ETC・家族カード
プラチナカードで家族カードを利用するメリット・入会条件や特典を解説
更新日:2026年7月27日

プラチナカードとは、ゴールドカードの上位にあたる、ランクの高いクレジットカードです。プラチナカードの申し込みの際には厳しい入会審査があり、一般的なカードと比較すると年会費が高いこともあって、入会条件のハードルも高くなります。
しかし、プラチナカード会員の家族であれば、「家族カード」の発行が可能で審査もありません。プラチナカードの家族カードを利用するメリットや特典も踏まえて、申し込みを検討してみましょう。
この記事でわかること
- プラチナカードの家族カードの基本情報
- 家族カードを利用するメリット
- 家族カードを使うときの注意点
目次
プラチナカードの家族カード その魅力は?
「家族カード」は、本会員の家族が発行できるクレジットカードです。「ファミリーカード」とも呼ばれ、カードを使う家族は、「家族会員」として扱われます。家族カードは単体で発行することはできず、あくまで本会員のカードの「追加カード」として発行されます。
プラチナカードは、ゴールドカードよりワンランク上の特典やサービスを備えたクレジットカードです。ランクが高い分入会審査が厳しく、年会費も高い傾向がありますが、充実したサービスにより年会費以上の価値を感じることができます。
プラチナカードの「家族カード」であれば、契約者である本会員と同様の幅広い特典とサービスを利用できます。
プラチナカードは、自分で申し込んで審査を通過するにはハードルが高い場合もあるでしょう。しかし、家族カードであれば、審査の必要なくプラチナならではのサービスを利用できるのが魅力といえます。
家族カードは誰でも持てる?
プラチナカードの入会審査では、勤務先や勤務年数、滞納履歴などが厳しくチェックされます。しかし、家族カード発行における審査はなく、家族の勤務状況や収入は問われないため、本会員の家族に該当する方の多くが家族カードを持てる可能性があります。該当者の範囲はクレジットカード会社によって異なりますが、一般的には以下となります。
- 配偶者
- 両親
- 18歳以上の子供(高校生を除く)
- 本会員と生計が同じ必要があります。
家族カードの発行手数料や年会費は?
家族カードの発行手数料や年会費はカード会社によって異なり、発行手数料は無料の場合が多いです。一方、年会費は有料・無料どちらの場合もありますが、有料の場合でも本会員のカードより費用が抑えられていることが一般的です。また「1枚目の家族カードは無料、2枚目以降は有料」というように、発行枚数によって条件が設けられているケースもあります。
こうした違いはあるものの、家族が個別で入会してカードを持つよりも、家族カードのほうが費用を抑えながら本会員と同様のメリットを得られる魅力があります。
なお、JCBプラチナの場合、家族カードの1枚目は無料、2枚目からは1枚につき3,300円(税込)の年会費がかかります。


家族カードとは?メリットやデメリット、発行条件について解説
プラチナカードの家族カードはメリットが多い

プラチナカードの家族カードを持つメリットとしては、ポイントをためやすかったり、本会員と同様のサービスが受けられたりすることが挙げられます。以下でそれぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
ポイントやマイルをためやすい
プラチナカードの家族カードは、以下の3つの理由からポイントやマイルをためやすいという特長があります。
- 本会員と家族会員のポイントが合算される
- ポイント倍率がアップ
- ボーナスポイントがもらえる
本会員と家族会員のポイントが合算される
たとえば、200円(税込)利用で1ポイント付与(※)の場合、本会員の利用額が199円(税込)まではポイントは付与されません。
しかし、家族会員の利用額も合算されるとより多くのポイントが付与されます。
(1)本会員の利用額 199円(税込)=0ポイント
(2)家族会員の利用額 201円(税込)=1ポイント
(1+2)合算の利用額 400円(税込)=2ポイント
- 年会費、電子マネーチャージなど一部のご利用分はポイント付与の対象となりません。
優待店によってはポイント倍率がアップ
プラチナカードの場合、優待店によってはポイント倍率がアップします。そのため、ポイントをためやすいというのもメリットの1つです。
JCBプラチナは、優待店利用で最大20倍、ポイント還元率は最大10%(※)となっています。優待店をよく利用する方は、特にポイントがたまりやすいといえるでしょう。
- 利用加盟店や交換商品等によりポイント付与条件や還元率は異なる場合があります。
- 記載の内容は2026年6月現在のものです。
カードによってはボーナスポイントがもらえる
カードによりますが、通常のポイントと別に「利用の累積金額に応じてボーナスポイントがもらえる」という仕組みがあります。家族カードを利用している場合、本会員と家族会員の利用額が合算されるため、累積金額が大きくなります。その分、ボーナスポイントがもらえるチャンスが増えるのは大きなメリットです。
JCBカードには「J-POINTボーナス」という仕組みがあります。当年の利用金額50万円(税込)を達成するごとに、その翌月にボーナスポイントがもらえます。達成のたびにもらえるポイントは以下の通りです。
| ボーナスポイント数 | 50万円達成で | 以降50万円ごとに (~250万円) |
300万円達成で | 以降50万円ごとに (上限なし) |
|---|---|---|---|---|
| 一般会員 | +500Pt | +1,500Pt | +1,500Pt | +1,500Pt |
| プレミアム会員 | +1,000Pt | +2,000Pt | +6,000Pt | +2,500Pt |
- JCB カード Sはプレミアム会員と同じポイント数を進呈します。
- プレミアム会員はJCBザ・クラス、JCBプラチナ、JCBゴールド ザ・プレミア、JCBゴールド、ネクサスの会員です。
本会員と同様の特典やサービスが受けられる

レストラン優待や空港ラウンジの利用、旅行傷害保険など、プラチナカードならではの充実した付帯サービスを、家族会員も利用できるケースが多くあります。ワンランク上の上質なサービスを利用できるため、旅行や外食などのシーンで、より快適かつ特別感のある体験につながるでしょう。ただし、サービスによっては本会員のみが対象となる場合もあるため、事前の確認が必要です。
レストランなど飲食店の優待を受けられる
多くのプラチナカードでは、レストラン等の飲食店の割引や、高級店の予約ができるサービスなどが付帯しており、カードによっては家族カードでも利用可能です。
サービスの対象店舗には、和食・フレンチ・イタリアン・中国料理など幅広いジャンルのレストランが多く含まれています。誕生日や記念日、会食など、特別なシーンで活用しやすい点が魅力です。
たとえば、JCBの「グルメ・ベネフィット」では、対象となるレストランで所定のコースを複数名で予約すると、1名分の料金が無料になるなどの優待を受けられます。
国内外の宿泊施設の優待を受けられる
プラチナカードには、国内外のホテルや旅館を優待価格で利用できるサービスが付帯している場合があります。たとえば、宿泊料金の優待や客室アップグレード、レイトチェックアウト、朝食サービスの特典を受けられる等、より快適な宿泊体験を楽しめます。
空港ラウンジを無料で利用できる
国内主要空港や海外の一部空港ラウンジを無料で利用できることも、プラチナカードならではのサービスです。空港ラウンジでは、ソフトドリンクサービスやWi-Fi、新聞・雑誌の閲覧などが利用可能です。旅行や出張の機会が多い方にとっては、出発前の時間を有効活用できる点が大きなメリットといえるでしょう。
また、家族カードを持っていれば、本会員と同様に空港ラウンジを利用できる場合があります。ただし、家族会員の空港ラウンジ利用が無料になるか、別途料金が発生するかはカードによって異なるため、事前の確認が必要です。
コンシェルジュを利用できる
コンシェルジュサービスを利用できるプラチナカードもあります。家族カードでも対象となるケースが多く、レストラン予約やホテル・航空券の手配など、24時間365日対応で幅広いサポートを受けられます。たとえば、「記念日に利用するレストランを探したい」「旅行先で家族向けの施設を予約したい」といった相談ができるほか、急な出張や予定変更時の移動・宿泊手配などをサポートしてもらえることもあります。
近年では、スマートフォンアプリやチャット機能を通じて、外出先から気軽に相談できるサービスを提供しているカード会社も増えています。
プラチナカードの家族カードは、空港ラウンジや旅行傷害保険などの充実したサービスを本会員と同様に受けられるため、旅行やレジャーの機会が多い家庭ほどそのメリットを大きく実感できます。さらに、家族それぞれの日常の決済を家族カードに集約することで、生活費の支出を一元化して把握しやすくなるだけでなく、ポイントを合算して効率よくためられます。
家族それぞれが自分専用のカードを持ちながら、こうした特典やポイントのおトクさを享受できる「家族カード」は、コストを抑えて家族全体の暮らしの質をワンランク引き上げられる実用性の高いサービスといえるでしょう。
- 1級ファイナンシャル・プランニング技能士 AFP 証券外務員一種資格
- 楠本 学
家族で質の高いサービスを利用できるJCBカード
家族でJCBカードを使うと、家族カード利用分もポイント付与されるため、J-POINTをためやすいというメリットがあります。本会員だけでなく、家族会員にとっても魅力的な特典・優待であるかを確認して、ご自身のライフスタイルや家族の利用シーンに合うカードを選びましょう。
- カードの種類によっては同時申し込み不可または1枚のみとなることがあります。カード発行後にMyJCBから追加で申し込みください。
JCBプラチナは、20歳以上(学生を除く)が申し込みできる年会費27,500円(税込)のカードです。
レストランのコースメニューが1名様分無料になる「グルメ・ベネフィット」や、世界の空港ラウンジ等を利用可能な「プライオリティ・パス」、24時間・365日利用可能な「プラチナ・コンシェルジュデスク」など、プラチナカードならではのサービスが付帯しています。
- プライオリティ・パスは本会員のみの付帯です。家族会員には付帯されません。
JCBプラチナを利用して一定の条件を満たすと、JCB最高峰のブラックカード「JCBザ・クラス」の招待が届く可能性があります。将来的にブラックカードを持ちたい方は、JCBプラチナを検討してみましょう。
家族カードを使うときの注意点
さまざまな特典、優待サービスを受けられるプラチナカードですが、家族カードを使う際にあらかじめ押さえておきたい注意点があります。
ご利用可能枠(限度額)を意識して使う
一般的に、家族カード利用分の支払いは契約者(本会員)の口座からまとめて引き落とされるため、家族会員の引き落とし分だけを別の口座に設定することはできません。
そして、ご利用可能枠(限度額)についても、本会員と家族会員で共有されます。たとえば、本会員のカードのご利用可能枠(限度額)が50万円の場合、家族会員が40万円分カードを使うと、本会員のご利用可能額は10万円となってしまいます。

利用代金の明細をこまめにチェックする
家族カードを利用すると、本会員の利用代金明細に利用額が記載され、複数人の利用額が明細に残るため、カードの不正利用があっても気付けない恐れがあります。家族が使った金額だと思っていたら、実は不正利用だったということもあり得るため、誰が何に使ったかを把握し、利用代金の明細をこまめに確認したほうがよいでしょう。
JCBカードでは、利用通知や利用制限の設定を行えるサービス「My安心設定」があるため、ぜひ活用ください。
My安心設定とは、自身でカードの利用通知や利用制限、口座残高不足の通知を設定できるサービスです。カード利用の都度、もしくはカード利用の合計額が設定金額に到達したとき、リアルタイムでお知らせすることで使い過ぎを防止できます。
また、自身が契約するカードだけでなく、家族カードにおいても、ショッピングやキャッシングサービスの利用を一時的に制限できます。さらに、次回の支払い時に口座残高不足の恐れがある場合は、お知らせが届く設定にもできるので、うっかり支払いが遅れてしまうことを防げます。
よくある質問
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プラチナカードの家族カードの申し込み方法を教えてください
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プラチナカードの家族カードの申し込み方法には以下の2パターンがあります。
- 本会員が利用しているクレジットカードに追加発行
- クレジットカードを新たに発行する際に家族カードを同時に発行
追加発行の場合は、スマートフォンやパソコンの会員サイトやアプリ上で申し込めます。JCBプラチナの場合、カードの種類を問わず、MyJCBで家族カードの申し込みが可能です。
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家族カードの利用代金明細を確認できますか?
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カードによっては、利用代金明細を家族会員ごとに個別で確認できます。JCBカードの場合、家族会員それぞれがMyJCBに登録し、IDとパスワードを設定すれば、各自の専用ページにログインすることで自分が利用した利用代金明細を閲覧可能です。
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夫婦でプラチナカードの家族カードを持つ場合、どのようなカードがよいですか?
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特別な体験を好み、夫婦でよく旅行をする、よく外食をするなど、共通の趣味に合った特典や優待サービスが充実したプラチナカードを選ぶとよいでしょう。ポイントを重視するのであれば、ポイント還元率の高いカードがおすすめです。夫婦で利用することで、ポイントがたまりやすくなります。
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JCBプラチナの家族カードで空港ラウンジは利用できますか?
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JCBプラチナの本会員と家族会員は、国内の主要空港、およびハワイ ホノルルの国際空港内にあるラウンジを無料で利用できます。
なお、世界142ヵ国・地域で空港ラウンジサービスを無料で利用できる「プライオリティ・パス」とは異なるサービスです。
「プライオリティ・パス」を利用するためには、事前に専用カードの申し込みが必要です。家族会員は「プライオリティ・パス」の専用カードを発行できませんが、本会員の「同伴者」としてなら「プライオリティ・パス」の空港ラウンジを利用できます。利用したい空港ウンジが決まっている場合は、事前に確認しておきましょう。
- 同伴者は1名までで、利用には料金がかかります。
- 空港ラウンジにより優待内容が異なります。
家族カードでも充実したサービスを

プラチナカードならではのサービスが充実
- 掲載内容は予告なく変更となる場合があります。
- 【監修者】
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氏名:楠本 学(くすもと まなぶ)
資格:1級ファイナンシャル・プランニング技能士 AFP 証券外務員一種資格金融商品を販売しない独立系ファイナンシャルプランナーとして、資産運用・家計管理・住宅購入・保険見直しなど、次々と押し寄せる不安の波を、お客様の立場に立って将来にわたり安心できるアドバイスを行っている。
FP志望者の育成・教育にも携わっており、FP試験対策本も出版。
日本FP協会主催「CFP30周年記念プロモーション動画コンテスト 最優秀賞受賞」
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プラチナカードの家族カードは、本会員と同様の特典やサービスを受けられる点が大きなメリットです。空港ラウンジの利用、旅行傷害保険、コンシェルジュサービスなどを家族カードの会員本人が享受でき、ポイントも効率的にたまります。しかし、家族カードにも年会費がかかる場合があります。また、家族カードの利用額が本会員の限度額に含まれるため、誰がどれだけ使ったのかを本会員の利用明細で把握しておくことが大切です。