クレジットカードを便利に活用する
国民健康保険料はクレジットカード払いできる?調べ方と納付時の注意点
公開日:2022年9月20日
多くの自治体では、公共料金をクレジットカード払いにできるサービスを取り入れており、国民健康保険料もそのひとつです。ただし、全ての自治体で対応しているわけではないため、事前の確認が必要です。
継続的な支払いが必要になる公共料金や税金などの支払いを1枚のクレジットカードにまとめることで、効率よくポイントをためられるでしょう。
現在「口座振替」や「納付書払い」にしている人は、メリットや注意点を押さえたうえで、クレジットカード払いを検討してください。
この記事でわかること
- 国民健康保険料をクレジットカード払いにするメリット
- 国民健康保険料をクレジットカード払いにする際の注意点
- 自治体がクレジットカード払いに対応しているか調べる方法
目次
国民健康保険料はクレジットカードで支払える
国民健康保険料の支払いは、納付書での支払いや口座振替のほか、クレジットカード払いが可能です。ただし、対応していない自治体もあるため事前に確認する必要があります。
クレジットカードで支払う際に、以下のサービスを利用する自治体が多いです。
- モバイルレジ
- F-REGI(エフレジ)
ウェブサイトや専用アプリをインストールすることで、スマホやパソコンでクレジットカード払いが可能になります。
国民健康保険料をクレジットカードで支払うメリット
「口座振替」または「納付書での支払い」をしている人が、クレジットカード払いに変えると、以下のメリットがあります。
ポイントがためられる
クレジットカードは利用料金に応じたポイントがたまります。国民健康保険料だけでなく、公共料金や家賃などとあわせてクレジットカード払いにすると、継続的にポイントをためられます。ポイントを効率よくためておトクに使いたい人は、クレジットカード払いがおすすめです。なお、カードの種類や国際ブランドによっては、ポイント付与率が下がる場合もあるため、利用前に確認しておきましょう。
家計管理がしやすくなる
多くのカード会社の会員専用アプリやウェブサイトでは、クレジットカードの利用明細を確認できます。生活にかかる費用を1枚のクレジットカードにまとめておくと、利用明細を家計簿として利用できます。また、給与を受け取る口座と引き落とし口座を同一にすれば、お金の移動が減り家計管理がよりしやすくなるでしょう。
支払いの手間が省ける
納付書で支払いをする場合、電子マネー決済を使用しない限りは、コンビニや金融機関に納付書を持っていき、現金で支払う必要があります。クレジットカード払いにすれば、支払いのたびに外出する必要がなくなり、時間を有効活用できるメリットが得られます。
国民健康保険料をクレジットカード払いするときの注意点
国民健康保険料をクレジットカードで納付する際の注意点として、以下4点を覚えておきましょう。
決済手数料がかかる可能性がある
クレジットカード払いにすると、納付書1枚あたりの金額に応じて決済手数料がかかる可能性があります。決済手数料を加味したうえで、クレジットカードのポイント還元とどちらがおトクかを検討する必要があります。決済手数料の金額は自治体によって異なるので、具体的な金額は各自治体のウェブサイトで確認しておきましょう。
クレジットカードの情報が変わると手続きが必要となる
クレジットカードの更新や再発行などで、カード情報が変わったときは、手続きが必要です。変更手続きをしなければ国民健康保険料の支払いができなくなってしまいます。国民健康保険料が支払えず、延滞してしまうと延滞金を請求される可能性があるため注意しましょう。
領収証書が発行されない
国民健康保険料の支払いで領収証書が発行されるのは、納付書で支払った場合のみです。口座振替やクレジットカード払いでは領収証書が発行されません。自治体によっては、支払い後に自治体に申請することで、領収証書を発行してもらえるケースもあります。また、毎年自治体から郵送される「納付済通知書」で納付額や履歴を確認することが可能です。
クレジットカード払いに対応していない自治体がある
国民健康保険料のクレジットカード払いは、全ての自治体で対応しているのではなく、対応していない自治体もあります。クレジットカード払いに対応していない場合は、口座振替あるいは納付書で支払うことになります。
自分が住んでいる自治体がクレジットカード払いに対応しているか、事前に調べておきましょう。
国民健康保険がクレジットカード払いに対応しているか調べる方法
自分が住んでいる自治体で、国民健康保険がクレジットカード払いに対応しているか調べるには、主に以下の方法があります。
- 公共料金の支払いができるサービスのウェブサイトで調べる
- 自治体のウェブサイトで調べる
「モバイルレジ」「F-REGI」など、公共料金の支払いができるサービスのウェブサイトには、サービスを導入している市区町村が記載されています。自分が住んでいる自治体が含まれているか確認してみましょう。また、国民健康保険料以外で、どのような公共料金の支払いに対応しているかも確認できるので、あわせてチェックしておくことをおすすめします。
各自治体のウェブサイトでも国民健康保険料がクレジットカード払いに対応しているかを確認できます。自分が住んでいる自治体のウェブサイトで、クレジットカード払いの可否や、対応しているサービスを調べてみましょう。
国民健康保険以外のクレジットカード払いに対応しているもの
国民健康保険料以外の公共料金や税金の支払いにも、クレジットカード払いに対応しているものは多くあります。継続的に支払いが発生する公共料金や税金の一例としては、主に以下が挙げられます。
クレジットカード払いに対応しているもの例
- 電気料金
- ガス料金
- 水道料金
- 固定電話・携帯電話の通信料金
- 放送料金(NHK・衛星放送・ケーブルテレビ)
- 国民年金保険料
- 住民税
- 固定資産税
- 自動車税種別割
- 家賃
以上をクレジットカード払いにすることで、ポイントがたまるほか、引き落とし日をまとめられて家計管理をしやすくなるメリットがあります。自分が住んでいる自治体の税金や、利用している公共料金がクレジットカード払いに対応しているか確認してみましょう。
国民健康保険料の支払いにおすすめのJCBカード
国民健康保険料の支払いには「JCB カード W」「JCB カード S」がおすすめです。JCBカードでは、会員専用WEBサービス「MyJCB」を使って、国民健康保険料以外の公共料金の支払い設定も可能です。
また、公共料金や税金の支払いやショッピングの利用で、毎月のご利用金額1,000円(税込)につきOki Dokiポイントが1ポイントたまります。継続的に支払う料金をJCBカードにまとめて、効率よくポイントをためていきましょう。
JCBでは、入会手続き完了から最短5分で審査が完了し、MyJCBアプリでカード情報を確認できる申し込み方法もあります。利用する場合、審査終了後にメールで入会受付番号と入会時設定の判定状況確認キーワードが送付されます。その情報を用いて、JCB会員専用のアプリ「MyJCB」にログインすると、カード番号や有効期限、セキュリティーコードが表示されます。カード本体が届く前にカード情報を確認できるため、到着を待たずにネットショッピングなどで利用可能です。
「JCB カード W」と「JCB カード S」も最短5分の即時発行に対応しています。ただし、入会受付は休日・祝日を含む9:00AM~8:00PMであり、それ以外の時間は翌日受付となります。このほかにも、利用の際には条件がありますので、あらかじめ確認しておきましょう。
ポイント還元率が魅力!18~39歳限定で入会できるJCB カード W
JCB カード Wは高校生を除く18~39歳限定で申し込める、年会費が永年無料のクレジットカードです。39歳までに入会しておけば、40歳以降も年会費が永年無料で利用できます。コストを抑えておトクにクレジットカードを利用したい方にぴったりです。
JCB カード Wは、JCBカードのなかでも特にポイント還元率が高いのが特徴です。国内・海外のどこで利用しても、Oki Dokiポイントが2倍たまります。JCBオリジナルシリーズパートナーで利用すればさらにポイントが高還元になり、おトクに買い物ができます。
- 1 スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージ、Starbucks eGiftが対象です。店舗でのご利用分・入金分はポイント倍付の対象となりません。
- 2 Amazon、Amazon.co.jpおよびそれらのロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標または登録商標です。
- 3 一部対象とならない店舗があります。法人会員の方は対象となりません。日本国内に限ります。
- JCB カード Wを利用するとカード特典の+1倍が加わるため、上に記載のポイント倍率が適用されます。
- 掲載内容は予告なく変更となる場合があります。
ポイント倍率は2024年9月時点の情報です。
事前にポイントアップ登録が必要です。優待店により特典・条件等が異なります。最新情報はJCBオリジナルシリーズサイトをご確認ください。
たまったポイントは他社ポイントやマイルに移行できるほか、1ポイント3円でキャッシュバックも可能です。Amazon.co.jpでの買い物では、ポイントの移行手続きをすることなく、1ポイント3.5円分で利用できます。
- Amazon、Amazon.co.jp、Amazonパートナーポイントプログラムおよびそれらのロゴは、Amazon.com,Inc.またはその関連会社の商標または登録商標です。
- ポイント移行商品などの申し込み可能ポイントは商品により異なります。
年会費無料で優待も充実「JCB カード S」
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JCB カード Sは、18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方、または高校生を除く18歳以上の方が申し込みできます。
年会費は永年無料なので、初めてのクレジットカードや2枚目のクレジットカードにおすすめです。
JCB カード Sは年会費が無料なうえに、充実した優待サービスがついています。「JCB カード S 優待 クラブオフ」は、国内外20万ヵ所で利用できる割引優待サービスです。グルメ、レジャー、映画館やカラオケなどのエンタメ、ホテル、テーマパークなどで割引を受けることができます。
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まずは国民健康保険料がクレジットカード払いできるか確かめよう
国民健康保険料はクレジットカード払いが可能ですが、クレジットカード払いに対応していない自治体もあります。まずは住んでいる自治体で、国民健康保険料の支払いにクレジットカード払いができるか調べてみましょう。
また、ほかの公共料金や税金などもクレジットカード払いができるかも調べておくことをおすすめします。可能な限りクレジットカードで支払いを活用し、効率よくポイントをためていきましょう。
よくある質問
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国民健康保険料はどのようにして決まっていますか?
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国民健康保険料は各市区町村の条例で定められており、世帯単位で算出されます。世帯の被保険者ごとに、応益分・応能分の各種類で計算し、それらを合計したものが国民健康保険料になります。納付義務は世帯主にあるため、納付書や通知は世帯主宛てに届きます。
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国民健康保険の支払いはクレジットカード払いと口座振替、どちらがおトクですか?
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基本的にクレジットカード払いのほうがおトクです。国民健康保険料には、国民年金のように前納や早割といった割引制度がありません。クレジットカード払いにした場合の決済手数料にもよりますが、クレジットカードでポイントをためたほうがおトクになるケースがあります。
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国民健康保険の領収証書がなくても確定申告はできますか?
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確定申告では、基本的に国民健康保険の領収証書や納付証明書の提出は必要ありません。年1回、納付済通知書のハガキが届くので、納付額を確認しながら申告します。
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- 【監修者】
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氏名:高柳政道(たかやなぎ まさみち)
資格:一級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP、DCプランナー2級一級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得後、2020年5月に金融コラムニストとして独立。企業に属さないFPとして投資商品の選び方を中心に情報を発信。
資産運用・生命保険・相続・ローンなど、多岐に渡るジャンルの執筆及び監修業務を手掛け、関わった記事数は500を超える。
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