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ボーナスの業界別・年齢別平均支給額は?
皆さんは、自分がもらっているボーナスの仕組みをご存じでしょうか。一般的にもらえる金額の相場や、今後の見通しが気になる人は多いかと思います。そこで、この記事では、各業界・年齢別のボーナス支給実態や、クレジットカードのボーナス払いの利用方法を解説します。家計管理をより計画的に行うためにも、ぜひご覧ください。
目次
ボーナスとは?
ボーナスは「賞与」とも呼ばれ、固定の給与とは別に支払われる給与です。企業が従業員にその利益を還元するために支払われる一時金のことを指します。言葉の由来は「いい」という意味のラテン語の「ボヌス」からきており、法律上は「賃金、給料、俸給、手当、賞与その他いかなる名称であるかを問わず、労働者が、労働の対償として受けるすべてのもののうち、三月を超える期間ごとに受けるものをいう」(健康保険法第三条, 6) とされています。
ボーナスの支払い時期や支払い回数に決まりはなく、企業によりさまざまです。そのため、ボーナスの制度がない企業や、年複数回支給される企業もあります。また、一般的にボーナスは夏と冬の時期に年1~2回支給されます。しかし、毎月の給与とは異なりボーナスは法律上必ず発生するとは限りません。そのため、企業など雇用側が支払うと決めた場合のみ労働条件に加わり支払い義務が生じます。
ボーナスの種類
ボーナス(賞与)にはいくつかの種類があります。代表的な3つを紹介します。
基本給連動型賞与
基本給連動型賞与は、基本給に連動してボーナスの支給額が決定する制度です。日本で最も一般的な賞与の制度で、「基本給×数ヵ月分」で算出されます。ただし、この「基本給」は、手当などをすべて除いた金額であるため、手取りの金額とは異なる点に注意が必要です。手当の種類や金額が多い場合、基本給は手取り金額よりもぐんと低くなりますから、思ったほど賞与の額が高くならないということもありえます。 支給時期は、多くの会社で決算期前後に設定しています。そのため大手企業では、6〜8月に夏季賞与、10〜12月に冬季(年末)賞与としているのが一般的です。
業績連動型賞与
業績連動型賞与は、海外では一般的な方法で、仕事の成果からボーナスを決定する制度です。基本給連動型賞与の「基本給×数ヵ月」という計算式ではなく、営業利益や経営利益など企業の業績によってボーナスの額を決定します。具体的には、従業員個人や部署の成績などが支給額を決定する評価基準となります。また、賞与額の算出過程を会社が従業員に開示することが一般的となっています。
決算賞与
決算賞与は、決算時にその企業の業績に応じて支給されるボーナスです。そのため、決算賞与には平均や相場は存在しません。支給時期は、事業年度終了の日の翌日から1ヵ月以内になります。決算は、税金の申告や株主への報告のため、利益や損失を計算し、1年間の業績を明らかにする手続きです。この決算の結果、業績が良い場合に利益配分として従業員に賞与が支給されます。
決算賞与は「従業員への利益還元」であるとともに、「企業の税金対策」といった側面もあります。決算賞与を損金として算入することで、法人税の節税が可能になるためです。従業員と企業、お互いにメリットがある賞与だといえます。
ボーナスの金額はどう決まる? 支給される額の平均は?
実際に世の中のボーナスの支給額はどのように決まっているのでしょうか。ボーナスの平均額も併せて紹介します。
業界別、ボーナス支給額の平均
まず、令和2年9月に国税庁より発表された「民間給与実態統計調査」より、業界別に見たボーナスの平均支給額を紹介します。
年間ボーナスの支給額が一人あたり100万円を超えたのは、電気・ガス・熱供給・水道業(151万円)、金融業、保険業(144万円)、情報通信業(113万円)、製造業(104万円)、学術研究、専門・技術サービス業、教育、学習支援業(101万円)の5業界でした。
一方、ボーナスが最も少なかったのは宿泊業、飲食サービス業(20万円)となっています。
全体として、平均年収が高い業界ほどボーナスが高い傾向です。
年齢別、ボーナス支給額の平均
次に、年齢別のボーナス支給額平均を紹介します。
民間企業のボーナス支給額を年代別に見ると、年齢に比例して50~54歳まで上昇していきます。特に、20代後半には年間で66万5,100円と平均金額が大きく上がります。50~54歳になると年間のボーナス支給額は平均121万8,500円となりますが、60歳以上では半分近くにまで減少します。
所定内給与額【千円】 | 年間賞与その他特別給与額【千円】 | |
年齢計 | 307.7 | 905.7 |
~19歳 | 179.6 | 127.0 |
20~24歳 | 212.0 | 378.1 |
25~29歳 | 244.6 | 665.1 |
30~34歳 | 274.4 | 795.0 |
35~39歳 | 305.2 | 935.4 |
40~44歳 | 329.8 | 1036.6 |
45~49歳 | 347.4 | 1133.1 |
50~54歳 | 368.0 | 1218.5 |
55~59歳 | 368.6 | 1190.2 |
60~64歳 | 289.3 | 670.5 |
65~69歳 | 257.4 | 363.4 |
70歳~ | 247.9 | 272.7 |
出典:賃金構造基本統計調査(e‐Stat)
クレジットカード利用時の「ボーナス払い」とは?
大きな買い物をするため、ボーナスを楽しみに普段働いている人も多いのではないでしょうか。しかし、ボーナスの時期を待たずに、臨時で大きな出費が発生することもあるかと思います。そこで、クレジットカードの「ボーナス払い」の仕組みを紹介します。
ボーナス払いとは、国内の利用限定で、クレジットカードの支払い時期を一時先に延ばし、夏や冬のボーナス時期にまとめて支払う方法です。大きく2つの支払い方法があり、夏か冬のいずれかでまとめて支払う「ボーナス一括払い」、夏と冬のボーナスの2回に分けて支払う「ボーナス2回払い」があります。ボーナス払いなら、ボーナスが支給された後に余裕をもった支払いが可能です。そのため、ボーナス払いを選択することで家計に負担をかけすぎずにまとまった買い物ができます。
JCBの場合を例に、ボーナス払いについてさらに詳しくご説明します。
JCBボーナス1回払いは、夏か冬いずれかのボーナス月に一括で支払う方法です。基本的に300万円まで手数料なしで利用できます。上限枠については個人で異なるため、カードご利用代金明細書および会員専用WEBサービス「MyJCB」などで確認しましょう。他社カードと異なるJCBの特徴は、金額の下限が設定されていない点です。また、上限枠外で利用できる場合もありますので、詳しくはお問い合わせください。以下に、JCBのボーナス1回払いの例を参考にボーナス1回払いできるタイミングを紹介します。
お支払いについて
締切日(毎月15日)の翌月10日*にお支払いとなります。
*金融機関休業日の場合は翌営業日
※ショッピングリボ払い・分割払い・スキップ払いは、一部利用できないカード、加盟店があります。
お買い物の金額を、夏または冬のボーナス月に一括でのお支払いとなります。
※取扱期間は加盟店により異なります。※海外では利用できません。※ご利用期間外は他のお支払い方法をご選択ください。
ご利用期間 | お支払い日 | 支払期間 | 支払回数 | |
夏 | 12月16日~6月15日 | 8月10日 | 56~237日 | 1回 |
冬 | 7月16日~11月15日 | 1月10日 | 56~178日 | 1回 |
- 手数料 不要
- お支払い例
5月30日に現金販売価格(支払総額)10万円の商品をJCBボーナス1回払いで購入した場合
【お支払い(8月10日)】10万円(うち、手数料0円) - 遅延損害金 法定利率が適用されます。
- ご利用可能枠 0~300万円 ※左以外のご利用可能枠の場合があります。
※うるう年における支払期間は56~238日となります。
※お支払日が金融機関休業日の場合は翌営業日となるため、支払期間は翌営業日まで延期となります。
※遅延損害金の利率は、1年365日(うるう年は366日)による日割計算となります。
※カードのご利用可能枠など詳しくは、カードご利用代金明細書および会員専用WEBサービス「MyJCB」などで確認できます。
※JCBカードを複数枚お持ちの場合、各カードにはそれぞれご利用可能枠の設定がありますが、同一発行会社のカードにおいて
利用できる金額の合計は、カードの利用可能枠のうちで最も高い金額の範囲内となります。なお、一部対象とならないカードがあります。
ボーナス払いをするならJCBクレジットカードがおすすめ!
ボーナス払いの利用を検討されている人のなかには、どんなクレジットカードを使えばよいか迷っている人も多いかと思います。ボーナス払いの利用にはJCBカードがおすすめです。以下におすすめのポイントを紹介します。
ポイント①
会員専用WEBサービス「MyJCB」やWEB明細サービス「MyJチェック」を通じて、パソコンやスマートフォンアプリで利用金額をいつでも確認可能です。また、おしらせメールの登録によりお支払い金額が確定した際にメールが届くサービスもあります。
ポイント②
基本的にボーナス1回払いは0~300万円まで、手数料なしで利用可能です。この金額とは異なるご利用可能枠が用意される場合もありますので、具体的なご利用可能枠は事前に確認するようにしましょう。夏または冬のボーナス月のどちらかのタイミングに一括で支払いを行います。また、お買い物時に「ボーナス払い」にし忘れたとしても、ショッピング1回払いのお支払い月を最長6ヵ月先まで先延ばしにできる「ショッピングスキップ払い」を利用すれば、ボーナス支給のタイミングに支払うことができます。
以下は、おすすめのJCBカードになります。
JCB一般カード
インターネットからの入会で初年度の年会費が無料となるカードです。条件を満たすことで翌年も無料でカード保有が可能です。最高3,000万円補償される国内外の旅行傷害保険が自動的に付帯します。
JCBゴールド
空港ラウンジサービスや、最高1億円補償される海外旅行傷害保険が利用可能なワンランク上のカードです。また、家族会員は1名まで無料で利用できます。JCB一般カードからMyJCB上でアップグレードのお申し込みが可能です。
JCBプラチナ
旅行の手配などエンターテインメントに関するサポートを行う「プラチナ・コンシェルジュデスク」が24時間・365日利用可能など、他のカードとは一線を画したサービスが付帯します。ゴールドカードと同様に空港ラウンジが利用できるほか、最高1億円が補償される国内外の旅行傷害保険が利用可能です。こちらのカードも、JCB一般カードからMyJCB上でアップグレードのお申し込みが可能です。
JCB カード W / JCB カード W plus L
ポイントの還元率が高いうえ、年会費が永年無料となるおトクなカードです。もらえるポイントは常に通常の2倍以上となっています。申し込みは39歳以下まで、web入会限定のカードですが、40歳以降も無料で利用可能です。ボーナス1回払いや日常のお買い物もweb入会で同時登録されるMyJCBを利用すれば、いつでも利用明細を確認でき、月々の支払い予定が組みやすくなります。
まとめ
ボーナスを決定する制度は、主に基本給連動型賞与、業績連動型賞与、決算賞与の3種類があります。ご自身のボーナスはどの制度に該当していたでしょうか。ボーナスの支給金額はボーナスの支給制度だけでなく、年齢や業種によっても異なります。年収だけでなく、もらえるボーナスがいくらであるかおおよその見通しを立てておくことで、お買い物の計画も立てやすくなるのではないでしょうか。 また、臨時の出費が発生した場合は、ボーナス払いが便利です。ボーナス払いの際には、利用できる限度枠幅が広いJCBクレジットカードをぜひご活用ください。
注意事項
・本ページ記載の内容は2021年7月現在のものです。
・また記載内容は予告なく変更となる場合があります。
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