クレジットカードの基本
クレジットカードを再発行する手続き|連絡方法や期間も解説
更新日:2026年5月25日

クレジットカードの紛失・盗難や、特別な事情で使えなくなった場合はクレジットカード再発行の手続きが必要です。この記事では、クレジットカードを再発行するための連絡方法や再発行までにかかる期間などについて説明します。
この記事でわかること
- クレジットカードを再発行する流れ
- クレジットカード再発行の具体的な手続き方法
- クレジットカード再発行の前後にやること
目次
クレジットカードを再発行するのはどのようなとき?
クレジットカードの再発行が必要になるのは、次のようなケースです。
- カードを紛失した場合
- カードの盗難にあった場合
- カードの磁気不良等で、読み取りができなくなった場合
- カードのICチップ部分が破損した場合
- カード情報が外部に流出している場合
- 第三者による不正利用が確認された場合
このうち、カードの磁気不良や破損によって再発行をする場合は番号が変わらないのが一般的です。一方、紛失・盗難や情報流出、不正利用が疑われるケースでは、セキュリティ確保のためにカード番号が変更されます。番号が変わると、登録している支払い方法の更新などが必要になるため注意が必要です。再発行後の手続きについては後ほど詳しく説明します。
また、再発行が完了すると、現在利用中のカードは無効になります。トラブルを避けるためにも、どのケースで番号が変わるのか、どのような手続きが必要になるのかを事前に把握しておくと安心です。
クレジットカード再発行の流れ
クレジットカードの再発行は、以下の流れで進めるとよいでしょう。

- カード発行会社に連絡する
- 警察に届け出る(必要時)※
- 再発行手続きを行う
- クレジットカードの紛失・盗難や、カード情報の外部流出、第三者による不正利用が発覚した場合
1.カード発行会社に連絡する
クレジットカードを紛失したり、盗難にあったりした場合は、ただちにカード発行会社へ連絡しましょう。そのままにしておくと、クレジットカードを入手した第三者に不正利用される可能性があるため、迅速な対応が必要です。
一般的に、クレジットカードの紛失や盗難の受付窓口は、24時間年中無休で対応しており、連絡方法は、アプリやウェブサイト、電話など複数あります。また、クレジットカードの不正利用が疑われる場合、多くのカード会社では、利用明細の通知(または到着)から60日以内に届け出ることが補償の条件となっています。連絡が遅れると補償の対象とならない可能性があるため、一刻も早く連絡しましょう。なお、連絡する際は、身に覚えのない利用明細を確認しながら話をするとスムーズです。
クレジットカードの不正利用の実態
クレジットカードの不正利用は毎年500億円以上発生しています。ご参考までに、以下にクレジットカード不正利用の被害にあった方の状況や被害額をまとめました。
| 期間 | クレジットカード不正利用被害額 | クレジットカードの不正利用被害額の内訳 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 偽造カード被害額 | 番号盗用被害額 | その他不正利用被害額 | ||||||
| 被害額 | 構成比 | 被害額 | 構成比 | 被害額 | 構成比 | |||
| 2020年 (1月~12月) |
253.0 | 8.0 | 3.2% | 223.6 | 88.4% | 21.4 | 8.5% | |
| 2021年 (1月~12月) |
330.1 | 1.5 | 0.5% | 311.7 | 94.4% | 16.9 | 5.1% | |
| 2022年 (1月~12月) |
436.7 | 1.7 | 0.4% | 411.7 | 94.3% | 23.3 | 5.3% | |
| 2023年 (1月~12月) |
540.9 | 3.1 | 0.6% | 504.7 | 93.3% | 33.1 | 6.1% | |
| 2024年 (1月~12月) |
555.0 | 5.9 | 1.1% | 513.5 | 92.5% | 35.6 | 6.4% | |
| 2025年 | (1月~9月) | 416.6 | 6.2 | 1.5% | 388.8 | 93.3% | 21.6 | 5.2% |
| (1月~3月) | 193.2 | 1.8 | 0.9% | 182.9 | 94.7% | 8.5 | 4.4% | |
| (4月~6月) | 121.4 | 1.1 | 0.9% | 113.3 | 93.3% | 7.0 | 5.8% | |
| (7月~9月) | 102.0 | 3.3 | 3.2% | 92.6 | 90.8% | 6.1 | 6.0% | |
参考:日本クレジット協会「クレジットカード不正利用被害額調査」より
2.警察に届け出る
紛失・盗難の場合は、カード発行会社へただちに連絡すると同時に、最寄りの警察への届け出も必ず行いましょう。多くのカード会社では、不正利用の補償を受けるために、警察で発行される「受理番号」の提出が必要になります。遺失物届や盗難届が受理されると、この受理番号が発行されますので、必ず取得してカード発行会社に伝えましょう。
補償の条件はカード会社ごとに異なるため、詳しくはクレジットカードの会員規約を確認しておくとよいでしょう。
3.再発行手続きを行う
JCBの場合、クレジットカードの再発行は、会員専用WEBサービス「MyJCB」または、電話で受け付けています。手続きを行えば、1~2週間で新しいカードをご登録の住所宛てにお届けします。なお、銀行のキャッシュカードなどと一体型のクレジットカードの場合は、カード発行会社での手続きが必要です。手続きの詳しい方法については、以下でご確認ください。
- MyJCBを利用できない場合があります。
クレジットカードを再発行する前にやること
クレジットカードを再発行する手続きのうち、再発行前にやるべきことはクレジットカード決済にしている支払い先の洗い出しです。磁気不良や破損以外の理由でクレジットカードを再発行するときはカード番号が変わるため、自動引き落としとなっている支払い先の変更手続きが必要です。特に、公共料金やサブスクサービスなどの利用料金はクレジットカード決済に設定することが多いため、忘れずに確認しましょう。
■再発行時に気を付けたい、主なお支払い先例
- 携帯電話料金
- 水道、ガス、電気などの公共料金
- インターネット回線の使用料
- 保険料(生命保険や自動車関連の保険)
- 動画やアプリなどのサービス使用料
- ほか、月額支払い型のサブスクサービス使用料
なお、再発行と引き落としのタイミングが重なると決済がエラーになってしまいます。エラーになった場合は、各事業者から送られる払い込み用紙など、別の方法で支払わなければいけません。可能であれば、それぞれの利用料金の引き落とし日までに再発行が完了するようなスケジュールで進めましょう。
また、クレジットカードは、理由によりカード再発行手数料がかかることを認識しておきましょう。再発行せずカードを解約する場合は、クレジットカードの利用残高とポイントも確認しておきます。
クレジットカード再発行後にやること
クレジットカードを再発行した後に行うべき主な作業は、以下の通りです。
- 再発行前に洗い出した支払い先のカード情報を、新しいカード情報へ変更する
- Apple Pay、Google Pay(TM)、Samsung Wallet などに登録しているカード情報を更新する
- 手続きを行う際は、古いカード情報を削除してから新しいカード情報を設定する
これらの手続きを済ませておくことで、支払い遅延やサービスの利用停止といったトラブルを防げます。
また、再発行や解約で不要になったクレジットカードは、ハサミを入れて破棄してください。原則、古いクレジットカードは使用することができませんが、個人情報保護の観点などから、適切に処分するようにしましょう。
紛失・盗難による不正利用の予防策
クレジットカードの紛失や盗難は、誰にでも起こり得るトラブルです。万が一の際に被害を最小限に抑えるためには、日頃から不正利用を防ぐための対策を講じておくことが大切です。ここでは、日常的に実践できる主な予防策を紹介します。
クレジットカード不正利用の予防策
- セキュリティや補償がしっかりしているカードを選ぶ
- 利用明細書をこまめに確認する
- 推測されにくい暗証番号を設定する
- 再発行の手順をあらかじめ確認しておく
それぞれ詳しく解説します。
セキュリティや補償がしっかりしているカードを選ぶ
使われてしまった金額分の補償やセキュリティ対策は、クレジットカードを選ぶときの重要なポイントです。本人認証サービスや不正検知システム、利用通知サービスなど、各社が提供する不正利用防止の仕組みやサービスを確認し、安心して利用できるクレジットカードを選びましょう。
利用明細書をこまめに確認する
日頃から利用明細を確認する習慣を身に付けることも、不正利用の早期発見につながります。カード会社のマイページやアプリで最新の利用状況をチェックし、利用控えや購入履歴と照らし合わせることで、身に覚えのない請求に気付きやすくなります。
推測されにくい暗証番号を設定する
暗証番号については、誕生日や郵便番号など推測されやすい番号を避けることで不正利用のリスクを低減できます。第三者に推測されにくい複雑な番号にしておくことで、カードを拾われたり盗まれたりした際の悪用を避けやすくなるでしょう。
再発行の手順をあらかじめ確認しておく
万が一の紛失時に備え、事前に再発行の手順を確認しておくと安心です。クレジットカード決済を行っているサービスの洗い出しや、再発行依頼に使用できるウェブサイトへの登録等、必要な作業を済ませておくことで、迅速かつスムーズに再発行に対応できます。
クレジットカードの不正利用は、紛失・盗難だけでなく、オンラインでの情報流出など、誰にでも起こり得るリスクがあります。どれだけ注意していても完全に防ぐことは難しいため、カード自体のセキュリティ性能を重視することが重要です。
セキュリティを重視するなら、不正検知システムや本人認証が充実したJCBカードが安心です。
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JCBカードは、万が一のトラブルの際も、24時間年中無休、海外でも通話料無料で、日本語でクレジットカード再発行の手続きを承っています。紛失や盗難による不正利用の被害にあわれた際も、届け出た日から60日前までさかのぼり、それ以降の損害額を補償しており安心して利用いただけます。
- カード会員の方に会員規約違反や故意または過失等がある場合は、本補償の対象とはなりません。
- 会員の家族、同居人など会員の関係者による利用や、関係者が関与した盗難・紛失等による利用は、本補償の対象とはなりません。
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- 掲載内容は予告なく変更となる場合があります。
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よくある質問
-
クレジットカードの再発行にかかる期間はどれくらいですか?
-
再発行にかかる期間は1週間~10日前後です。新しいクレジットカードが届いたら、登録情報を変更する、古いカードを処分するといった手続きを行うようにしましょう。
-
クレジットカードの再発行に必要なものは何ですか?
-
クレジットカードの再発行には、運転免許証やマイナンバーカードといった本人確認書類が必要です。また、専用のアプリや電話で再発行の手続きができる場合もあり、そのような場合は実際に書類がなくても、必要な情報があれば再発行することができます。
JCBカードでは、MyJCBに以下の情報を入力し登録すると、ネット上で再発行の手続きがスムーズに行えます。
登録に必要な情報
- 元のカードの有効期限
- 本会員の生年月日
- メールアドレスまたは携帯電話番号(本人認証のため)
-
クレジットカード再発行中の引き落としはどうなりますか?
-
盗難や紛失といった理由でクレジットカードを再発行する場合は一般的にクレジットカードの番号が変わるため、公共料金や携帯電話料金などこれまで引き落としで支払いを行っていた支払い先には新しいクレジットカードの番号を登録する必要があります。また、磁気不良や破損といった理由でクレジットカードを再発行する場合は、番号が変わらないことが一般的なので、新しく番号を登録する必要はありません。
JCBカードでは、以下の場合に番号が変わります。そのため、カードの磁気不良や破損等による再発行、有効期限到来に伴う新カード発行ではクレジットカードの番号は変更になりません。番号が変更になる場合を確認し、事前に準備しておきましょう。
- カード番号流出懸念の場合
- 悪用発生時のカード差し替え、紛失・盗難による再発行の場合
- カードの磁気不良や破損等による再発行で、お客様が番号変更を希望の場合
- アップグレード・ダウングレードの切り替えの場合
-
クレジットカードの再発行は海外からも可能ですか?
-
はい、多くのクレジットカード会社では、海外からの再発行に対応しています。カードの紛失・盗難や破損といったトラブルの際、現地の状況に合わせて海外からも再発行の手続きを進めることが可能です。ただし、手続き方法や対応スピード、サービス内容はカード会社によって異なります。
JCBカードの場合も、海外から再発行の手続きが可能です。海外でカードを紛失・盗難された場合でも、「JCB紛失盗難受付デスク」が24時間年中無休・日本語でサポートしており、安心して相談できます。状況によっては、海外専用の緊急再発行カードを現地で手配することも可能なため、旅行や出張中でも速やかにカードの再発行を行うことが期待できます。
-
クレジットカードを再発行した場合、不正利用分の補償は受けられますか?
-
多くのクレジットカード会社では、紛失や盗難などによる不正利用の被害に対し、補償制度を設けています。クレジットカードを再発行したかどうかにかかわらず、不正利用の事実が確認されれば補償の対象となることが一般的です。ただし、補償が適用される期間や条件はカード会社によって異なります。
JCBカードの場合も、再発行の有無にかかわらず、不正利用分の補償を受けることができます。JCBカードが万が一不正利用されてしまった場合、JCBへ届け出た日(または紛失・盗難登録完了日)から60日前までさかのぼって、それ以降に発生した不正利用分が補償の対象となります。
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- Apple Payは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
- Google Pay は、Google LLC の商標です。
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「Samsung Galaxy」はSamsung Electronics Co., Ltdの商標または登録商標です。
その他、記載されている会社名、商品名、サービス名称等は、各社の商標または登録商標です。 - 掲載内容は予告なく変更となる場合があります。
- 【監修者】
-
氏名:楠本 学(くすもと まなぶ)
資格:1級ファイナンシャル・プランニング技能士 AFP 証券外務員一種資格金融商品を販売しない独立系ファイナンシャルプランナーとして、資産運用・家計管理・住宅購入・保険見直しなど、次々と押し寄せる不安の波を、お客様の立場に立って将来にわたり安心できるアドバイスを行っている。
FP志望者の育成・教育にも携わっており、FP試験対策本も出版。
日本FP協会主催「CFP30周年記念プロモーション動画コンテスト 最優秀賞受賞」
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クレジットカードの紛失や盗難、破損などが起きた場合は、できるだけ早く連絡し、再発行の手続きを行うことが重要です。初動が遅れると不正利用のリスクが高まるため、「気づいたらすぐに連絡する」という意識を持つことが被害を最小限に抑えるための基本姿勢といえるでしょう。再発行にあたっては、公共料金やサブスクサービスなどの登録情報も更新が必要になる点に注意が必要です。万一の事態に備え、連絡先を控えておく、利用明細をこまめに確認するといった日頃の管理も大切です。本記事を参考に、適切な手順と注意点を押さえ、落ち着いて対応できるよう備えておきましょう。