クレジットカードを便利に活用する
代引きでクレジットカード決済できる条件とは|注意点やメリットを解説
公開日:2022年12月14日
ネットショッピングの支払い方法のひとつ「代引き」には、現金払いだけでなく、クレジットカード払いが可能な場合があります。ただし、販売元の店舗や利用する配送業者によって異なるため、事前にクレジットカードの対応可否を調べておく必要があります。
この記事では、代引きでクレジットカード決済を行う方法や、注意点を詳しく解説します。
この記事でわかること
- 代引きでクレジットカード決済を行う方法
- 代引きでクレジットカードを利用する際の注意点
- 代引きでクレジットカードを利用するメリット
代引きの料金をクレジットカード決済する方法
ネットショップなどで買い物をする際に「代引き」を指定すると、商品が届いたときに配達業者へ代金を支払います。その際に以下2つの条件に当てはまれば、代引きの料金をクレジットカードで支払うことが可能です。
クレジットカード決済する方法
- 商品を販売する店舗側が代引きクレジットカード決済に対応している
- 宅配業者がクレジットカード決済に対応している
次の章で詳しくご説明します。
クレジットカード決済に対応した店舗で買い物をする
店舗側が、宅配業者との契約で「代引きのクレジットカード決済」ができる設定をしている場合、クレジットカードで支払えます。支払い方法に「代金引換(現金、クレジットカード可)」などの記載があるケースが多いです。
代引きのクレジットカード決済に対応している場合は、配達業者の決済端末でクレジットカード決済を行い、暗証番号の入力またはサインをします。
宅配業者がクレジットカード決済に対応しているか確認する
対応 | 国際ブランド | 分割払い | |
---|---|---|---|
佐川急便 | 〇 |
|
〇 |
ヤマト運輸 | 〇 |
|
カードの種類により異なる |
日本郵政 | × | − | − |
宅配業者によっては、クレジットカード決済に対応していないケースがあります。上表のようにクレジットカード決済に対応しているのは「佐川急便」と「ヤマト運輸」です。「日本郵政」で代引きを指定した場合は、現金払いのみとなります。
なお、佐川急便はデビットカード決済、ヤマト運輸は交通系ICやnanacoなどの電子マネー決済にも対応しています。
- 2022年11月現在の情報です。
代引きでクレジットカード決済をする注意点
代引きでのクレジットカード決済は、状況によって利用できないケースがあります。以下5点について詳しくご説明します。
代引きのクレジットカード決済に対応した店舗で買い物をする
代引きに対応している店舗であれば必ずクレジットカード払いに対応しているわけではなく、店舗が利用する宅配業者や利用しているサービス内容により異なります。たとえば、以下のケースでは代引きのクレジットカード払いができません。
代引きのクレジットカード払いができないケース
- 店舗が代引きに対応していない
- 代引き対象とならない商品を購入する
- 代引きに対応しているが、クレジットカードが利用できない
対応可否はショップ内の「お支払いの方法」が記載されたページや、ヘルプページなどで確認できます。宅配業者の名称が明記されていないこともあるので、心配があれば購入前に店舗に確認しておくのもよいでしょう。
通信環境によってはカード払いできない
山間部やビルの中など、電波が届きにくい場所では、配達業者の決済端末に電波が届かずカード決済できない場合があります。カード決済できなければ現金払いをしなければならないので、電波が安定しない場所では念のため現金も用意しておいたほうが安心です。
国際ブランドによって利用できない
宅配業者によって、代引きのクレジットカード決済に対応している国際ブランドが異なります。非対応のクレジットカードしか所有していない場合には、現金払いとなるので注意しましょう。
各宅配業者が対応している国際ブランドは「宅配業者がクレジットカード決済に対応しているか確認する」の章で紹介しています。
クレジットカードの利用可能枠(限度額)を超えると利用できない
クレジットカードの利用可能枠(限度額)をすでに超えている場合や、代引き決済を行うことで超えてしまう場合は、カード決済ができません。支払いができなければ荷物を受け取れないため、事前にアプリや会員ページで限度額を確認し、超えてしまう可能性があれば現金を用意しておきましょう。
クレジットカードによっては分割払いができない
宅配業者やクレジットカードの国際ブランド、カードの種類によっては、分割払いができないケースもあります。分割払いを検討している場合は、宅配業者のウェブサイトで対応可否を確認しておきましょう。
代引きでクレジットカード決済するメリット
代引きを利用するメリットは、商品が届いてから支払いできることです。クレジットカード決済のように、商品が届く前に先払いをしていないので「支払いをしたのに商品が届かない」という不安がありません。
クレジットカードにはショッピングガード保険があり、代引きをクレジットカード決済した場合も補償を受けられる可能性があります。ショッピングガード保険とは、カードで購入した商品を、購入日から一定期間内に偶然な事故により被った損害を補償する保険です。
代引きでクレジットカード決済することで、代引きのメリットを得ながら、クレジットカード決済を指定したときと同じ補償やポイント還元を受けられます。
ネットショッピングにおすすめのクレジットカード
JCBカードは、ヤマト運輸と佐川急便の代引きをクレジットカードで決済できます。
クレジットカード払いなら「置き配」を指定できるケースもあり、自宅にいなくても荷物の配送を依頼できるメリットもあります。また、ポイント還元率が高いクレジットカードを利用すれば、よりおトクに買い物を楽しめるでしょう。
JCBのオリジナルシリーズは、毎月の利用合計金額1,000円(税込)ごとにOki Dokiポイントを1ポイント獲得可能です。Amazon.co.jpでは、ためたOki Dokiポイントを交換することなく、1ポイントからすぐに使えます。Amazon.co.jpをよく利用する方はJCBカードを検討してみましょう。
また、JCBでは、最短5分で審査まで完了し即時入会できる「モバイル即時入会サービス(モバ即)」を提供しています。
モバ即を利用する場合、審査終了後にメールで入会受付番号と入会時設定の判定状況確認キーワードが送付されます。その情報を用いて、会員専用WEBサービス「MyJCB」にログインすると、カード番号や有効期限、セキュリティコードが表示されます。カード本体が届く前にカード情報を確認できるため、到着を待たずにネットショッピングなどで利用可能です。
「JCB カード W」と「JCB一般カード」もモバ即に対応しています。ただし、モバ即の入会受付は土・日・祝を含む9:00AM~8:00PMであり、それ以外の時間は翌日受付となります。このほかにも、モバ即を利用するには以下の条件を満たす必要があるので、あらかじめ確認しておきましょう。
- 顔写真付きの本人確認種類を提出(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
- 手続きに必要となるメールアドレスと電話番号を登録
- 家族カードやETCカードなどの同時申し込みは不可
- インターネット上での申し込み時に必ず金融機関(口座)を設定(申請後の設定は不可)
- 本人の容貌確認に「カメラ付きスマートフォン」が必要
JCB カード W

「JCB カード W」は、JCBカードのなかでも特にポイント還元率が高いカードです。国内外のどこで利用しても、ポイントがいつでも2倍になり、JCBオリジナルシリーズパートナーで利用すればさらにポイントがたまります。ネットショッピングだけではなく、コンビニやカフェを利用する人にもおすすめです。
【JCBオリジナルシリーズパートナーの例】
パートナー名 | JCB カード W利用時のポイント倍率(※1) |
---|---|
スターバックス | 最大21倍(※2) |
洋服の青山 | 6倍 |
Amazon.co.jp | 4倍 |
セブン-イレブン(※3) | 4倍 |
メルカリ | 3倍 |
ビックカメラ/ビックドラッグ | 3倍 |
コジマ | 3倍 |
ソフマップ | 3倍 |
ドミノ・ピザ | 3倍 |
- 1 JCB カード Wを利用するとカード特典の+1倍が加わり、上に記載のポイント倍率が適用されます。
- 2 Starbucks eGiftの購入は21倍、スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージは11倍です。店舗でのご利用はポイント倍付の対象となりません。
- 3 一部対象とならない店舗があります。法人会員の方は対象となりません。
ポイント倍率は2022年11月時点の情報です。
優待店により特典・条件等が異なります。最新情報はJCBオリジナルシリーズサイトをご確認ください。
- 掲載内容は予告なく変更となる場合があります。
JCB カード Wは年会費が永年無料なので、コストをかけたくない人にもおすすめです。申込対象として18歳以上39歳以下の年齢制限がありますが、入会後は40歳を過ぎても継続して年会費無料で利用できます。
JCB一般カード

JCB一般カードは、JCBのスタンダードカードで、18歳以上であれば年齢制限なく申し込み可能です。
ウェブサイトから申し込むと初年度は年会費無料です。2年目以降は1,375円(税込)の年会費がかかりますが、以下の条件を満たすことで2年目以降も年会費が無料になります。
- MyJCBに登録
- 年間合計50万円(税込)以上の利用
普段の買い物のほか、光熱費やレジャーのお支払いなどにも利用できるので、メインカードとして使用することで「年間合計50万円以上」の条件は達成しやすくなります。
JCB一般カードは、新規申し込みの対象に年齢上限がないので、40歳以上でJCBカードを利用したい方は検討してみましょう。
よくある質問
-
代引き(代金引換)とはどのような支払い方法ですか?
-
代引きとは、購入した商品の代金を、配達時に配達業者が回収する集金代行サービスです。利用する店舗によっては、配送料と代引き手数料がかかるケースもあります。
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代引きにはどのようなメリット・デメリットがありますか?
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代引きのメリットは「商品が届かない」などのトラブルを回避できるため安心感があること、デメリットは、手数料がかかること、配達時に現金を用意する必要がある、などがあげられます。店舗や配達業者によっては、代引きでクレジットカード決済を利用できるケースもあります。
-
代引きとクレジットカード決済はどちらがおすすめですか?
-
利用代金に応じたポイントがたまることや、ショッピングガード保険による補償を受けられることを踏まえると、クレジットカード払いがおすすめです。また、クレジットカード決済にすることで、家の前に荷物を置いてもらう「置き配指定」が可能となる場合があります。
初めての1枚を選ぶなら
JCBカードがおすすめ!

安心と信頼の
JCBのスタンダードカード

39歳以下の方限定カード
Oki Dokiポイントは常に2倍
- 掲載内容は予告なく変更となる場合があります。

- 【監修者】
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氏名:高柳政道(たかやなぎ まさみち)
資格:一級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP、DCプランナー2級一級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得後、2020年5月に金融コラムニストとして独立。企業に属さないFPとして投資商品の選び方を中心に情報を発信。
資産運用・生命保険・相続・ローンなど、多岐に渡るジャンルの執筆及び監修業務を手掛け、関わった記事数は500を超える。