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クレジットカードの暗証番号はどのように設定すべき? 忘れたときの確認方法などを紹介
買い物をするときや、旅行を楽しむときなど、私たちはさまざまなところでクレジットカード決済を利用します。しかし、セキュリティー対策がしっかりとされてなければ情報漏えいや不正利用といったトラブルに発展するかもしれません。
そこで、各カード会社ではさまざまなセキュリティー対策や本人確認証明のシステムを行っています。よく使う暗証番号もそのひとつで、クレジットカードを利用する際にサインではなく暗証番号の入力が求められることも多くなっています。そんな大切な暗証番号ですが、もし忘れたらどうすれば良いのでしょうか。
この記事では、暗証番号のシステムの解説や設定した暗証番号を忘れた際の対処法、最新のセキュリティー情報などを紹介します。
目次
クレジットカードの暗証番号とは
まずは暗証番号とはどのようなものか、おさらいします。もし、暗証番号の使いまわしなどをしている場合には、すぐに変更をおすすめします。
クレジットカードの暗証番号の設定方法は?
クレジットカードの暗証番号とは、カードを利用した際に、所有者であることを証明するものです。一般的にクレジットカードを申し込む際に設定する4桁の番号を指します。暗証番号はクレジットカードに記載されているわけではないため、忘れないように覚えておくことが重要です。
ただし、「1234」「1111」といった連続した番号や自分の誕生日など、覚えやすい数列は他人にも推測されやすいので避けるようにしましょう。また、パソコン上で使うさまざまな暗証番号や、キャッシュカードなどと同じ暗証番号を使うのも危険です。万一、一つが流出したら、他の媒体でも被害に遭ってしまうことも考えられます。暗証番号やパスワードの使いまわしは避けることが大切です。
なお、暗証番号の指定がない場合や、指定された番号が推測される可能性が高い場合は、任意の4桁の番号をクレジットカード会社から発行される場合もあります。
また、本人確認を証明する方法として、暗証番号の他にセキュリティーコードが必要となることがあります。セキュリティーコードは、クレジットカードの裏面に記載されている3~4桁の番号です。暗証番号とは異なり、カードに番号が記載されているため、忘れてしまっても簡単に確認ができます。
暗証番号の設定はなぜ必要?
現在、クレジットカードはICチップを搭載しているものが主流になっています。ICチップとは、カード表面に搭載されている金色の記憶媒体のことで、暗号化された膨大な情報が集積されています。
以前は、ICチップではなくカード表面に磁気テープが転写されたものが主流でした。磁気カードは経年などによって読み込み不良が起こりやすく、さらにスキミングや偽造などの不正利用に対して懸念があることがデメリットでした。また、本人確認の際にサインで対応していましたが、筆跡をまねすることで不正利用ができる可能性がありました。
そこで、徐々にICチップ搭載のクレジットカードが普及するのですが、移行する大きな決め手となったのは2018年に改正された「割賦販売法」です。この法律によって、クレジットカードのセキュリティー対策を強化することが義務付けられ、カード端末決済のIC化の推進が始まりました。
ICチップ搭載のカードは磁気式カードよりも安全性が高く、認証の仕組みが高度化しているため不正利用を高い確率で防ぐことができるようになりました。そして、さらに安全性を高められるものが暗証番号の存在です。
暗証番号はカードの券面から情報を盗み取ることができず、また、間違えた暗証番号を複数回入力するとロックがかかるシステムになっているなどセキュリティーが強固になっています。仮にカードが盗難の被害に遭ったとしても、暗証番号を見破られて不正利用される可能性は磁気カードよりも低いでしょう。このように、暗証番号は不正利用を防ぐために非常に有効なシステムとなっています。
スキミングやセキュリティーについては、こちらをご確認ください。
インターネットショッピングでは暗証番号は不要
インターネットの普及により、近年ではインターネットショッピングでのクレジットカードの利用が増加しています。インターネットショッピングでクレジットカードを使用する際は、一般的に暗証番号を必要としません。
決済方法としてクレジットカード決済を選択し、「カード番号」「有効期限」を入力します。また、セキュリティーを高めるために「セキュリティーコード」や、クレジットカード会社に登録した「ID」や「パスワード」などの「追加本人認証」の導入も進められています。
JCBでは本人認証サービス「J/Secure™」を導入しています。
なお、クレジットカード決済を安全に使用する場合、サイトが「SSL」「TLS」のどちらかを導入しているか確認すると良いでしょう。SSL、TLSいずれも入力した情報を暗号化して送受信するシステムのことで、個人情報を第三者に漏れることを防げます。
SSL、TLSを導入しているサイトはURLが「https://」と表示されたり、ブラウザの上部または下部にカギのマークが表示されたりなど、特徴があるため利用する前には確認すると良いでしょう。
ほかに暗証番号が求められるのはどんなとき?
暗証番号を入力するタイミングは、店舗でのお買い物時や、キャッシングサービス、券売機でのチケット、切符の購入の際、などが挙げられます。
一方で、コンビニエンスストアやスーパーなどレジ精算での行列ができやすい店舗などは、スムーズに会計が行えるよう暗証番号やサインの本人確認を省略する「サインレス決済」を導入していることがあります。ただし、事前にクレジットカード会社とサインレス決済を行う契約をしている店舗に限られることや、不正利用の被害拡大防止策として、決済額に上限が定められていることが多いなど、利用できる店舗は必ずしも多くありません。
また、ICチップの読み込みに対応していない端末を導入している店舗の場合、ICチップ搭載のカードを利用したとしてもサインによる本人確認を行うことがあります。
クレジットカード・カードの暗証番号を忘れたらどうする?
暗証番号はクレジットカードの不正利用を防ぐために重要であることがわかりましたが、万が一忘れてしまった場合はどのように対処すれば良いのでしょうか。以下では対処法をご紹介します。
JCBならMyJCBで暗証番号の確認ができる
JCBは、暗証番号の確認を暗証番号通知書の郵送で知らせていましたが、2018年よりWebサイト上で暗証番号の確認ができるサービスを開始しました。
会員専用WEBサービス「MyJCB」にログインすると、暗証番号の照会を利用できます。パソコンやスマートフォンなど、場所や時間を問わずに簡単に操作が可能です。ただし、暗証番号確認の際には、セキュリティー対策のために以下の2点の項目を入力する必要があります。
- クレジットカード有効期限
- セキュリティーコード
MyJCBの確認方法はこちら
Webで確認できる「MyJCB」それでもわからないときはこちら
その他のカード会社の場合
多くの場合、暗証番号の照会にはカード会社へ問い合わせをすることをおすすめします。電話でコールセンターに問い合わせる、もしくはWebサービスにログインして申請するかの2つの方法が一般的です。問い合わせののち、クレジットカードの申請時に登録した住所宛に暗証番号通知書が郵送で送られ、書面に記載された暗証番号を確認できるようになります。なお、暗証番号通知書の郵送は1週間ほど時間を要することがあります。
ただし、あくまでこれは一例であり、クレジットカード会社によって照会方法や登録情報の変更の方法は異なりますので、詳しくはご利用のカード会社のWebサイトやコールセンターなどにお問い合わせください。
「MyJCB」に登録できる、おすすめのJCBクレジットカード
ここからは、MyJCBのご利用で暗証番号の確認も容易にできる、JCBのクレジットカードをご紹介します。
JCB カード W
39歳までのお申し込みという制限はありますが、その後の年会費は一切必要ありません。常に2倍以上のポイント還元をはじめ、JCBオリジナルシリーズパートナーや、さまざまな加盟店にてポイントアップのキャンペーンを実施しています。
また、「JCB カード W plus L」を申し込むと、ビューティーやファッション、グルメのサービスを気軽に利用できる「LINDAリーグ」の優待もあります。
JCB一般カード
年会費は1,375円のところ、インターネットでのお申し込みの場合は初年度無料のサービスを実施中です。また、ショッピングのご利用など条件を満たされたお客様は次年度以降の年会費が無料になります。暗証番号の照会も気軽に行える「MyJCBアプリ」のご利用ももちろん可能です。
また、パートナー店のコンビニエンスストアや、ガソリンスタンドなどでお買い物をするとポイントが2倍~で貯まるほか、JCBが運営する優待サイト「Oki Dokiランド」で買い物をすれば、ポイントが最大20倍付与されます。貯まったポイントは、商品、マイル、クーポン、JCBギフトカード、キャッシュバックなど、さまざまなものに還元できます。
JCBゴールド
JCB一般カードの機能に加え、ポイントが貯まりやすい「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」のサービスがあります。普段のお買い物でお得にポイントを貯めたいという方にぴったりのクレジットカードです。
JCBゴールドカードは、海外旅行傷害保険で最高1億円を補償しています。その他国内旅行やショッピングなどを手厚く補償する保険が付帯されています。また、世界1,100カ所以上の空港でラグジュアリーなラウンジ「ラウンジ・キー」を1回US35ドル(一部空港ラウンジはUS27ドル)で利用ができます。
まとめ
クレジットカードの暗証番号は、不正利用などのセキュリティー対策のために利用されているものです。しかし、簡単な番号にしていると見破られやすい一方で、自ら覚えていられるようなものでなければならないというのは悩ましいところです。もしも暗証番号を忘れてしまった場合、JCBクレジットカードなら「MyJCB」の会員ページからお気軽に照会が可能です。さらにお得なポイントアップサービスも多数取り揃えておりますので、この機会にぜひご検討ください。
注意事項
- 本ページ記載の内容は2021年6月現在のものです。
- また記載内容は予告なく変更となる場合があります。
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