ページの先頭です

クレジットカードの基本

タッチ決済のやり方とは?クレジットカード・スマホでの支払い方法と伝え方

更新日:2025年9月24日

タッチ決済のやり方とは?クレジットカード・スマホでの支払い方法と伝え方

タッチ決済とは、決済端末にカードやスマホをかざすだけで支払いが完了する非接触型の決済方法です。レジでの支払いがスムーズになる便利な仕組みですが、利用したことがない方や、やり方がわからない方もいるでしょう。

タッチ決済の方法やメリット、知っておきたい注意点などを理解したうえで便利に活用していきましょう。

この記事でわかること

  • タッチ決済を利用するメリットと注意点
  • タッチ決済のやり方
  • タッチ決済が使える店舗の見分け方

ポイント高還元率のクレジットカード

JCBオリジナルシリーズ キャンペーン実施中

詳しくはこちら

タッチ決済とは

タッチ決済とは

タッチ決済とは、非接触型の決済方法であり、コンタクトレス決済(非接触型決済)とも呼ばれています。

タッチ決済を利用すれば、店舗のレジ端末にクレジットカードやスマホなどをかざすだけで支払いが完了します

タッチ決済には2種類ある

タッチ決済には、大きく以下の2つの種類があります。

  • クレジットカードのタッチ決済
  • スマホのタッチ決済

タッチ決済の2つの種類

クレジットカードのタッチ決済

クレジットカードのタッチ決済は、JCBやVisa、Mastercardなどの国際ブランドが展開しているサービスです。国際ブランドとは、クレジットカードの支払いシステムを持つブランドを指します。

カードにタッチ決済対応マーク(リップルマーク)がついているかどうかで、タッチ決済が使えるクレジットカードかどうかを見分けられます

タッチ決済対応マーク

スマホのタッチ決済

スマホのタッチ決済は、スマホをかざして買い物ができたり、改札を通れたりする端末であれば利用が可能です。
iPhoneは「Apple Pay」、Android(TM) は「Google Pay(TM)」、Samsung Galaxy スマートフォンなら「Samsung Wallet」にクレジットカードを登録してタッチ決済を行います。カード会社によっては対応できない場合があるので事前に確認しましょう。ます。カード会社によっては対応できない場合があるので事前に確認しましょう。

Apple Pay、Google Pay の登録方法や詳しい設定方法は、こちらの記事をご覧ください。

ポイント高還元率のクレジットカード

JCBオリジナルシリーズ キャンペーン実施中

詳しくはこちら

タッチ決済のやり方

ここでは、クレジットカードを利用したタッチ決済の方法を説明します。

基本のやり方

タッチ決済は、以下の3ステップで利用できます。

  1. 対応マークがあるか店舗で確認
  2. 有人レジの場合はタッチ決済したい旨を伝える
  3. カードを決済端末にかざして支払い完了

タッチ決済のやり方

まず、店舗がクレジットカード払い、かつタッチ決済に対応しているかどうかを確認します。レジ付近に、対応している支払い方法が掲示されていることが多いですが、不明な場合は店舗のスタッフに確認してみましょう。

タッチ決済に対応している場合は、会計時に「タッチ決済で」と伝え、店舗のスタッフから指示があったら、レジの決済端末にカードをかざします。支払いOKの状態になると端末が光り、決済が完了すると音が鳴ったり、レジ画面に「支払い完了」が表示されたりします。

スマホのタッチ決済の設定方法

スマホでタッチ決済するためには、自分のiPhoneまたは Android に事前にクレジットカードを設定する必要があります。

iPhoneの場合は、AppleのWalletアプリに使いたいクレジットカードを設定します。Apple Watchにクレジットカードを設定する際は、ペアリングしているiPhoneのApple Watchアプリから設定を行います。
Androidの場合は、Google ウォレット(TM) アプリをダウンロードして Google Pay で設定が必要です。Google Pay に設定する場合は、クレジットカード会社が提供するアプリ内の案内に従って設定します。カード発行会社によって設定方法が異なるため、ウェブサイトで確認しましょう。

Samsung Galaxyスマートフォンでは、Samsung Wallet アプリをインストールし、支払いに使うクレジットカードの登録を行います。

ポイント高還元率のクレジットカード

JCBオリジナルシリーズ キャンペーン実施中

詳しくはこちら

タッチ決済のメリット

タッチ決済には、利用者にとって多くのメリットがあります。代表的なものとしては、以下の4つがあげられます。

  • 支払いがスムーズになる
  • 電車やバスでも使える
  • セキュリティ対策になる
  • タッチ決済限定の特典が受けられる

以下で詳しく見ていきましょう。

支払いがスムーズになる

クレジットカードは、お金を出したり、小銭を数えたりする必要がないので、現金に比べてスムーズに支払えます。さらに、タッチ決済は決済端末にカードをかざすだけなので、カードを差し込む方法よりも時間を短縮できます。また、一定金額未満の支払いであればPIN(暗証番号)の入力などの本人確認が必要ないため、よりスムーズです。

電車やバスでも使える

近頃、タッチ決済で公共交通機関を利用できるケースが増えています。タッチ決済であれば現金がなくてもスムーズに支払えるため、事前に切符を買ったり、バスの車内で両替したりせずに済みます。

国内の対象路線が広がっていることに加えて、海外の公共交通機関にも対応しており、利用した分のポイントがたまるためおトクです。

公共交通機関でのタッチ決済について

電車でのタッチ決済

クレジットカードのタッチ決済で運賃が支払える公共交通機関が広がっています。たとえば、2025年3月には東京都にあるゆりかもめ線の全駅で導入が開始されました。
交通系ICカードの持ち歩きやチャージが不要になり、カードをかざすだけで乗車できるのは大きな進歩です。財布の中のカードを減らせることで、日々の持ち物もスッキリするでしょう。
また、交通費の支払いがクレジットカードのご利用代金明細に集約されるため、家計簿をつけていない人でも「交通費の見える化」が進められます。さらに、ポイント還元を受けられるカードを選べば、おトクさも加わります。
まだ一部の駅しか対応していないケースや、導入を検証中の路線も多いものの、将来的には、クレジットカード1枚で買い物も移動もスマートに決済できる時代が到来しそうです。

張替 愛
AFP・2級ファイナンシャル・プランニング技能士
張替 愛

セキュリティ対策になる

タッチ決済は自分で決済端末にかざすだけなので、クレジットカードを人に手渡す必要がありません。そのため、クレジットカード番号、PIN番号などの情報が漏えいするリスクを軽減できます。

また一定金額未満の支払いであればPIN(暗証番号)の入力などの本人確認が不要なため、第三者に盗み見られる危険性もありません。ありません。

タッチ決済限定の特典が受けられる

なかには、タッチ決済限定の優待が設けられているカードもあります。特典の有無や内容はカード会社により異なりますが、タッチ決済を利用すると通常よりもポイント還元率が高くなったり、利用代金がキャッシュバックされたりすることがあります

タッチ決済限定の特典を受ける場合、差し込みタイプのクレジットカード決済は対象とならないので注意しましょう。は対象とならないので注意しましょう。

JCBならカード盗難紛失時でも安心

タッチ決済では、一定金額少額の支払いであれば暗証番号を求められることはありません。そのため、万が一クレジットカードやスマホを落として紛失した場合、第三者がそのまま使えてしまうため、不正利用される可能性があります。不正利用される可能性があります。

カードを紛失したときは、ただちにカード会社に連絡して利用停止の手続きを行いましょう。スマホを落とした際も、遠隔操作での機能停止、または回線の停止や紛失モードに設定するなど各携帯電話会社での所定の方法による対策が必要です。また、スマホの場合は、事前に生体認証や画面ロックを設定しておくとよいでしょう。

JCBでは、カードを紛失しても、24時間365日オンラインおよび電話にて利用停止の届け出が可能なため、早急な対応により不正利用を抑えることができます。また、第三者に不正利用されてしまっても、紛失・盗難の連絡をすることで、届け出日から60日前以降の損害額の補償を受けられます。

  • 会員の方に会員規約違反や故意または過失などがある場合は補償の対象となりません。
  • 補償の対象は、クレジットカードご利用分のみです。

タッチ決済が使える店舗

タッチ決済は、コンビニやショッピングモール、飲食店など、多くの店舗で利用できます。

JCBのタッチ決済が利用できる店舗の例を見てみましょう。

  • セブン-イレブン
  • ローソン
  • イトーヨーカドー
  • イオン
  • マクドナルド
  • 2025年8月時点の情報です。

JCBのタッチ決済が使える店舗はこちら

クレジットカードのタッチ決済の場合、国際ブランドのマークと、「タッチ決済対応マーク」と呼ばれるタッチ決済対応を示すマークが目印です。

タッチ決済対応マーク

店舗にこのマークがあれば、国内に限らず海外の店舗でもタッチ決済を利用できます。昨今では、タッチ決済を採用したクレジットカードの発行枚数が増加しているため、今後も対応店舗が増えていくことが見込まれます。

タッチ決済にも利用できるJCBのクレジットカード

JCBのクレジットカード「JCBカード W」「JCB カード S」は、タッチ決済に対応しています。JCBカードのタッチ決済の名称は「JCBのタッチ決済」といい、利用の際は「タッチ決済で」と伝えます。
JCBカードは、最短5分でカード番号を発行できるので、ネットショッピングなどですぐに利用できます。

JCB カード W

JCB カード Wは高校生を除く18~39歳限定で申し込める、年会費が永年無料のクレジットカードです。39歳までに入会しておけば、40歳以降も年会費が永年無料で利用できます。コストを抑えておトクにクレジットカードを利用したい方にぴったりです。

JCB カード Wは、JCBカードのなかでも特にポイント還元率が高いのが特徴です。国内・海外のどこで利用しても、Oki Dokiポイントが2倍たまります。JCBオリジナルシリーズパートナーで利用すればさらにポイントが高還元になり、おトクに買い物ができます。

JCBオリジナルシリーズ

  • 1 スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージ、Starbucks eGiftが対象です。店舗でのご利用分・入金分はポイント倍付の対象となりません。
  • 2 Amazon、Amazon.co.jpおよびそれらのロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
  • 3 一部対象とならない店舗があります。法人会員の方は対象となりません。日本国内に限ります。
  • 4 JCB カード Wを利用するとカード特典の+1倍が加わるため、上に記載のポイント倍率が適用されます。
  • 掲載内容は予告なく変更となる場合があります。

ポイント倍率は2025年8月時点の情報です。
事前にポイントアップ登録が必要です。優待店により特典・条件等が異なります。最新情報はJCBオリジナルシリーズサイトをご確認ください。

JCBオリジナルシリーズサイトはこちら

たまったポイントは他社ポイントやマイルに移行できるほか、1ポイント3円でキャッシュバックも可能です。Amazon.co.jpでの買い物では、ポイントの移行手続きをすることなく、1ポイント3.5円分で利用できます。

  • Amazon、Amazon.co.jp、Amazonパートナーポイントプログラムおよびそれらのロゴは、Amazon.com,Inc.またはその関連会社の商標または登録商標です。
  • ポイント移行商品などの申し込み可能ポイントは商品により異なります。

JCB カード S

年会費無料で優待も充実している「JCB カード S」

JCB カード Sは、18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方、または高校生を除く18歳以上の方が申し込みできます。

年会費は永年無料なので、初めてのクレジットカードや2枚目のクレジットカードにおすすめです。

JCB カード Sは年会費が無料なうえに、充実した優待サービスがついています。「JCB カード S 優待 クラブオフ」は、国内外20万ヵ所以上で利用できる割引優待サービスです。グルメ、レジャー、映画館やカラオケなどのエンタメ、ホテル、テーマパークなどで割引を受けることができます。

ほかにも、パートナー店での最大20倍のポイントアップ、旅行傷害保険やJCBスマートフォン保険をはじめとした各種保険も付帯しています。

新規入会限定のおトクなキャンペーンも実施中!

クラブオフについて詳しくはこちら

よくある質問

タッチ決済とはどのようなものですか?

タッチ決済とは、国際ブランドが提供する非接触型の決済方法です。クレジットカードやスマホなどで利用でき、店舗の決済端末にカードやスマホをかざすだけで支払いが完了します。

タッチ決済はどのような店舗で使えますか?

店舗の決済端末に国際ブランドのマークと「タッチ決済対応マーク」があれば、タッチ決済が可能です。タッチ決済対応マークが見当たらない、対応しているかわからないときは、店舗スタッフに確認してみましょう。

店舗でのタッチ決済のやり方は?

タッチ決済の方法は、カードもスマホも共通です。タッチ決済に対応しているかを確認し、店舗スタッフに「タッチ決済で」と伝え、決済端末にカードやスマホをかざします。

決済方法を自分で選択するタイプのレジやセルフレジの場合は、支払い方法を伝える必要はありません。レジの決済画面で「クレジットカード」または「タッチ決済」を選択して、カードやスマホを決済端末にかざします。

スマホでのタッチ決済の設定の仕方は?

タッチ決済をスマホで行うには、クレジットカードを紐づける必要があります。たとえば、iPhoneの設定手順は以下の通りです。

  1. iPhoneのWalletアプリを起動アプリを起動
  2. 「追加」または画面右上の「+ボタン」を押す
  3. 「クレジットカードなど」を押して新しいカードを追加
  4. カード発行元がお客様の情報を確認し、Apple Payでのカードの使用が承認される
  5. 規約を確認し、画面右下の「同意する」を押す
  6. カードがWalletに追加されていることを確認して「完了」を押す

クレジットカードによっては、追加の認証設定が必要だったり、設定の手順が変更になったりすることもあるため、詳細はカード会社のウェブサイトで確認しましょう。

タッチ決済の上限は?

タッチ決済の上限は、利用するカードのブランド、店舗、種類によって異なります。上限を超えた場合は、暗証番号の入力が必要になります。

JCBのクレジットカードを利用する際、JCBのタッチ決済ができる店舗であれば、Apple Pay、Google Payのいずれも上限なしで利用することが可能です。

タッチ決済とクレジットカード払いの違いは?

タッチ決済は、決済端末にカードを差し込んで支払う従来のクレジットカード払いと比べて、カードを端末にかざすだけで支払いが完了する点が異なります。

さらに、タッチ決済にはカードを端末にかざす方法とカードを設定したスマホをかざす方法があり、いずれもかざすだけで決済が完了します。対して、従来のクレジットカード払いは、カードの挿し込み後に暗証番号の入力が必要です。そのため、タッチ決済と比べると支払いが完了するまでに時間がかかることもあるでしょう。

ただ、タッチ決済でも、一定金額を超えると暗証番号の入力などの本人確認が必要な場合があります。紛失時には不正利用されやすいという注意点もあります。

  • 一定金額以上のお支払いの場合は、サインまたはICカードを挿入したPIN(暗証番号)などの本人確認が必要となることがあります。

初めての1枚を選ぶなら
JCBカードがおすすめ!

JCB カード W
JCB カード W
年会費永年無料!
39歳以下の方限定カード
Oki Dokiポイントは常に2倍
JCB カード S
JCB カード S
年会費永年無料!
サービスも充実のJCBのスタンダードカード
  • 掲載内容は予告なく変更となる場合があります。
  • Apple Payを利用するには最新バージョンのiOSまたはiPadOS、watchOS、macOSが必要です。
    Apple Payに対応しているデバイスについてはhttps://support.apple.com/ja-jp/102896をご覧ください。
  • Apple Payは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
  • Google Pay は Google LLC の商標です。
  • Google Pay のご利用には、Google ウォレット アプリのダウンロードが必要です。
  • Google ウォレット に対応する Android OS のバージョンは、Google ウォレット のサポートページでご確認ください。
    (https://support.google.com/wallet/answer/13314575)
  • Samsung Wallet のご利用には、Samsung Wallet 対応デバイスが必要です。
    Samsung Wallet に対応する対象端末はサポートページにてご確認ください。(https://www.samsung.com/jp/support/apps-services/about-samsung-wallet)
  • 「Samsung Galaxy」はSamsung Electronics Co., Ltdの商標または登録商標です。
    その他、記載されている会社名、商品名、サービス名称等は、各社の商標または登録商標です。
  • QUICPayを利用するには、おサイフケータイ(R)対応のデバイスが必要です。
監修者 張替 愛
【監修者】

氏名:張替 愛(はりかえ あい)
資格:AFP・2級ファイナンシャル・プランニング技能士

FP事務所マネセラ代表。保険や投資信託などの金融商品を販売せずに、お客様の味方となってアドバイスを行うお金の専門家。共働きや海外転勤がある家庭を中心に、年100件前後の個別相談を行う。専門分野は教育費・住宅購入・資産運用・ママのキャリアなど。コラム執筆や監修、オンライン・動画によるマネー講座などでも活躍中。2児の母でもある。
著書『~共働き800万円以下の夫婦でもハッピーライフ~プチ贅沢を楽しみながらムリなく資産を増やす』(ビジネス教育出版社)

FP事務所マネセラ

関連記事を見る

ページの先頭へ