.0車載器を利用している場合は、さらに指定道路での割引が受けられます。

また、ETCカードには、ETCマイレージサービスがあります。これは、クレジットカードのポイントとは別に、事前登録することでETCマイレージサービスのポイントがたまるというものです(ETCコーポレートカードは対象となりません)。たまったポイントは無料通行分に交換したり、通行料金の支払いで使ったりできます。ETCマイレージサービスは、クレジットカード付帯のETCカードであれば利用できますので、ぜひ登録しておきましょう。

3. クレジットカードのポイント付与

クレジットカード付帯のETCカードは、ETCカードを利用した金額に応じて、各カード会社のポイントが付与される場合があります。
実際にどのくらいのポイントが付与されるのか、ETC利用でも対象になるのかは、それぞれのクレジットカードによって異なります。ETCカードを作る際は、ポイント付与についてもチェックしておきましょう。

JCBでは、月間利用合計金額に応じてポイントが付与されます。ETC利用分とクレジットカードのご利用金額が合算されてポイントが付与されるため、効率的にポイントをためることができます。

4. カード利用明細で利用状況が確認できる

法人の場合、いちいち社員から領収書を受け取って内容を確認するのは手間がかかりますよね。明細書を一覧で見ることができれば、利用状況の把握も容易ですし、領収書の提出漏れも防げます。社員への仮払いや立て替え事務を行わなくて良くなるので、経理業務を効率化できるでしょう。1ヵ月の利用分を一括精算できるので、資金繰りの面でもメリットがあります。

個人でETCカードを利用した際も、利用明細で利用状況が確認できます。現金で有料道路を通過した場合、領収書をもらうことになりますが、クレジットカード付帯のETCカードであれば、カード会社が発行する利用明細を確認することで、どのくらいETCを利用したのかがひと目でわかります。支払いは、クレジットカードの引き落としと同時なので、面倒がありません。

ETCカード選びのポイント

ETCカード選びのポイント

さまざまなメリットがあるETCカードですが、クレジットカード付帯のETCカードなら、さらに多くのメリットが受けられます。
クレジットカード付帯のETCカードを選ぶときの、2つのポイントをご紹介します。

クレジットカードの特典

クレジットカード付帯のETCカードを選ぶ際は、クレジットカードの特典をチェックしましょう。とくに、クレジットカードの新規申し込み時にETCカードを同時発行する場合、カード会社がどのような特典を用意しているかは、選択のための大きなポイントになるでしょう。クレジットカードのポイント付与率やその他サービスなど、以下のような点を中心にチェックしてください。

  • ETCカードの利用でどのくらいポイントがたまるのか
  • ポイント還元率は何%か
  • どのようにポイントをためられるか
  • 自分のクレジットカードを使う場面と合っているか

「自分のクレジットカードを使う場面と合っているか」とは、「一部の指定店舗でポイントがアップする優待がついているカード」を作る際のポイントです。このようなクレジットカードは、指定の店舗での利用が多ければ通常よりおトクにポイントをためられます。

また、「海外旅行傷害保険が付帯されているか」「サポートが充実しているか」という点も確認しておきましょう。

ETCカードにかかる費用

ETCカードを発行するためにかかる費用は、クレジットカードによって異なります。ETCパーソナルカードやETCコーポレートカードなどは、初期費用がかかります。

一方、クレジットカード付帯のETCカードは、「発行手数料」「年会費」「更新料」の3つがかかるかどうかをチェックしておく必要があります。
中には、「年会費無料でETCカード作成可能」と書かれていても、別途、発行手数料がかかる場合もあります。この3つの費用がすべて無料のETCカードを選ぶことが、低コストでETCカードを持つためのポイントとなります。

JCBでは、クレジットカードの本会員はもちろん、家族会員も発行手数料、年会費、更新料、すべて無料でETCカードを発行することができます。
1台の車を家族で利用する方や、複数台の車を所有している方にもおすすめです。

ETCカードを発行する際に審査はある?

クレジットカード付帯のETCカードを作るときは、もともと持っているクレジットカードでETCカードを申し込むか、新規でクレジットカードとETCカードを申し込むかのどちらかになります。

もともと持っているクレジットカードにETCカードを付帯するのであれば、審査はありません。申し込みから1~2週間程度で、手もとにETCカードが届きます。

新規でクレジットカードとETCカードを申し込む場合は、通常のクレジットカードの申し込みと同様に審査が行われ、3~4週間程度でクレジットカードとETCカードが届きます。

自分の使い方に合ったETCカードを選ぼう!

どのETCカードを使っても、「料金所で停止することなくキャッシュレスで料金精算する」ことができます。しかし、それ以外のポイントの付与システムや年会費などについては、それぞれのETCカードによって異なります。
自分に一番合っているETCカードを選ぶことで、よりおトクに有料道路を利用することができるでしょう。

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