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プラチナカードの年収目安はどのくらい?審査基準や条件を解説
更新日:2024年5月14日
プラチナカードは、一般カードやゴールドカードより上位に位置付けられるステータスの高いカードです。年会費がかかりますが、その分充実した特典やサービスを魅力に感じる方も多いことでしょう。
ただしハイグレードであるがゆえに、年収や信用情報などの審査基準や発行条件は通常のクレジットカードよりも厳しいといわれています。この記事では、プラチナカードの審査や発行のためのポイントを紹介します。
この記事でわかること
- プラチナカードの審査基準と条件
- プラチナカードの魅力
- 「JCBプラチナ」の特徴と魅力
目次
プラチナカードの発行に必要な年収とは?
クレジットカードの発行を申し込むと、カード会社による審査が行われます。審査はさまざまな情報をもとに行われますが、基準は公表されていないため「いくら以上の年収があればプラチナカードを発行できる」とは、明言できません。
また審査では、年収以外の要素も評価の対象とされます。そのため、年収が高くても、そのほかの条件で結果が左右される可能性もあります。
プラチナカードは、ゴールドカードよりもグレードが上位に位置付けられるカードです。最高のグレードであるブラックカードが設定されていないカード会社の場合、プラチナカードが最高ランクになることもあります。
一般的にグレードの高いカードほど、発行のためには支払い能力や高い信用性が求められるため、年収など全体的な審査基準が高くなるといえるでしょう。
プラチナカードとは?年会費や限度額と所有するメリットを解説
年収以外のプラチナカードの審査基準・条件
クレジットカードの審査では、次の2つの情報が主に確認されます。
これらの情報をもとに審査を通過した方だけが、プラチナカードを発行することができます。
属性情報|年収を含む個人の情報
属性情報とは、申込者個人の仕事や収入、住まいなどに関する情報のことで、支払能力を推測するための重要な指標です。
具体的には、次のような項目が挙げられます。
- 年齢
- 年収
- 勤務先
- 勤続年数
- 雇用形態(正社員・非正規雇用・アルバイト)
- 家族構成
- 配偶者の有無
- 住まい(持ち家・賃貸)
- 居住年数
クレジットカードの発行には、申込者の安定的かつ継続的な収入が必要です。勤務先の規模や雇用形態、役職なども審査のポイントに含まれます。
審査の一環として、カード会社が勤務先に電話をかけて、申込者が在籍しているかを確認する場合もあります。
クレジットカード入会時に在籍確認を行う理由|電話の内容や流れも紹介
信用情報|クレジットカードの利用・返済
信用情報とは、過去のクレジットカードの利用履歴や利用金額の支払記録などです。信用情報の例は次の通りです。
- 新規申し込みや契約の内容
- 支払状況
- 借入金額
- 借入件数
- 過去のトラブル(支払いの遅れなど)
クレジットカードに加えて、カードローンや住宅ローンなどの個人の信用情報は、信用情報機関によって厳重に管理されています。
クレジットカード会社は申込者の信用情報を信用情報機関に照会して、審査の参考にします。クレジットカードやカードローンの支払いが遅れた場合などは、クレジットカードの審査でも不利に働く可能性が高いでしょう。
プラチナカードを持つためのポイント
プラチナカードの発行を希望する方は、審査を受ける前に次のポイントをチェックするとよいでしょう。
- 支払い能力や信用性を高めてから申し込む
- カード代金やローンの支払いに遅れない
- 一般カード・ゴールドカードを継続して使う
審査を通過する可能性を高めるための対策を紹介します。
支払い能力や信用性を高めてから申し込む
昇給や昇格によって年収が上がったタイミングや、転職直後ではなく一定の勤続年数が経過したのちなどに申し込むことが効果的だといえます。
「年収が高い」「役職が高い」「勤続年数が長い」など信用性が高い状態で申し込むと、クレジットカードの審査を通過する可能性も高まるでしょう。
ただし、プラチナカードの発行に必要な年収が正確にはわからないように、カードの利用履歴や勤続年数の基準も明らかにされていません。
カード代金やローンの支払いに遅れない
クレジットカードの利用代金の支払いやカードローンの返済に遅れないように注意しましょう。支払いや返済が滞った場合、クレジットカードの利用履歴などを記録した個人の信用情報にマイナスの影響がおよび、プラチナカードの審査も通りにくくなってしまう恐れがあります。
なお、スマートフォンの本体代金などを分割払いしているときも支払いに遅れないように注意が必要です。
一般カード・ゴールドカードを継続して使う
プラチナカードの発行を希望するなら、まず一般カードやゴールドカードの利用実績を積み重ねることも有効です。
カードを利用した実績も審査基準のひとつに含まれるため、普段からカードの利用を続ければカード会社からの信頼は高まるでしょう。
一般カードやゴールドカードを使い続けていると、クレジットカード会社からプラチナカードの招待(インビテーション)を受けられる可能性も高まります。インビテーションとは、カード会社から「プラチナカードを申し込みませんか?」とオファーが届く招待制度です。
ただし招待を受けたときであっても、審査を通過しなくては発行されません。
プラチナカードの特長・魅力
プラチナカードに付帯する特典や優待は、カード会社によって異なりますが、一般的に次のようなメリットがあります。
- グルメや旅行などに関する特典・サービスが充実している
- 世界の国や地域の空港ラウンジが無料で利用できる
- 国内外の旅行傷害保険が付帯していて補償額も大きい
- 社会的信用につながる
- 一般カードよりポイントがたまりやすい
プラチナカードには、著名なレストランやホテルを優待価格で利用できるなど、上質な特典・サービスが豊富に付帯しています。
専用のコンシェルジュサービスでは、上質なレストランの提案や予約の対応をしてくれます。ゴールドカードと比べてさらに補償額の大きい旅行傷害保険が付帯していたり、特別なサービスが充実していたりする点も特徴です。
プラチナカードを持つ5つのメリット!優待特典や付帯サービスなどを紹介
プラチナカードの選び方
数ある種類のなかからプラチナカードを選ぶときは、次の3つのポイントに注目するとよいでしょう。
- 年会費とサービスのバランスを確認する
- ステータス性の高さを確認する
- ポイント還元率を比較する
プラチナカードの年会費は1万円程度から10万円を超えるものまで、カード会社によってさまざまです。同じプラチナカードでも、年会費が異なれば付帯するサービスも変わるものです。
プラチナカードは一般のクレジットカードと比べてポイント還元率が高いケースもあるため、カードの利用が多い方は年会費以上のメリットが得られるでしょう。
自身の生活スタイルにあうものや、使いたくなる特典や優待サービスがあるものを選ぶのが賢明です。
ステータス性とサービスの充実度が魅力「JCBプラチナ」
JCBプラチナは、25歳以上(学生を除く)が申し込みできる年会費27,500円(税込)のカードです。
レストランのコースメニューが1名様分無料になる「グルメ・ベネフィット」や、世界の空港ラウンジ等を無料で利用可能な「プライオリティ・パス」、24時間・365日利用可能な「プラチナ・コンシェルジュデスク」など、プラチナカードならではのサービスが付帯しています。
JCBプラチナを利用して一定の条件を満たすと、JCB最高峰のブラックカード「JCB ザ・クラス」の招待が届く可能性があります。将来的にブラックカードを持ちたい方は、JCBプラチナを検討してみましょう。
JCBプラチナを持つメリットと特典
JCBプラチナでは、上質なステータスを実感できるさまざまな特典が受けられます。
家族カードが1枚無料で発行できるほか、レストランの所定のコース料理を2名以上で予約すると、1名様分無料で利用できる「グルメ・ベネフィット」や、世界148の国や地域、600を超える都市にある約1,500ヵ所以上の空港ラウンジ等を無料で利用できる「プライオリティ・パス」など、さまざまなサービスが付帯しています。
豪華な食事や旅行を楽しみたい方や国内外の出張が多いビジネスパーソンには、とくに大きなメリットと感じられるでしょう。
東京ディズニーリゾート(R)やユニバーサル・スタジオ・ジャパンなど、人気のアミューズメントパークでも会員向けの特典が用意されています。プラチナカードは、家族連れ、カップルなどにもメリットの多いカードです。
- JCBは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのオフィシャル・マーケティング・パートナーです。
TM Universal Studios. CR24-0959
よくある質問
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プラチナカードは年収いくらから持てますか?
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クレジットカードの審査基準は公開されていないため、いくら以上の年収なら発行が受けられると明言はできません。プラチナカードは通常のカードと比べて審査が厳しいといわれ、年収以外に属性情報と信用情報がチェックされます。
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プラチナカードの審査が厳しいといわれる理由を教えてください
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プラチナカードは、ゴールドカードよりもさらにグレードの高いカードで、利用可能枠(限度額)が大きくステータス性の高い点が魅力です。そのため発行には支払い能力や信用性の高さが必要であり、審査基準も通常より厳しいといわれています。
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プラチナカードを選んでいるのはどんな人ですか?
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プラチナカードを利用すると、飲食店やホテルの優待、空港ラウンジサービスなどさまざまな特典やサービスが受けられます。なので、支払う年会費以上にプラチナカードによる恩恵が受けられると想定できる場合におすすめです。
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プラチナカードの作り方を教えてください
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クレジットカード会社によって異なりますが、カード会社のウェブサイトから申し込む、またはインビテーション(招待)を受けてから申し込む方法があります。
ただしカード会社からインビテーションが届いた場合でも、審査に通過する必要があります。
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プラチナカードのメリットを教えてください
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カード会社によって異なりますが、プラチナカードには次のようなメリットがあります。
- グルメや旅行などに関する特典・サービスが充実している
- 世界の国や地域の空港ラウンジが無料で利用できる
- 国内外の旅行傷害保険が付帯していて補償額も大きい
- 社会的信用につながる
- 一般カードよりポイントがたまりやすい
ハイステータスな1枚を
持ちたい方におすすめのカード
プラチナカードならではのサービスが充実
- 掲載内容は予告なく変更となる場合があります。
- 【監修者】
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氏名:高柳政道(たかやなぎ まさみち)
資格:一級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP、DCプランナー2級一級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得後、2020年5月に金融コラムニストとして独立。企業に属さないFPとして投資商品の選び方を中心に情報を発信。
資産運用・生命保険・相続・ローンなど、多岐に渡るジャンルの執筆及び監修業務を手掛け、関わった記事数は500を超える。
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プラチナカードを持つのに必要な年収の基準については、どのカード会社でも公開されていません。年収に自信がない方でも、ほかの情報が優良なら審査を通過できる可能性はあります。「勤続年数を長くする」「返済を遅らせずに良好なクレジットヒストリーを積み上げる」など、自分にできる最大限の努力をしたうえでプラチナカードに申し込みましょう。