クレジットカードを便利に活用する
家賃はクレジットカード払いできる?確認方法とメリットを紹介
更新日:2023年2月24日
「家賃は口座引き落としや銀行振込で支払うもの」というイメージを持っている方が多いかもしれませんが、クレジットカード払いに対応した物件も多数存在します。家賃をクレジットカード払いにすると、ポイントが還元されたり、家計管理がしやすくなったりと、さまざまなメリットがあります。
この記事でわかること
- 家賃をクレジットカード払いできるかどうか確認する方法
- 家賃をクレジットカード払いにするメリットと注意点
- 家賃の支払いにおすすめのクレジットカード
物件によっては家賃をクレジットカード払いできる
一部の物件では、家賃のクレジットカード払いに対応しています。
従来は、家賃をクレジットカードで支払えないケースが多くありました。家賃の支払いが口座引き落としや銀行振込の場合、必要な手数料は入居者側が負担しますが、クレジットカード払いでは貸主側が手数料を負担する必要があるためです。
しかし、近年は貸主側がクレジットカード払いに対応するケースが増えています。入居者の利便性が向上し、ほかの物件と差別化できるだけでなく、家賃滞納のリスクを軽減できるからです。
また、毎月の家賃以外にも、敷金礼金などの入居時一時金(敷金、礼金、仲介手数料など)をクレジットカードで支払えるケースもあります。
家賃をクレジットカード払いできるかどうか確認する方法
家賃をクレジットカードで支払えるかどうかは、次の3つの方法で調べられます。
- 大家さんに問い合わせる
- 物件の管理会社に問い合わせる
- 不動産会社サイトでクレジットカード決済可の物件を調べる
家賃を口座引き落としや銀行振込で支払っている場合は、大家さんや物件の管理会社に問い合わせてみましょう。クレジットカード払いに変更できる可能性があります。
クレジットカード払いができる物件に引っ越しを検討している場合は、不動産会社が運営するウェブサイトの物件検索機能が便利です。物件を検索する際に「支払い方法」で「クレジットカード」を検索条件に追加すれば、クレジットカード払いが可能な物件だけを絞り込むことができます。
ただし、不動産会社によっては特定のクレジットカードの種類しか支払いに対応していない場合があります。利用できるクレジットカードについては、不動産会社に問い合わせましょう。
クレジットカードで家賃を支払うメリット
クレジットカードで家賃を支払うメリットは、次の4点です。
ポイントがたまる
クレジットカードで家賃を支払えば、利用代金に応じたポイントを獲得できます。家賃は毎月数万円になり、まとまった金額を支払うので、普段の買い物よりポイントもたまりやすくなるでしょう。たまったポイントはクレジットカード利用代金の支払いやキャッシュバック、商品との交換などに使えます。
ただし、クレジットカード会社によっては、家賃の支払いがポイント加算の対象とならない場合もあります。事前に確認しておきましょう。
家計管理がしやすい
クレジットカード払いをすると、ウェブ上の利用明細で「いつ」「どこで」「いくら使ったのか」が一目でわかります。家賃を含め、生活に関する出費を1枚のクレジットカードにまとめておけば、利用明細を家計簿の代わりに使えます。手書きの家計簿にかける時間や記入ミスがなくなるため、より家計管理がしやすくなるでしょう。
さらに、ウェブ上の利用明細はスマートフォンやパソコンなどからいつでも確認できる点もメリットです。こまめに明細を確認することで、使い過ぎの防止につながります。
支払いのタイミングをずらせる
口座引き落としの場合は、家賃の引き落とし日までに口座にお金を準備しておかなければなりません。一方、クレジットカードの場合はシステム上後払いとなるので、家賃の引き落とし日ではなく、「カードの引き落とし日」に出費の時期をずらすことが可能です。そのため、家賃の引き落とし日に現金が不足していても家賃を支払うことができます。
引っ越しをして間もないときや急な出費で現金に余裕がないときは、引き落としのタイミングがずれることで金銭面で余裕が生まれることもあるでしょう。
振込作業を省ける
クレジットカード払いにすれば、家賃が自動で支払われるため、納入通知書を持ってコンビニや金融機関に行く必要がありません。振込時に支払っていた手数料の支払いも不要です。
振り込み作業がなくなれば、支払いをうっかり忘れてしまうことも防止できるでしょう。
クレジットカードで家賃を支払うときの注意点
クレジットカードで家賃を支払うときには、次の3点に注意しましょう。どれも事前に対処できます。
口座残高が不足しないようにする
カードの引き落とし日に十分な残高が口座にないと、振り替えができなくなってしまいます。一時的にカードが利用停止されたり、遅延損害金が発生したりする場合があるので注意しましょう。
また、一度の入金の遅れでも信用情報に記録され、新しいクレジットカードや各種ローンに申し込んだときの審査に影響する可能性があるので注意しましょう。
口座残高の不足を防ぐために、クレジットカードの会員専用アプリや会員ページで「引き落とし日前の通知」を設定し、残高を確認するとよいでしょう。給料が振り込まれる口座とクレジットカード利用代金の引き落とし口座を同じにして、残高不足を防止するのもおすすめです。
残高不足でクレジットカードの引き落としができなかったときの対処法
利用可能枠(限度額)を確認する
利用可能枠とは、クレジットカードで使える金額の上限のことで、設定された金額を超えた使用はできません。同じ種類のクレジットカードでも、利用可能上限は人によって異なります。家賃以外で利用可能枠いっぱいまで利用している場合、枠が足りずに家賃が引き落とせない可能性があります。
今後、家賃をクレジットカード払いにするなら、利用可能枠に余裕があることを確認しておきましょう。もし枠が足りない場合は、クレジットカード会社に増枠申請をすることが可能です。ただし、増額申請には必ず審査が行われます。審査の結果、希望を下回る額が設定されたり、増枠が認められなかったりする場合もあるので、注意しましょう。
クレジットカードの限度額とは?仕組みと増枠する方法を解説
家賃がポイント付与の対象とならないカードもある
一部のクレジットカードやリボ払い専用カードでは、家賃の支払いがポイント付与の対象とならない場合があります。支払いに使用したいクレジットカードが、家賃の支払いでポイントがたまるかどうかを事前に確認しましょう。
家賃の支払いにもおすすめのJCBカード
JCBカードは、月額家賃や入居時一時金(敷金、礼金、仲介手数料など)の支払いに利用できます。いつでもウェブ上で利用明細を確認できるため、家計管理もしやすくなるでしょう。
また、JCBには「口座残高表示サービス」があります。カードご利用代金の引き落としに設定している口座残高をMyJCB上で確認できるので、口座残高の不足を未然に防ぐことが可能です。
ポイントがたまりやすいJCB カード W
JCB カード Wは高校生を除く18~39歳限定で申し込める、年会費が永年無料のクレジットカードです。39歳までに入会しておけば、40歳以降も年会費が永年無料で利用できます。コストを抑えておトクにクレジットカードを利用したい方にぴったりです。
JCB カード Wは、JCBカードのなかでも特にポイント還元率が高いのが特徴です。国内・海外のどこで利用しても、Oki Dokiポイントが2倍たまります。JCBオリジナルシリーズパートナーで利用すればさらにポイントが高還元になり、おトクに買い物ができます。
- 1 スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージ、Starbucks eGiftが対象です。店舗でのご利用分・入金分はポイント倍付の対象となりません。
- 2 Amazon、Amazon.co.jpおよびそれらのロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標または登録商標です。
- 3 一部対象とならない店舗があります。法人会員の方は対象となりません。日本国内に限ります。
- JCB カード Wを利用するとカード特典の+1倍が加わるため、上に記載のポイント倍率が適用されます。
- 掲載内容は予告なく変更となる場合があります。
ポイント倍率は2024年8月時点の情報です。
事前にポイントアップ登録が必要です。優待店により特典・条件等が異なります。最新情報はJCBオリジナルシリーズサイトをご確認ください。
たまったポイントは他社ポイントやマイルに移行できるほか、1ポイント3円でキャッシュバックも可能です。Amazon.co.jpでの買い物では、ポイントの移行手続きをすることなく、1ポイント3.5円分で利用できます。
- ポイント移行商品などの申し込み可能ポイントは商品により異なります。
JCBを代表するスタンダードなカードJCB カード S
年会費無料で優待も充実している「JCB カード S」が新登場!
JCB カード Sは、18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方、または高校生を除く18歳以上の方が申し込みできます。
年会費は永年無料なので、初めてのクレジットカードや2枚目のクレジットカードにおすすめです。
JCB カード Sは年会費が無料なうえに、充実した優待サービスがついています。「JCB カード S 優待 クラブオフ」は、国内外20万ヵ所で利用できる割引優待サービスです。グルメ、レジャー、映画館やカラオケなどのエンタメ、ホテル、テーマパークなどで割引を受けることができます。
他にも、パートナー店での最大20倍のポイントアップ、旅行傷害保険やJCBスマートフォン保険をはじめとした各種保険も付帯しています。
いまなら新規入会限定のおトクなキャンペーンも実施中!
よくある質問
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家賃をクレジットカードで支払うことはできますか?
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不動産会社によっては、家賃をクレジットカードで支払える物件もあります。まずは不動産会社に確認してみましょう。
ただし、家賃がクレジットカード払いに対応していたとしても、貸主から指定されたクレジットカードでしか支払えない場合があります。対応しているカードの種類まで確認しておきましょう。
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家賃の支払いでクレジットカードのポイントをためることはできますか?
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一部のクレジットカードを除き、ポイントをためることが可能です。ただし、カード会社によっては家賃の支払いがポイント付与の対象とならない場合もあります。家賃の支払いに利用するカードのポイント制度を事前に必ず確認しましょう。
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家賃以外にもクレジットカード払いできるものはありますか?
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生活費に関するものであれば、水道代、ガス代、電気代などの公共料金の支払いが可能です。日々の買い物や公共料金の支払いを1枚のクレジットカードにまとめれば、家計管理がしやすくなります。
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家賃をクレジットカード払いできるか調べる方法はありますか?
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家賃をクレジットカード払いできるかは、次の3つの方法で調べられます。
- 大家さんに問い合わせる
- 物件の管理会社に問い合わせる
- 不動産会社サイトでクレジットカード決済可の物件を調べる
問い合わせの際は、支払いに利用したいクレジットカードの対応可否も確認しましょう。
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- 【監修者】
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氏名:高柳政道(たかやなぎ まさみち)
資格:一級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP、DCプランナー2級一級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得後、2020年5月に金融コラムニストとして独立。企業に属さないFPとして投資商品の選び方を中心に情報を発信。
資産運用・生命保険・相続・ローンなど、多岐に渡るジャンルの執筆及び監修業務を手掛け、関わった記事数は500を超える。
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