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基礎知識

カードローンの年齢制限は?申し込み時の注意点や審査のポイントを紹介

更新日:2024年3月4日

カードローンの年齢制限は?申し込み時の注意点や審査のポイントを紹介

カードローンを利用する際には年齢制限が設けられています。多くの場合「20歳から一定の上限年齢」が制限とされていますが、金融機関によって異なります。

なお、年齢制限の上限年齢に近い場合は、金融機関によっては年金収入以外の収入がないと申し込みが難しい場合もあります。利用を検討する前に、条件を確認しておきましょう。

この記事でわかること

  • カードローンの年齢制限
  • 上限年齢に近い人がカードローンを利用する際の注意点
  • 年齢制限を満たしていても審査落ちになる原因

カードローンの申し込みには年齢制限がある

一部の金融機関では、2022年4月の成人年齢の引き下げにあわせて、下限年齢を20歳から18歳に変更していますが、申し込み時の年齢が20歳以上の人がカードローンを利用できるのが一般的です。

一方、上限年齢は金融機関によって大きく異なります。特に、「未満」「以下」「まで」などと表記によって対象範囲が異なるため、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。

~未満

その数字は含まない
例)60歳未満=60歳は申し込みできない

~以下/~まで その数字を含む
例)60歳以下= 60歳も申し込みできる

消費者金融と銀行カードローンでは年齢制限が異なることが多い

年齢制限の範囲は、金融機関によって異なります。

たとえば、消費者金融が提供するカードローンでは「20歳以上69歳以下」、銀行が提供するカードローンでは「20歳以上65歳以下」と定めていることが一般的です。

なお、同じ銀行グループであっても、サービスによって年齢制限が異なる場合があるため、利用前に必ず確認するようにしましょう。

年齢制限なしのカードローンは存在しない

どのような中小の消費者金融でも、必ず年齢制限が設けられています。

「年齢制限なし」といった文言で提供されているカードローンは、貸金業法を無視した闇金業者である可能性が高いため、利用しないようにしましょう。闇金業者を利用してしまうと、法外な高い利息を請求されたり、強引な取り立てを行われたりする可能性があるため、危険です。

成人の18歳でも高校生は利用できない

年齢制限の下限年齢を20歳からとしている金融機関が多いなか、成人年齢の引き下げにあわせて18歳から利用可能としている金融機関もあります。

ただし、そのような金融機関であっても、高校生(定時制高校生・高等専門学校生なども含む)は申し込みできないとしています。

80歳まで利用できるカードローンもある

年齢制限の上限が高くても69歳としている金融機関が多いなか、80歳まで申し込みできるカードローンもあります。

高齢になると、医療費や冠婚葬祭費など予期せぬ出費も増えていきます。高齢になっても利用できるカードローンがあると心強いでしょう。いざというときに備えて、申込条件を確認しておきましょう。

上限年齢に近い人がカードローンを利用する際の注意点

年齢制限の上限年齢に近い人は、カードローンを利用する際に以下の注意点を押さえておく必要があります。

  • 利用中に上限年齢に達したら追加の借り入れ・更新ができない
  • 年金以外の収入がないと申し込めないことが多い
  • 違法に貸し付けをしている闇金に手を出すと返済額が膨れ上がる危険性がある

利用中に上限年齢に達したら追加の借り入れ・更新ができない

すでに契約済みの人でも、カードローン会社が定める上限年齢に達すると、契約を更新できないため、追加で借り入れることができなくなります。

もし追加で借り入れたい場合は、上限年齢に達する前に借り入れましょう

なお、契約途中で上限年齢に達したからといって、利用残高の一括返済を求められることはありません。

年金以外の収入がないと申し込めないことが多い

多くの金融機関では、65歳以上の借り入れが可能であっても、収入が年金のみである場合は申し込めません。

ただし、アルバイトや自営業をしていたり、マンションやアパート・駐車場などの不動産収入があったりなど、年金以外に安定した収入があれば申込可能です。

収入が年金のみであっても借り入れしたい場合は、年金収入のみでも申込可能のカードローンや、シニア向けのフリーローンなどの他の融資サービスを検討しましょう。

違法に貸し付けをしている闇金に手を出すと返済額が膨れ上がる危険性がある

年齢制限なし・審査なしのカードローンは存在しません。

「審査なしで即日融資」「年齢制限なしで借り入れ可能」などと謳っている金融機関は、違法に貸付業務をしている闇金である可能性が高いです。違法な金融機関からお金を借りることは、避けましょう。

なお、違法な闇金かどうかは、金融庁の貸金業者検索サービスに登録されているかどうかでわかります。

年齢はカードローンの審査でやや不利になる可能性がある

年齢が低過ぎたり高過ぎたりする場合は、返済能力が低いことが予想できるため、カードローンの審査がやや不利になることがあります。

たとえば、下限年齢に近い年齢の人は、「勤務年数が少なく収入が安定していない」と判断され、一方で上限年齢に近い人は、「定年退職によって収入が安定していない」と判断される可能性があります。

ただ、審査では年齢だけが見られるわけではありません。信用情報や他者からの借り入れ有無など他の観点でマイナスがなければ、審査に通る可能性があります。

年齢以外のカードローン申込条件は「継続安定した収入がある」こと

多くのカードローンでは、年齢制限の他に「継続安定した収入があること」を申込条件としています。

たとえば、年齢制限内の主婦(主夫)や学生も、アルバイト・パートなど安定した収入があれば申し込める場合があります。一方で、年金収入のみの人は申し込めない場合が多いです。申込条件は、カードローン会社によって細かく異なるため、各社の公式WEBサイトなどであらかじめ確認しておきましょう。

なお、年齢制限や安定した収入は、あくまでも申込条件であるため、審査に必ず通るとは限りません。

年齢制限を満たしていても審査落ちになる原因

年齢制限を満たしていても審査落ちになる3つの原因

年齢制限を満たしていても審査に落ちる可能性は十分にあります。ここからは、審査落ちになる原因を紹介します。

総量規制(年収の3分の1)を超えた借り入れをしている

総量規制とは、金融機関に対して申込者の年収の3分の1を超える貸付を禁止する制度のことで、貸金業法によって定められています。

たとえば年収300万円の場合、金融機関から合計100万円を超える借り入れはできません。1社ごとに100万円ずつ借りられるのではなく、すべての会社からの借入額の合計額が年収の3分の1までです。

年収300万円のAさんの場合

総量規制を超えた金額を申し込んだ場合や、申し込み時点で他の金融機関から年収の3分の1に近い借り入れをしていた場合などは、年齢制限や安定収入の申込条件を満たしていても、審査に通らない可能性があります。

過去に遅延・延滞歴がある

過去に、各種ローンやクレジットカードなどで支払いを遅延・延滞した経験があると、信用情報に傷が付くため、審査に通らない可能性があります。

信用情報とは、過去から現在までのローンの申込状況や入金遅れの有無などを含む返済状況といった金融に関する個人情報のことです。

信用情報機関に信用情報がたまる仕組み

カードローンの審査では、信用情報を管理している信用情報機関に申込者の信用情報を照会し、返済能力などを確認しています。その結果、申込者の返済能力がないと判断された場合は、審査落ちする可能性があります。

安定した収入がない

アルバイトやパートなどの非正規雇用の場合、正社員に比べると「収入が安定していない」と判断され、審査を通過できなかったり、借り入れできる金額が減ったりする可能性があります。

ただし、審査では収入以外に借入履歴や職業、雇用形態、年齢など複数の要素が総合的に判断されるため、収入が不安定な場合でも、他の要素でのマイナスがない場合は、審査に通過する可能性はあります。

クレジットカード会社のJCBが提供するカードローン「FAITH」

「FAITH」は、クレジットカード会社のJCBが提供するカードローンです。

FAITHの申し込み対象者は「20歳以上58歳以下で、ご本人に毎月安定した収入のある方」で、学生やパート、アルバイトの方は利用できません。

JCBが提供するカードローンFAITHには、以下の特徴があります。

  • 特徴1.金利4.40~12.50%でキャッシングサービスより低金利(JCB比)
  • 特徴2.申し込みや借り入れ、返済の流れもわかりやすい
  • 特徴3.年会費は無料だから維持費の負担がない

また、初めて借り入れする場合、借入先の選び方に迷うこともありますが、名前がよく知られている大手ブランドを選ぶのも選択肢のひとつです。

特徴1.融資利率(金利)4.40~12.50%でキャッシングサービスより低金利(JCB比)

FAITHの融資利率(金利)は、キャッシングリボ払いでも最大で12.50%。JCBクレジットカードのキャッシングリボ払い(金利15.00~18.00%)と比較すると、FAITHのほうが低金利で借り入れが可能です。

また、5万円までの借り入れであれば、キャッシング1回払いで5.00%と、FAITHのキャッシングリボ払いに比べてさらに低金利であるため、「来月には返せるので今月少しだけ借り入れしたい」ときに便利です。

さらにFAITHでは、対象利用期間内のキャッシングリボ払いの利息分がキャッシュバックされるキャンペーンを実施しています。「少しでもおトクにカードローンを利用したい」「利息を少なくしたい」人に向いているキャンペーンなので、ぜひチェックしてみてください。

最大2.5ヵ月分の利息が実質0円になるキャンペーン情報はこちら

特徴2.申し込みや借り入れ、返済の流れもわかりやすい

FAITHの申し込みから借り入れまでの流れは以下の通りです。

FAITH申し込みの流れ

契約後は、WEBまたは電話の申し込みで、最短数十秒で登録した口座に希望額が振り込まれるキャッシング振り込みサービスを利用できます。

キャッシング振り込みサービス

特徴3.年会費は無料だから維持費の負担がない

FAITHは年会費無料のため、カードを持っているだけならお金はかかりません。

万が一の場合に備えてカードを持っておけば、入院や事故などの急な出費に備えることもできます。

カードローンを無理なく利用するためには借入額と返済計画が重要

年齢制限の上限や下限に近い場合や、初めて利用する場合は、借り入れに対して不安があるかもしれません。

そこで、ここからは、カードローンを無理なく利用するためのポイントを解説します。

借入額を必要最小限に抑えて返済期間を長期化させない

カードローンは、利用可能枠(限度額)の範囲内で借り入れできるため、つい必要以上の金額を借りてしまうことがあります。

追加で借り入れしたり、多めの借り入れをしたりすると、返済期間が長くなってしまいます。
特に高齢者の場合は、年齢を重ねるほど病気にかかりやすく、急な入院など予期せぬ事態が起こった場合に返済が滞る可能性が高いため、返済期間を長期化させないことが大切です。

借り入れる際は必要最小限の額にとどめて、無理なく返済ができるようにしましょう。

あらかじめ将来の収入やライフプランを考慮した返済計画を立てておく

カードローンを無理なく利用するためには、毎月の返済額や利息額、完済時期などを事前に把握しておく必要があります。
完済までの計画は、各社の「返済シミュレーション」を活用すると簡易的に算出できるので、申し込み前に確認しておきましょう。

JCBのシミュレーション

よくある質問

カードローンの年齢制限はありますか?

年齢制限は必ずあります。もし「年齢制限なし」などと書かれている場合は、貸金業法を無視した闇金業者である可能性が高いです。
犯罪被害やトラブルに巻き込まれる危険性があるため、利用しないようにしましょう。

カードローンは何歳から何歳まで利用できますか?

20歳から69歳としているのが一般的です。金融機関によって異なるため、自身が年齢制限の範囲内であるか、各社の申込条件を確認しましょう。

年齢はカードローンの審査に影響しますか?

年齢制限の上限や下限に近い場合は、審査に不利に影響する可能性もあります。年齢が低過ぎたり高過ぎたりする場合、勤続年数の少なさや退職年齢であることから、返済能力が疑われる可能性があるためです。

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監修者 小宮崇之
【監修者】

氏名:小宮崇之(こみや たかし)
資格:CFP(R)(公認ファイナンシャルプランナー)、TLC(生命保険協会認定FP)、損害保険プランナー、証券外務員一種、日商簿記検定2級

大学卒業後、信用金庫に入社。お客様と接する中で、中立的な立場によるアドバイスの必要性を感じ、保険代理店として独立することを決意。保険会社の代理店営業職、保険会社の研修生を経て2020年9月に保険代理店を設立。保険代理店の実務経験を活かした執筆業や講師業にも積極的に取り組んでいる。

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