はじめての子連れ海外 最高の思い出を作るための5つのコツ
2016年5月30日
お正月や夏休みなどに空港でよく見かけるのが子連れで海外旅行を楽しむ人たち。「よし、今年は自分たちも!」と計画を立てたけれど、やはり子どもを連れてとなると不安が先に立つもの。ここでは子連れの海外旅行に関する不安を解消し、子どもとの思い出作りのための5つのコツを紹介します。
フライトの予約でおさえておきたいコツ
1.予約の基本は「隣合わせ」、ベストは「1番前」
まずは基本中の基本となる、フライト予約のコツです。ツアー申し込みや空港でのチェックインの際にリクエストしておきたいのが「隣合わせの座席」。特に乳幼児はおむつ替えの回数も多いので、できれば1席はトイレに行きやすい通路側の座席を確保しておきましょう。ベビーベッドが必要な場合は1番前の座席にセッティングできますので、1番前の座席を予約するとなお良いでしょう。
また、長いフライトに飽きたときに備えて絵本や音の出ないおもちゃ、ゲーム機などを用意しておくのもおススメです。
機内、空港内でおさえておきたいコツ
2.機内で注意したいのは「気圧」「睡眠」「食事」
「気圧」
子どもは頭が小さいので、離着陸時は気圧の変化で耳が痛くなることがあります。これは唾を飲み込むことで改善できますが、乳幼児だと唾を飲み込むのはなかなか難しいかもしれません。飴を与えるのもひとつの手ですが、喉に詰まらせる心配もあります。そんなときはミルクやジュースなど、子どもが普段から飲み慣れている飲み物を与えるのがおススメです。機内には粉ミルクの用意があり、客室乗務員の方に作ってもらうこともできますので、子どもが普段から粉ミルクを飲んでいる場合は利用するのもありでしょう。
「睡眠」
また意外と知られていないのは「バシネット」という機内用のベビーベッドです。10キロまでのお子様なら使用できるので、希望される方は事前に航空会社に申請しておきましょう。
「食事」
食事についても、あらかじめリクエストしておけばANAの場合、0才以上2才未満の子どもを対象にしたベビーミールや、2才以上12才未満の子どもを対象にしたチャイルドミールが提供されます。
3.空港のロビーでは子どもから目を離さずに!
ついに到着!広々とした空港を目にすると、なかには親から離れて駆け回る子もいますが、これはとても危険です。とくに手荷物渡し用ターンテーブルのまわりには重い荷物をいくつも乗せたカートを押している人がいたりするので、子どもからは絶対に目を離さないことが大切です。
旅先でのおさえておきたいコツ
4.現地で病気になったら、まずはホテル・旅行会社に連絡
やはり心配なのは、慣れない海外で子どもが病気や、ケガをすること。そんなときはホテルや旅行会社のツアーデスクなどで病院を紹介してもらいましょう。ハワイなど、日本人の観光客が多い地域であれば、日本語が通じる病院もあるので安心です。また、JCBプラザでも病院を手配できますので、ホテルから離れた場所にいて、近くにJCBプラザがある場合は相談してみてください。
5.旅の思い出はスマートフォンで記録
ここまで、不安対策ばかりご紹介してきましたが、やはり子どもと一緒に海外に行くからには最高の思い出を作りたいもの。思い出といえばやっぱり写真やムービーですが、最近はスマートフォンアプリで高機能なものがあるので、日本にいる間にインストールしておくのがおススメです。なかには撮った写真をそのままフォトブックとして出力できるアプリや、撮った写真をWi-Fi環境でバックアップできるアプリもあるので、気に入ったものを探してみてください。
「子連れの海外旅行」というと、どうしても身構えてしまいますし、実際に不安もあります。でもその不安はしっかりと準備をすることで解消できますし、なによりも子どもと作る海外旅行の思い出はかけがえのないものです!ぜひ、みなさんの家族だけの一生に一度の思い出を作ってみてください。