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メニュー・食材

【飲食店向け】効果的なメニュー作成の方法とは?具体的な手順や顧客理解の重要性を解説!

公開日:2024年11月28日

レストランのメニューイメージ

お客様にとって魅力的なメニューは、人気のある店舗に欠かせない要素のひとつです。外観や内装、雰囲気など、人気店舗になるためにはさまざまな要素が求められるものの、肝心のメニュー内容がいまいちでは意味がありません。

この記事では、お客様に興味を持ってもらうために必要なメニューの作成方法についてお伝えします。また、メニュー作成の一般的な流れも解説しますので、これから店舗を開業する方はぜひ、参考にしてください。

この記事でわかること

  • 飲食店でどれだけメニューが重要であるか
  • お客様にとって魅力的なメニュー作成のポイント
  • ゼロからメニューを作成する流れ

目次

  1. 1 飲食店におけるメニューの重要性
  2. 2 魅力的なメニューを作成するためのポイント(メニュー内容)
  3. 3 魅力的なメニューを作成するためのポイント(メニューの見せ方)
  4. 4 魅力的なメニューを作成するための手順
  5. 5 まとめ

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1 飲食店におけるメニューの重要性

レストランで注文を受けるイメージ

飲食店を経営するうえで、なぜメニューが重要なのか、その理由について解説します。

1-1 集客につながる

まだ来店の経験がないお客様にとって、メニューは店舗を選択するために欠かせない情報の1つです。メニューが魅力的であれば来店の可能性は高まるでしょう。

実際、2024年2月に株式会社トレタが行った「外食に関するアンケート」において、飲食店を選ぶ際に重要視するものでもっとも多いのは「メニュー・商品情報(68.6%)」です。

逆にありきたりであったり、料理の内容をイメージしにくいメニューであったりすれば、お客様の選択肢から外れてしまうかもしれません。

1-2 他飲食店との差別化が可能になる

魅力的なメニューは、他の飲食店との差別化にもつながります。看板になるメニューを作成し、強調すれば自店舗の大きなアピールポイントとなるでしょう。

お客様がメニューにより飲食店を選択する際、ほとんどの場合、2~3店舗のメニューを比較しながら検討します。そのため、これが自店舗のおすすめです!といった看板メニューがあれば、他店舗との差別化になり、選択してもらえる可能性も高まるでしょう。

2 魅力的なメニューを作成するためのポイント(メニュー内容)

お客様にとって魅力的なメニューを作成するには、さまざまな工夫が求められます。具体的には、どのようなメニューを作成するか、そしてもう1つはどのようにメニューを見せるかです。まずは、どのようなメニューを作成するかについて解説します。

2-1 おすすめのメニューをつくる

これから飲食店をオープンする場合、とにかく1つ大きな売りとなるメニューをつくることが重要です。もしかすると、おすすめはいくつもあった方がいいと思われるのではないでしょうか。

しかし、何でもおすすめにしてしまうと、何がおいしいお店なのかが分かりにくくなります。その結果、お客様は「他の飲食店でもいい」と思ってしまうかもしれません。

特にオープン当初はお客様にお店の存在を記憶してもらうことがもっとも重要です。そのため、「これが当店の売りです」とした方がお客様もどういったお店なのかを覚えやすく、「〇〇食べるならあのお店に行ってみよう」となる可能性が高まります。

2-2 日替わり、季節限定、〇食限定など希少感を演出する

日替わりや季節限定メニューの作成、1日〇食限定などメニュー内容に希少感を演出するのも効果的です。

今日しか食べられない、〇日までしか食べられない、早く行かないと売り切れてしまうとお客様に感じてもらうことで、来店につなげることができます。

また、日替わりや季節限定、〇食限定などのメニューは、黒板に書いて店頭と店舗内に設置するとさらに希少感を出すことができます。手書きのメニューは新鮮さも感じられ、お客様の食べてみたいという欲をかき立てる効果が期待できます。

ただし、黒板メニューは変化がないと新鮮さを感じなくなり、飽きられてしまう可能性があるので注意が必要です。

2-3 顧客層に合わせたメニューにする

ターゲットとする顧客層に合わせたメニュー作成も欠かせません。例えば、家族連れをターゲットとするのであれば、お子様が喜びそうなメニューを増やす、10~20代の男性客がターゲットであれば、大盛、特盛を増やすなどです。

ただし、ターゲットとしているお客様が必ずしも自分たちの予測したメニューを注文してくれるとは限りません。ひと口に若い男性といっても、少食の方が多い可能性も十分に考えられます。

そのため、状況に応じてメニューの変更をすることも重要です。前の例でいえば、小盛の追加や、おかずの量が多めでご飯は半分のセットをつくるなど、柔軟に対応するようにしましょう。

3 魅力的なメニューを作成するためのポイント(メニューの見せ方)

居酒屋のメニューイメージ

どれだけ魅力的なメニューをつくっても、見せ方が悪いと気づいてもらえないかもしれません。ここでは、魅力的なメニューをいかにアピールするか、その方法について解説します。

3-1 メニューだけでどのような料理かイメージできる

行ったことのない飲食店でさらに料理のイメージもわかなければ、行ってみようと思う可能性は低くなってしまうでしょう。そのため、メニューだけでもどのような味なのかのイメージができるメニューの見せ方が必要です。

例えば、誰もが知っている「オムライス」でも、「昔ながらの懐かしい味」「ふわとろ卵の優しい味」など味のイメージがわくと安心して入店しやすくなります。

また、日本ではあまりメジャーではない国の料理だと料理名だけではまったく味のイメージがわきません。

そのため、「今朝採れ立ての〇〇(材料名)をふんだんに使ってつくりました」「〇〇(国名)の唐揚げと呼ばれています」など材料や味のイメージを詳細に伝えましょう

3-2 料理ごとにメリハリをつけたメニューにする

ご飯・麺類・一品料理・飲み物などのカテゴリや、おすすめ・定番といった切り口別にメリハリのついたメニューにするのもよいでしょう。

例えば、おすすめはトップにわかりやすく大きく書く、定番メニューは真ん中に見やすいフォントで書くといった切り分けは効果的です。

ただし、色やフォントを多く使い過ぎると見にくくなる可能性があるため、おすすめや限定以外は抑えめかつ見やすい色、フォントにするのがおすすめです。

3-3 なじみのない料理は写真を入れる

海外の料理や国内の料理でも、特定の地域だけで食べられているような一般的になじみのない料理は、言葉だけで説明しても限界があります。そこで、メニューに完成写真を入れ、味のイメージがしやすくなる工夫が必要です。

なお、料理写真について詳しくは後述しますが、写真の出来次第でおいしい料理もまずそうに見えてしまう可能性があるため、撮影には注意してください。

3-4 詳細な説明を一品ごとに記載しない

料理名だけでわかりにくい場合、言葉や写真での説明が必要ではあるものの、あまり説明し過ぎるとかえってお客様が迷ってしまい1つに絞り切れなくなる場合があります。

例えばイタリアンレストランであれば、パスタのカテゴリ全体で1つの説明、ピザのカテゴリ全体で1つの説明とするぐらいが適当です。そのうえで、一品ごとの説明を最小限に抑えれば、メニューが見やすくなり決めやすくなるでしょう。

3-5 インバウンドを意識する場合、複数言語のメニューを用意する

海外のお客様をターゲットとしている場合、複数言語のメニューを用意するのはもちろん、それ以外にもすべての料理にナンバリングすると注文しやすくなります。

また、特徴のあるメニューには英語でひと言記載することで、さまざまな地域からいらっしゃったお客様にも対応しやすくなるでしょう。具体的には次のような記載がおすすめです。

記載例 意味
Popular 人気の品
Local その地域ならではの品
Vegan 植物性食材のみの品
Seasonal 季節限定の品
Recommend おすすめの品

4 魅力的なメニューを作成するための手順

実際に魅力的なメニューを作成させるための手順について、順を追って解説します。

4-1 メニューを作成する方法を決める

まず、パソコンで作成するか、手書きにするか、手書き風デザインで作成するかを決めましょう。

デザインセンスに自信がない場合はテンプレートが豊富に揃っているパソコンがおすすめです。手書き風の味わいを出したい場合はプロに依頼するのもよいでしょう。

また、暖かみを出したい場合、通常メニューはパソコンで作成し、黒板、張り紙メニューを手書きにするのもよい方法です。飲食店のイメージや店舗の雰囲気で最適な方法を選択してください。

4-2 メニュー表の種類を決める

1枚でパウチやクリアフォルダーに入れる、見開きタイプやブックタイプにするなどメニュー表の種類も豊富です。メニューの作成方法と合わせて、違和感のないよう選択しましょう。

例えば、町中華のような気軽に入れる店舗であれば1枚タイプ、高級フレンチであればブックタイプなど店舗のイメージに合わせて選択するのがポイントです。

4-3 説明文や画像を用意する

料理の説明文や完成写真を入れる場合は、画像も用意しなくてはなりません。画像によっておいしさのイメージはかなり左右されるため、自信がない場合はプロに依頼するようにしましょう。

もし自身で撮影する場合は、できるだけ高画質にして、メニューに印刷した際にぼやけたりしないよう注意が必要です。背景やライティング(光の当て方)、料理を乗せる皿なども意識して撮影することで、料理がよりおいしく見えるようになります。

4-4 レイアウトを決め料理名・説明文・画像を入れる

選択したメニュー表の種類に料理名・説明文・画像をどのようにレイアウトするかを検討し、決まったら実際に記載していきます。

レイアウトはお客様が実際にメニューを決めるうえで重要な要素となるため、十分に検討してください。

特に画像を入れる場合、1ページに料理を並べ過ぎない、画像に説明文や料理名が被らないようにすることに注意しましょう。お客様が楽しく料理を選べるようなレイアウトを考えましょう。

4-5 必要枚数を印刷する

レイアウトを決めたら、テーブル、席数に合わせて必要な枚数を印刷して完成です。

4-6 見てもらいやすい情報掲載や導線を確保する

完成したメニューは、店内だけではなく、SNSやGoogleビジネスプロフィールにも掲載し、来店前にもメニューを見てもらえるよう、工夫をしましょう。Instagram等におすすめメニューや日替わりメニューを掲載するのもおすすめです。

InstagramやGoogleビジネスプロフィールで店舗のメニューを見てもらって食べてみたいと思ったとしても、導線がないと忘れられてしまう可能性もあります。そこでおすすめなのが、「JCB飲食店集客応援パッケージ」です。

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5 まとめ

多くの飲食店経営者の方は、料理や内装などには気を使うものの、メニュー内容がお客様のニーズに合っていなかったり、メニュー表も有りもののテンプレートを使って簡単に作成するケースも少なくありません。しかし、多くのお客様がメニューを店舗選びや料理選びの参考にしています。

そのため、料理や内装以上にメニューを重視し、販促ツールとして作成することが重要です。この記事でポイントをおさえ、こだわりのメニュー作成を実現させましょう。

※Google は Google LLC の登録商標です。
※InstagramはMeta Platforms, Inc.の登録商標です。

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