クレジットカードを上手に使う
ハワイでおトクに使えるクレジットカードは?選び方や便利な使い方、注意点も解説
更新日:2025年6月17日
ハワイはクレジットカード払いに対応している店舗やサービスが多く、旅行に行く際のクレジットカードは必需品ともいわれています。カードによっては、国内の主要空港やハワイ ホノルルの国際空港内にあるラウンジを利用できたり、ワイキキトロリーが無料で使えたり、あるいは割引やプレゼントなどの特典を受けられたりと、おトクに旅行を楽しめます。
この記事でわかること
- ハワイでおトクに使えるクレジットカードの選び方
- ハワイでクレジットカードが必要な理由
- ハワイでクレジットカードを使うときの注意点
目次
ハワイ旅行で使うクレジットカードの選び方
ハワイをはじめとする海外旅行に行く際には、2枚以上のクレジットカードを持っていくことがおすすめです。予備のクレジットカードを持つことで、メインのクレジットカードがエラーで使用できない場合などに役立ちます。
ハワイ旅行に向けて、新しくクレジットカードを作りたい人に向けておすすめの選び方を解説します。
利用しているカードと国際ブランドが異なるものを選ぶ
すでにクレジットカードを1枚持っている場合は、1枚目のクレジットカードと異なる国際ブランドを選ぶとよいでしょう。
国際ブランドとは、JCBやVisa、Mastercardなど、クレジットカードの支払いシステムを持つブランドのことです。
観光地として人気のあるハワイは、さまざまな国際ブランドに対応しています。しかし、店舗によっては一部の国際ブランドにしか対応していない場合もあります。
万が一、1枚目の国際ブランドが対応していなくても、2枚目のカードなら支払いができる可能性があるため、異なる国際ブランドのクレジットカードを持っておいたほうが支払いに関する心配が軽減されるでしょう。
クレジットカードの国際ブランドの特徴や種類とは|5大ブランドの違い
空港ラウンジが利用できる
空港ラウンジを利用できるゴールドカードやプラチナカードといった、グレードの高いクレジットカードもおすすめです。
空港ラウンジのサービス内容はラウンジによって異なるものの、一般的にはドリンクサービスを受けられたり、無線LANを利用できたりと、フライトを待つ時間を快適に過ごせるサービスが充実しています。
ハワイ旅行以外にも、今後国内外で飛行機を利用する旅行や出張の機会がある場合は、ゴールドカード以上のクレジットカードを持っておくとよいでしょう。
空港ラウンジとは?メリットと利用するための条件や注意点
海外旅行に関する保険が充実している
クレジットカードには海外旅行に関する保険が付帯しており、一般的にグレードが高いほど補償内容が充実しています。万が一の事態に備えておきたい人は、クレジットカードを選ぶ際に保険内容が充実しているカードを選択しましょう。
旅行保険の適用条件には、クレジットカードを所持しているだけで適用される「自動付帯」と、旅行に関わる費用をクレジットカードで支払うといった、一定条件を満たさなければ利用できない「利用付帯」があります。
ハワイ旅行前に、自分の所持するクレジットカードがどちらの適用条件かを確認しておきましょう。利用付帯クレジットカードの場合は、対象カードで旅費を事前に支払い、条件を満たしておくと旅行先で慌てずに済みます。
クレジットカード付帯の海外旅行保険とは。補償内容・適用条件・使い方を解説
ポイント還元率が高い
ポイント還元率の高いクレジットカードは、使うほどにポイントがたまるのでおトクです。ハワイ旅行であれば、航空機やレンタカーの利用、ホテルの宿泊代金、飲食、お土産の購入など、まとまったお金を使うため、ポイントもたまりやすくなるでしょう。
現金で支払うよりも、ポイント還元率の高いクレジットカードを利用することで多くのポイントをおトクにためられます。これから2枚目のカードを作るなら、ポイント還元率の高さに注目して選ぶのもよいでしょう。
ポイント還元率の高いクレジットカードの選び方
観光や買い物で特典を受けられる
ハワイ旅行で利用するクレジットカードを選ぶなら、海外旅行に関する特典があるクレジットカードを選ぶと、よりおトクです。
たとえば、クレジットカード会社と提携した海外の店舗で買い物や飲食をすることで、割引を受けられたり、プレゼントをもらえたりすることもあります。「少しでもおトクに買い物をしたい」と考える人は、クレジットカードの特典をチェックしておくことをおすすめします。
提携している店舗やサービスは、カード会社によって異なるため、旅行の計画段階や渡航前に確認しておきましょう。
JCBカードの特典を使えばハワイ旅行がもっとおトクに!
JCBカードでは、ハワイ旅行をもっとおトクに楽しむための特典を豊富にご用意しています。
ワイキキトロリーの乗車賃無料キャンペーン開催中
JCBでは、ワイキキ内の観光スポットを巡回しているワイキキトロリーの「ピンクライン」の乗車賃が無料になるキャンペーンを開催しています。
キャンペーン期間は2025年4月1日(火)~2028年3月31日(金)で、期間中であれば乗車の際にJCBカードを見せるだけで適用されます。キャンペーンの対象は、カード所有者本人と同乗する家族の大人1名、子ども2名(11歳以下)までです。乗車時にワイキキトロリースタッフに「ファミリー」とお伝えください。
キャンペーン名 | ハワイ「ワイキキトロリー」乗車賃無料 |
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受ける方法 | JCBカードの提示 |
キャンペーン期間 | 2025年4月1日(火)~2028年3月31日(金) |
- 対象とならない方は1日乗車券の購入が必要です
ハワイ「ワイキキトロリー」乗車賃無料!について詳しくはこちら
JCBカードを利用すれば割引・プレゼントがもらえる
ハワイ島内にある飲食店やショップの中でJCB優待がある店舗では、「利用代金10%引き」「サンプルプレゼント」などのサービスを受けられます。
優待サービスの利用方法は店舗によりさまざまです。たとえば、飲食店の場合はオーダー時にクーポンを提示してJCBカードで支払いをする方法があります。具体的な利用方法は、JCBカード会員向けの専用サイト「たびらば」から、利用したい店舗を選んで確認しましょう。
ハワイ初心者は「JCBプラザ ラウンジ・ホノルル」や「JCBプラザ・ホノルル」のサポートを活用しよう
ハワイに行くのが初めて、もしくは海外旅行そのものが初めてというJCBカード会員の方には、ワイキキにある「JCBプラザ ラウンジ・ホノルル」や、アラモアナセンターにある「JCBプラザ・ホノルル」の利用をおすすめします。JCBカードでの支払いを前提としてホテルやレストランの予約や手荷物の当日中一時預かりなど便利なサービスを日本語で受けられます。
JCBカード会員の方は、「JCBプラザ ラウンジ・ホノルル」や「JCBプラザ・ホノルル」の住所や電話番号をチェックしておき、いざというときにすぐに相談ができるよう備えましょう。
※ご来店・お電話の際には、JCBのマークがついているクレジットカード、デビットカードをご用意ください。
※JCBプリペイドは本サービスの対象となりません。
【JCBプラザ ラウンジ・ホノルル】
住所 | 2nd Floor, Waikiki Shopping Plaza, 2250 Kalakaua Ave., Suite 207A, Honolulu, HI 96815, U.S.A. カラカウア通り沿い、ワイキキ・ショッピング・プラザ2階 |
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電話番号 | アメリカ国内から:1-800-775-0046 オアフ島内から:808-971-8111 オアフ島外から:1-808-971-8111 |
営業時間 | 通常:9:00AM~8:00PM 現在:10:00AM~6:00PM (一時的に短縮営業中) |
定休日 | 年中無休 ※現地祝日およびその他休業日、災害時や通信障害等の際は営業体制変更の可能性があります。 |
JCBプラザ ラウンジ・ホノルルの所在地や電話番号、営業情報は、JCBプラザ ラウンジ・ホノルルのウェブサイトをご確認ください。
【JCBプラザ・ホノルル】
住所 | Ala Moana Center ,1450 Ala Moana Blvd. Honolulu, HI 96814, U.S.A. Ala Moana Blvd(アラモアナ大通り)沿いにある Ala Moana Center (アラモアナセンター)の1階。「 JTB 'OLI'OLI STATION Ala Moana 」(オリオリステーションアラモアナ)内 |
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電話番号 | 808-921-1212 |
営業時間 | 9:30AM~6:00PM |
定休日 | 年中無休 ※現地祝日およびその他休業日、災害時や通信障害等の際は営業体制変更の可能性があります。 |
JCBプラザ・ホノルルの所在地や電話番号、営業情報は、JCBプラザ・ホノルルのウェブサイトをご確認ください。
ハワイ ホノルルの空港ラウンジが無料で使える
JCBプレミアムカード(JCBザ・クラス、JCBプラチナ、JCBゴールドなど)をお持ちの方は、ハワイのホノルル国際空港内のラウンジを無料で利用できます。利用には、搭乗当日の搭乗券とJCBプレミアムカードの提示が必要です。
空港ラウンジでは、ドリンクサービスの提供があり、新聞や雑誌の閲覧、無線LANの使用などができます。なお、JCBプラチナとJCBザ・クラスでは、同伴者1名まで無料でラウンジにご入室できます。
ハワイ旅行におすすめ!JCBのクレジットカード
JCBのクレジットカードは、ハワイにあるさまざまな店舗で優待サービスを受けられるのは前述の通りです。JCBカードで支払ったり、クーポンを提示したりすることで適用されるため、ハワイ旅行に1枚持っていくだけでおトクに旅行を楽しめるでしょう。
具体的にどのカードを作ればいいの?とお悩みの方に向けて、おすすめのJCBクレジットカードを紹介します。
海外旅行傷害保険と空港ラウンジサービスが付帯「JCBゴールド」

JCBゴールドは、JCBブランドの安心感・信頼感に加えてステータスの高さが魅力のゴールドカードです。WEB明細サービス「MyJチェック」に登録し海外で利用するとポイント還元率が2倍になります。
また、国内外の旅行傷害保険、ショッピングガード保険、JCBスマートフォン保険が付帯しており、補償内容や補償限度額が一般カードよりも充実している点が特徴です。
旅行傷害保険(死亡・後遺障害の場合)(※1) | 海外 | 最高1億円 |
---|---|---|
国内 | 最高5,000万円 | |
ショッピングガード保険 | 海外 | 年間最高500万円(1事故につき自己負担額3,000円) |
国内 | 年間最高500万円(1事故につき自己負担額3,000円) | |
JCBスマートフォン保険 | ディスプレイ破損 年間最高50,000円(1事故につき自己負担額10,000円)(※2) |
- 1 保険の適用には条件があります。
詳しくは、旅行傷害保険の適用条件をご確認ください。
- 2 JCBスマートフォン保険の詳細は、下のページをご覧ください。(CL252018)
また、国内の主要空港、およびハワイ ホノルルの国際空港内にあるカードラウンジも利用可能で、航空機に乗る機会が多い方にも向いています。
JCBゴールドを保持していれば、一定条件を満たした方限定でワンランク上のサービスが受けられる「JCBゴールド ザ・プレミア」への招待が届きます。クレジットカードを育てて、今後さらにステータスの高いカードを持ちたい方にもおすすめです。
年会費無料でハワイでもポイント高還元「JCB カード W」

JCB カード Wは、18~39歳の方が申し込みできる年会費永年無料のクレジットカードです。JCB カード Wを所有して40歳を迎えた場合でも、年会費無料のまま使用し続けられます。
JCB カード Wに付帯する保険については、以下の通りです。
旅行傷害保険(死亡・後遺障害の場合)(※1) | 海外 | 最高2,000万円 |
---|---|---|
国内 | - | |
ショッピングガード保険 | 海外 | 最高100万円(1事故につき自己負担額10,000円) |
国内 | - |
- 1 保険の適用には条件があります。
詳しくは、旅行傷害保険の適用条件をご確認ください。
JCB カード Wの魅力は、国内外問わずいつでもポイントを2倍獲得できる高いポイント還元率です。
JCBカードは、毎月のご利用合計金額1,000円(税込)ごとに1ポイント獲得できますが、JCB カード Wでは2倍の2ポイント獲得できます。
JCBと提携する「JCBオリジナルシリーズパートナー」の店舗でJCB カード Wを利用してお買い物やサービスの利用をすると、さらにポイントが高還元になるため、国内での利用もおすすめです。たとえば、スターバックスやAmazon.co.jpといったサービスでポイントがたまりやすいことが特徴です。
- 1 スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージ、Starbucks eGiftが対象です。店舗でのご利用分・入金分はポイント倍付の対象となりません。
- 2 Amazon、Amazon.co.jpおよびそれらのロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
- 3 一部対象とならない店舗があります。法人会員の方は対象となりません。日本国内に限ります。
- 4 JCB カード Wを利用するとカード特典の+1倍が加わるため、上に記載のポイント倍率が適用されます。
- 掲載内容は予告なく変更となる場合があります。
ポイント倍率は2025年5月時点の情報です。
事前にポイントアップ登録が必要です。優待店により特典・条件等が異なります。最新情報はJCBオリジナルシリーズサイトをご確認ください。
獲得したOki Dokiポイントは、提携先ポイントや航空系マイルなどに交換できます。交換先により異なりますが、1ポイントあたり3~5円分相当として利用できます(※)。
- Amazon、Amazon.co.jp、Amazonパートナーポイントプログラムおよびそれらのロゴは、Amazon.com,Inc.またはその関連会社の商標または登録商標です。
- ポイント移行商品などの申込可能ポイントは商品によって異なります。
ハワイ旅行でクレジットカードが必要な理由
クレジットカードは、ハワイをはじめとする海外旅行に欠かせない持ち物です。ここでは、ハワイ旅行にクレジットカードが必要な理由を紹介します。
現金を持ち歩くリスクを軽減できる
海外旅行において、多額の現金を持ち歩くことは盗難や紛失のリスクがあります。
現金の盗難にあったり、現金の入った財布をなくしたりした場合、支払いができなくなるばかりではなく、被害に遭ったことを警察に届け出てもお金は返ってこない可能性が高いでしょう。
クレジットカードも、盗難や紛失により支払いができなくなるリスクがあります。しかし、なくした時点でカード会社に問い合わせれば、自分以外の人にカードを利用されることを防げるため、金銭的な被害を抑えられます。リスクを軽減して支払いができるため、クレジットカードを利用するメリットは大きいでしょう。
クレジットカードが不正利用される原因と手口。被害を防ぐ対策と対処法
帰国後にご利用代金明細を確認できる
クレジットカードなら、ハワイ旅行中に使用した金額をご利用代金明細で確認できて便利です。滞在中に何に、いつ、いくら利用したかを一覧で事細かに確認できるため、旅費の清算や支出管理にも役立ちます。
スマホやパソコンで閲覧できるご利用代金明細の場合、アプリや専用ページを見れば数ヵ月遡って確認できる点もメリットです。
ホテルのデポジットとして利用できる
デポジットとは、サービス利用料金の未払いを防ぐために、保証金として一時的に支払うお金のことです。あくまで預かり金であるため、サービス利用後は返金手続きが行われます。
ハワイに限らず海外のホテルや飲食店、レンタカーを利用する際には「デポジット」を求められるケースが多々あります。デポジットは現金やクレジットカードで支払うことができますが、所持する現金が減ってしまうとカード非対応の店舗での支払いができなくなる可能性もあるため、クレジットカードで支払うのがおすすめです。
デポジットとは?支払い・返金の方法とクレジットカード利用時の注意点
ハワイでのクレジットカードの使い方
ハワイでのクレジットカードの使い方は、日本で使う場合と大差ありません。チップ文化や英語で伝える方法に戸惑う可能性がありますが、そんなハワイでのクレジットカードの利用方法について解説します。
ショップやレストランでの支払い方法
ハワイのショップは、日本でクレジットカードを使う際と変わりません。ハワイのレストランは、支払いをテーブルで行うことが多く、「Can I get the check, please?(お会計をお願いします)」と伝えてスタッフに伝票を持ってきてもらいます。伝票の内容を確認し、大丈夫であればクレジットカードとともにスタッフへ渡しましょう。Merchant Copyと書かれた店舗控えにサインを書いて、Customer Copyと書かれた顧客用控えを持ち帰ります。
また日本国内では、2025年3月末でPINバイパス(暗証番号入力スキップ)が廃止になりました。PINバイパスとは、クレジットカードで支払う際に、暗証番号(PINコード)を入力せず、手書きサインで本人確認をする仕組みです。PINバイパスの廃止により、原則として日本国内では手書きサインで支払えなくなりました。
では、ハワイでクレジットカードを使う際、サインで支払うことができるのでしょうか?PINバイパスの廃止は日本国内でのルールのため、ハワイでクレジットカードを使う際は、現地のルールに従いましょう。ハワイの場合、日本とは異なりPINバイパスが可能な場合もありますが、カード支払いの際は暗証番号が必要となるため、渡航前に暗証番号も確認しておいてください。
タッチ決済を使う方法
日本と同じく、「タッチ決済対応マーク」がついている店舗では、タッチ決済が使えます。タッチ決済は英語で「Contactless payment」あるいは「Tap to pay」というため、タッチ決済を希望する際は、「Contactless payment, please.(タッチ決済でお願いします)」「Can I tap to pay?(タッチ決済できますか?)」と伝えましょう。または、「Can I pay with tap?」や「Do you accept contactless payments?」といった表現もできます。
タッチ決済は、カードを渡すことなく自分でカードをタッチできるため、安全性が高いだけでなく、スピーディに支払うこともできます。
タッチ決済とは?クレジットカード・スマホでの支払い方法と伝え方
チップの支払い方法
日本には馴染みのない「チップ」ですが、アメリカ(ハワイ)ではごく普通の習慣です。チップは、サービスを提供してくれた店員やスタッフに対して感謝の気持ちとして渡します。
チップは、サービス利用料金に対しての割合で支払うとされており、15~20%が相場といわれますが、近年では物価上昇にともない、チップの相場も上がっている傾向にあります。
観光客も多く訪れるようなレストランでは、利用料金とまとめてクレジットカードで支払えます。支払いの際に、レシートの所定の欄にチップ代金や合計金額を自分で記入する箇所を設けている場合があります。店側に勝手に金額を記載されてしまう可能性もあるため、金額の欄は空白にせず、必ず記入しましょう。チップを含めた合計金額をクレジットカードで支払えます。なお、合計金額にあらかじめチップ代金が含まれている場合は、金額を確認して、問題がなければそのまま支払います。
しかし、タクシーを利用したり、荷物を運んでもらったりした場合は、チップを手渡しする必要があるため、「チップとして渡すための現金」を所持しておきましょう。
ハワイでクレジットカードを使うときの注意点
ハワイでクレジットカードを利用するときの注意点をまとめました。日本とは文化も環境も異なるため、後々のトラブルにならないよう確認しておきましょう。
サイン(暗証番号の入力)の前に利用代金を確認する
たとえ金額が安い店舗や多くの観光客が利用する有名店であったとしても、サインをする前に支払う料金に間違いないことを十分に確認しましょう。
金額が合わないことに気付かずにサインをしたり暗証番号を入力したりしてしまうと、後々の返金トラブルにつながります。ハワイや海外旅行に限ったことではありませんが、誤った金額が請求されていないか、確認する習慣をつけておきましょう。
支払いはドル払いにする
ドル払いとは、ハワイの現地通貨である米ドルで支払いをすることです。店舗によっては日本円での支払い(日本円建て)を可能としているところもありますが、円建てにすると店舗が独自に設定した手数料を加算できてしまうため、おすすめできません。
店員にどちらの支払い方法にするかを問われた際は、ドル払いを選択しましょう。
海外利用手数料を計算する
クレジットカードで支払いをした際、代金と合わせて、海外利用手数料として海外事務手数料が引かれます。為替レートをもとに、国際ブランドが定めた基準レートに事務手数料が上乗せされた換算レートが適用されますが、海外利用手数料はクレジットカード会社によって異なるため、渡航前に調べることをおすすめします。
なお、JCBカードは、売上処理を行った日を換算日とし、換算日の基準レートに海外でのご利用に関わる事務処理コスト1.60%(非課税)をプラスした換算レートを適用しています。
海外旅行でクレジットカードを使うメリットと注意点、手数料の計算方法
帰国後もレシートを保管しておく
万が一の返金トラブルに対応するため、帰国後もレシートは保管しておくようにしましょう。誤った金額で登録されていたり不正利用されていたりした場合にも、レシートが残っていると返金対応をしてもらえる可能性があります。
レシートが残っていない場合、補償の対象とならないこともあるため、帰国した後もクレジットカードの利用代金が請求されるまでは保管しておくことが大切です。
店員にカードを渡すときは目を離さない
クレジットカードでの支払時は、可能な限り店員の動きから目を離さないようにしましょう。
渡航先を問わず、クレジットカード支払時に対応した店員による不正利用への警戒は必要です。たとえば、支払端末とは異なる機器を使い、クレジットカードの情報を盗む(スキミング)が行われる可能性もゼロではありません。
店員にクレジットカードを渡したときに不審な動きをしていないか、暗証番号を盗み見しようとしていないかなど、十分に確認しながらカードの支払いをしましょう。
クレジットカードが利用できない店舗を確認する
ハワイはクレジットカード払いに対応している店舗やサービスが多くありますが、個人経営の屋台やフードトラック、小規模の店舗などの場合、カード払いに対応していないこともあります。
食べ歩きなど、飲食を楽しむことを目的として訪れる場合、現地通貨を持ち歩くようにしましょう。また、旅行の行き先を細かく決めてから行く場合は、日本を発つ前にあらかじめクレジットカードが利用できない店舗を確認しておくとよいでしょう。特に、決め打ちせずに現地でお店探しをするところから楽しむ場合は、入店する前にカード支払いができるかどうかをチェックすると安心です。
JCBカードは海外でも使える!旅行をおトクで便利に楽しむ方法を紹介
よくある質問
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ハワイではJCBのクレジットカードは使えますか?
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ハワイでは、JCBをはじめ、VisaやMastercard、アメックス、ダイナースなど、さまざまな国際ブランドのクレジットカードが利用できます。どの国際ブランドに対応しているかは、店舗利用前に店員に確認したり、レジ周辺のステッカーを見たりして確認しましょう。
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ハワイ旅行に行きます。どのようなクレジットカードを作ればいいですか?
-
ハワイ旅行で使うクレジットカードは、次のポイントを重視して選びましょう。
- 現在利用しているカードと異なる国際ブランド
- 空港ラウンジが利用できる
- 海外旅行に関する保険が充実している
- ポイント還元率が高い
- 観光や買い物で特典を受けられる
JCBカードなら、ハワイ旅行中に乗りたいワイキキトロリーの乗車賃無料キャンペーンに参加できたり、ハワイにある飲食店やショップでの利用料金をカード支払いすることで割引を受けられたりと、おトクな特典があります。
ハワイ旅行に優れたカードを作りたい場合は、ぜひJCBカードを検討してみてください。 -
ハワイで現金が必要なときはどうすればいいですか?
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ハワイで現金が必要になった場合は、クレジットカードの「海外キャッシングサービス」を利用しましょう。海外キャッシング1回払い利用可能枠が設定されていれば、現地のATMを通じて借り入れできます。
現地で現金を調達できるとはいえ、カードでの支払いができない店舗があったりチップを手渡しする必要があったりと、なにかと現金が必要となる場面もあるため、あらかじめ現地通貨も用意しておきましょう。
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ハワイ旅行では現金とクレジットカードのどちらを持っていくべきですか?
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海外旅行でお金を使う際、クレジットカード、現金ともに手数料がかかります。現金の場合、お金をピッタリ使い切らない限り、余ったお金を再度日本円に両替する必要があるため、両替のたびに手数料が引かれる現金より、使った分の手数料しか引かれないクレジットカードのほうがおトクといえます。
また、クレジットカードでは支払いは、金額に応じてポイントがたまります。お金を使いがちなハワイ旅行では、クレジットカードを利用してポイントをためるほうがおトクになるでしょう。
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ハワイ旅行では何枚クレジットカードを用意しておくといいですか?
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2~3枚のクレジットカードがあると、支払いに関する心配が軽減できるでしょう。その際、異なる国際ブランドのカードを持つことで、メインで使用する国際ブランドが使える場所でなかった場合でも2枚目のカードで支払いができます。
また、複数枚のクレジットカードを持ち歩くなら、財布にすべてのカードを入れるのではなく、分けて持ち歩くことがおすすめです。紛失や盗難の際に、すべてのクレジットカードを失うことを防げます。
今こそ安心のブランドJCB


39歳以下の方限定カード
Oki Dokiポイントは常に2倍
- 掲載内容は予告なく変更となる場合があります。
CL242023

- 【監修者】
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氏名:高柳政道(たかやなぎ まさみち)
資格:一級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP、DCプランナー2級一級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得後、2020年5月に金融コラムニストとして独立。企業に属さないFPとして投資商品の選び方を中心に情報を発信。
資産運用・生命保険・相続・ローンなど、多岐に渡るジャンルの執筆及び監修業務を手掛け、関わった記事数は500を超える。
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