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クレジットカードを便利に活用する

ふるさと納税はクレジットカードで支払える!カード払いがおすすめな理由と注意点

公開日:2023年9月22日

ふるさと納税はクレジットカードで支払える!カード払いがおすすめな理由と注意点

ふるさと納税の支払いにはクレジットカードが便利です。2022年度のふるさと納税額は過去最高の9,654億円を記録し、人気の返礼品にも注目が集まっています。さらにおトクにふるさと納税をするなら、メリットの多いクレジットカードを使うのがおすすめです。

この記事では、ふるさと納税にクレジットカードを使うメリットやおトクな活用法を紹介します。

この記事でわかること

  • ふるさと納税をクレジットカードで支払う方法
  • クレジットカードでふるさと納税の寄附をするメリット
  • JCBカードを活用したふるさと納税のおトクな方法

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クレジットカードでもふるさと納税ができる!

ふるさと納税は、クレジットカードでの支払いが可能です。

銀行振込や現金書留での支払いも可能ですが、手数料がかかる場合もあるでしょう。また、寄附したい市町村役場を直接訪れて、窓口で納める方法もありますが、遠方に住んでいる方にとっては移動の負担がかかります。

最近は、税金の支払いにクレジットカードを使える自治体が多くなってきました。クレジットカードで支払いを済ませれば、ほとんどの場合、税金の還付に必要な書類の取得までをふるさと納税のポータルサイトで完了できます。

使用できるクレジットカードの調べ方

ふるさと納税事業者が運営するポータルサイトを見ると、使用できるクレジットカードを確認できます。

各ポータルサイトにはお支払い方法のページが用意されているので、利用できる国際ブランドを調べてください。自分の持っているクレジットカードが対応しているかわかります。

ふるさと納税とは応援したい自治体に寄附する制度のこと

ふるさと納税は、2008年からスタートした自治体への寄附制度です。寄附金額のうち、2,000円を超える額は、所得税や住民税からの控除を受けられます。現住所のある自治体に納める所得税や住民税の一部を使って、そのほかの応援したい自治体へ寄附するスキームです。

ふるさと納税の仕組み

寄附を受けた自治体からは、特産品などの返礼品が贈られることも人気の要因となっています。

ただし控除される限度額は、年収や家族構成によって増減します。上限を超えた寄附金額は控除の対象にはなりません。

2023年10月1日(日)から制度が改正

総務省の発表によると、2023年10月1日(日)にふるさと納税の一部制度が改正されます。

これまでも返礼品や送料などにかかる経費の総額を寄附額の5割以下とすることが定められていましたが、今回の改正で定義が厳格化されました。今後、自治体は仲介サイト事業者に支払う手数料や寄附金受領証の送付にかかる郵送費なども含めて、経費を寄附金の5割以内に納めなければなりません。

また地場産品であることが条件の返礼品も、同じ都道府県以外で生産された熟成肉や精米したケースなどが認められなくなります。

制度改正以降は返礼品のラインナップの変更、また同じ返礼品を受け取るのに必要な寄附金額が上がる可能性が指摘されています。

クレジットカードでふるさと納税をするメリット

ふるさと納税の寄附をする際に、クレジットカードを使うことで得られるメリットを紹介します。

クレジットカードでふるさと納税をするメリット

ふるさと納税の金額に応じてクレジットカードのポイントがたまる

クレジットカードを使うと利用代金に応じて、カード会社の発行するポイントを獲得できます。お買い物やサービスを利用した際の支払いだけではなく、ふるさと納税もポイント付与の対象に含まれます。

また、ふるさと納税事業者が運営するポータルサイトのなかには、独自のポイントを獲得できる場合もあります。返礼品が贈られることに加えて、クレジットカード会社のポイント、さらにはふるさと納税サイトでのポイントももらえるので、二重・三重におトクだといえるでしょう。

クレジットカードによっては優待サイト経由でポイントアップ

利用するクレジットカードによっては、通常のお買い物よりポイント還元率が高くなる場合もあります。JCBでは、ポイント優待サイト「Oki Doki ランド」を経由してふるさと納税をすることで、通常より高い還元率でポイントを獲得できます。

銀行振込の手数料がかからない

自治体が指定する口座に寄附金を振り込む場合、所定の振込手数料がかかります。しかし、クレジットカードで支払う場合、こうした手数料がかかる心配はありません。

ふるさと納税を積極的に利用する方は、複数の自治体へ寄附する場合もあるでしょう。しかし当然ですが、寄附先が増えればそのぶん手数料も多くなります。手数料がかからないうえに、ポイントがたまるクレジットカードでの支払いはいっそうおトクといえます。

24時間いつでもふるさと納税ができる

ふるさと納税事業者のポータルサイトでクレジットカードを利用すれば、サイトのメンテナンス時間を除き24時間、好きなタイミングで寄附できます。

銀行や自治体の受付時間や曜日を心配する必要がありません。夜間や週末の空き時間を使って、思い立ったときにふるさと納税を利用できる点はメリットといえます。

ふるさと納税の年度の区切りである12月31日が近づくと、駆け込みで寄附を行う動きが活発になります。金融機関の窓口が営業していない大晦日でも、クレジットカードなら寄附金の納付が可能です。

現金を持っていなくても高額の寄附ができる

一時的に銀行口座の残高が不足していても、クレジットカード利用でふるさと納税の寄附ができるのは便利です。

また返礼品の内容によっては寄附金額が数十万円を超えるケースも珍しくありません。高額な現金を引き出したり、持ち歩いたりしなくても、クレジットカードがあれば容易にふるさと納税の寄附手続きを済ませられます。

監修コメント:金子賢司氏
ふるさと納税の本来の主旨として、寄附先の選択をきっかけに、納税についての意識を高めること。また応援したい、あるいは、お世話になった自治体への恩返しなどが挙げられます。
ふるさと納税の特産品を受け取って特産品やクレジットカードのポイントなどのメリットを受け取ったら、お礼にその自治体や、特産品について思いを巡らせてみると良いでしょう。

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クレジットカードでふるさと納税をするときの注意点

ふるさと納税で、クレジットカードを使うときの注意点も知っておく必要があります。

クレジットカードでふるさと納税をするときの注意点

寄附者とクレジットカードの名義人が同一でなければならない

ふるさと納税を使って寄附するのは誰でも可能です。ただし税金の控除を受けるには、寄附者が納税する本人でなければなりません。

したがって寄附する際に使用されるクレジットカードも、寄附者の名義である必要があります。ふるさと納税のポータルサイトでは、納税者の名義のクレジットカードを利用するようにしてください。

たとえば夫が納税者で妻が扶養家族に含まれる世帯では、妻の名義のクレジットカードでふるさと納税の支払いを行った場合、住民税と所得税はともに控除されません。

クレジットカードの名義が納税者以外であっても、寄附申込者と引き落とし口座の名義人が同一であれば寄附できるケースもあります。ただし自治体によっては名義が同一でないと不可としているところもあるため、納税者名義のクレジットカードを使ったほうがよいでしょう。

毎年12月31日までに納付を完了する必要がある

ふるさと納税の申込期間は、1月1日~12月31日までです。同じ年度の寄附としてあつかうには、寄附の申込完了、すなわち12月31日のうちに寄附金の納付まで完了させる必要があります。

金融機関での支払いや銀行振込と異なり、クレジットカードなら申し込みと同時に納付が完了します。ただし、年末は寄附件数が増加する傾向にあり、決済処理に時間がかかるケースもあります。クレジットカード決済のタイミングが日付を越えて年をまたいでしまう可能性も考えられるため、スケジュールに余裕をもって、寄附を済ませておくと安心です。

なお、寄附金控除を受けるためには、翌年に確定申告またはワンストップ特例制度で申請を行う必要があります。

寄附金は1回払いが原則となる

ふるさと納税の寄附金をクレジットカードで支払う場合は、1回払いのみで分割の対応はできません。複数の自治体に対して一斉に寄附したいときなど、クレジットカードの支払金額が高額になる可能性があるので注意してください。

なお、カード会社によっては支払い後に、分割払いやリボ払いに切り替えできる場合もあります。

クレジットカードの利用可能枠(限度額)に注意する

クレジットカードは、毎月の利用できる上限金額が定められており、これを「利用可能枠(限度額)」といいます。利用可能枠の上限は10万円程度から数百万円までさまざまですが、この上限を超える支払いには使用できません。

ふるさと納税で高額な寄附をする場合は、クレジットカードの利用可能枠の上限におさまるかを確認したほうがよいでしょう。利用限度額に達した場合、お買い物や生活費などの日常的な支払いから、旅行や出張先でもカードが使えないと不便になる恐れがあります。

ただし、利用状況によっては利用可能枠の増額も可能です。ふるさと納税を利用する前に、利用可能枠を確認し、心配な場合は、利用可能枠の増額を検討してみてください。

ふるさと納税の支払いができてポイントもたまるJCBのクレジットカード

JCBカードは、多くのふるさと納税サイトでの支払いに対応しています。

ふるさと納税でJCBカードを使うと、JCBカードのポイント「Oki Dokiポイント」を獲得できます。付与されるのは、通常のお買い物での利用も含めて毎月のご利用合計金額1,000円(税込)で1ポイントです。交換先により異なりますが、1ポイントあたり3~最大5円分相当として利用できます(※)。

  • ポイント移行商品などの申込可能ポイントは商品によって異なります。

いつでもポイント2倍!おトクで年会費永年無料の「JCB カード W」

JCB カード Wは高校生を除く18~39歳限定で申し込める、年会費が永年無料のクレジットカードです。39歳までに入会しておけば、40歳以降も年会費が永年無料で利用できます。コストを抑えておトクにクレジットカードを利用したい方にぴったりです。

JCB カード Wは、JCBカードのなかでも特にポイント還元率が高いのが特徴です。国内・海外のどこで利用しても、Oki Dokiポイントが2倍たまります。JCBオリジナルシリーズパートナーで利用すればさらにポイントが高還元になり、おトクに買い物ができます。

JCBオリジナルシリーズ

  • 1 スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージ、Starbucks eGiftが対象です。店舗でのご利用分・入金分はポイント倍付の対象となりません。
  • 2 Amazon、Amazon.co.jpおよびそれらのロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標または登録商標です。
  • 3 一部対象とならない店舗があります。法人会員の方は対象となりません。日本国内に限ります。
  • JCB カード Wを利用するとカード特典の+1倍が加わるため、上に記載のポイント倍率が適用されます。
  • 掲載内容は予告なく変更となる場合があります。

ポイント倍率は2024年8月時点の情報です。
事前にポイントアップ登録が必要です。優待店により特典・条件等が異なります。最新情報はJCBオリジナルシリーズサイトをご確認ください。

JCBオリジナルシリーズサイトはこちら

たまったポイントは他社ポイントやマイルに移行できるほか、1ポイント3円でキャッシュバックも可能です。Amazon.co.jpでの買い物では、ポイントの移行手続きをすることなく、1ポイント3.5円分で利用できます。

  • ポイント移行商品などの申し込み可能ポイントは商品により異なります。

年会費無料で優待も充実「JCB カード S」

年会費無料で優待も充実している「JCB カード S」

JCB カード Sは、18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方、または高校生を除く18歳以上の方が申し込みできます。

年会費は永年無料なので、初めてのクレジットカードや2枚目のクレジットカードにおすすめです。

JCB カード Sは年会費が無料なうえに、充実した優待サービスがついています。「JCB カード S 優待 クラブオフ」は、国内外20万ヵ所で利用できる割引優待サービスです。グルメ、レジャー、映画館やカラオケなどのエンタメ、ホテル、テーマパークなどで割引を受けることができます。

ほかにも、パートナー店での最大20倍のポイントアップ、旅行傷害保険やJCBスマートフォン保険をはじめとした各種保険も付帯しています。

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JCBカードでふるさと納税をするならOki Doki ランド を活用しよう

Oki Doki ランド とは、JCBが運営するポイント優待サイトです。インターネットで買い物をするときにOki Doki ランド を経由すると、Oki Dokiポイントが最大20倍たまります。

ふるさと納税で寄附金の支払いをする際にも対象となり、Oki Doki ランド から以下のふるさと納税のポータルサイトで寄附すると、より多くのOki Dokiポイントを獲得できます(2023年8月1日時点)。

  • au PAYふるさと納税
  • 【さとふる】ふるさと納税サイト
  • ふるさとチョイス
  • ふるさと納税サイト「ふるなび」
  • ふるさと納税 ふるさと本舗
  • ふるさとプレミアム

このほか主要ECサイト、旅行サイトをはじめさまざまなショップ・サービスも含まれます。ネットショッピングで利用する際は、Oki Doki ランドを欠かさず経由しましょう。忘れず経由できるよう、ブックマークをしておくと便利です。

ただし、ふるさと納税サイトや各ショップでのポイント倍率も変動する可能性があるため、利用前に確認しておきましょう。

Oki Doki ランド 経由でふるさと納税をする方法

実際にOki Doki ランド で行う、ふるさと納税の手続きを解説します。

(1)Oki Doki ランド にアクセスする

Oki Doki ランド はこちら

(2)利用したいふるさと納税のポータルサイトを選択し、「ショップをみる」を押下する

(3)MyJCB IDとパスワードを入力しログイン後、ふるさと納税のポータルサイトへ遷移

(4)サイトで寄附したい自治体、返礼品を選ぶ

ふるさと納税をしたあとは確定申告かワンストップ特例制度の申請を忘れずに

ふるさと納税による寄附金控除を受けるには、次のいずれかの手続きが必要です。

  • 確定申告
  • ワンストップ特例制度で申請

申請を忘れると、控除による還付金を受けられないので注意しましょう。不動産や株式などの収入がない給与所得者で、確定申告の必要がない方は「ワンストップ特例制度」を利用すると手続きが簡便です。

ただし、寄附先が5つの自治体以下であること、申し込みごとに自治体へ申請書を郵送していることなどがワンストップ特例制度の利用条件となります。自身が当てはまるか、事前に確認しておきましょう。

よくある質問

クレジットカードを使ってふるさと納税できますか?

多くの自治体が、ふるさと納税の寄附金支払いにあたってクレジットカードの使用を認めています。支払いの前に、各ふるさと納税ポータルサイトで、利用できる国際ブランドを確認してください。

どのようなクレジットカードでふるさと納税ができますか?

ふるさと納税のポータルサイトによって異なります。利用したいポータルサイトにお支払い方法が掲載されているので、先に確認するとよいでしょう。

自分以外(配偶者・親など)の名義のクレジットカードでふるさと納税はできますか?

ふるさと納税による寄附は誰でも利用できます。ただし、所得税や住民税の控除を受けるなら、納税している本人の名義で寄附を行う必要があります。したがって支払いに使用するクレジットカードも寄附者本人の名義でなくてはなりません。

なおカードの名義が納税者以外でも、寄附申込者と引き落とし口座の名義人が同一であれば寄附できる自治体もあります。自治体によって異なるので、寄附の前に確認するとよいでしょう。

クレジットカードを使ってふるさと納税をするメリットはありますか?

ふるさと納税の寄附金を支払う際にクレジットカードを使うことは次のようなメリットが考えられます。

  • ふるさと納税の寄附金額に応じてクレジットカードのポイントがたまりやすい
  • 使用するクレジットカードによっては優待サイト経由でポイントアップが適用される
  • 銀行振込の手数料がかからない
  • 年末も含めて24時間いつでもふるさと納税ができる
  • 現金を持っていなくても高額の寄附ができる
ふるさと納税をするときどんなことに注意する必要がありますか?

クレジットカードを使ってふるさと納税をする際の注意点は次の通りです。

  • 控除を受けるにはクレジットカードの名義が寄附者と同じであること
  • 12月31日までに寄附金の納付をすべて終わらせる必要があること
  • 利用限度額を超えると、クレジットカードが利用できなくなること

また最終的に還付金を受け取るには、確定申告またはワンストップ特例制度のいずれかによる申請を期限内に行う必要があります。

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  • 掲載内容は予告なく変更となる場合があります。
監修者 金子賢司
【監修者】

氏名:金子賢司(かねこ けんじ)
資格:CFP

東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。

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