カードローンの返済を延滞・滞納するのは危険!考えられるリスクとは
カードローンを利用する際、最も気を付けなければならないのが、支払いの延滞や滞納です。返すお金がないという状態は、当然避けなければなりませんが、お金が十分あるにもかかわらず、単純に口座にお金を入れ忘れてしまうなど、意図せずに延滞してしまう可能性も考えられます。
では、カードローンの返済を延滞してしまうと、どのようなリスクが発生するのでしょうか。ここでは、カードローンの返済を延滞することによって考えられるリスクについて、解説していきます。
1.カードローンを延滞・滞納していると…
延滞をしている場合、単純に支払いを忘れてている場合もあるため、まずは電話や郵便はがきによる案内が来るケースが多いです。
その督促を無視して滞納を続けていると、今度は督促状が送られてくる可能性があります。
それでもまだ滞納を続けている場合、今度は裁判所から支払いの督促が送られてくることがあります。
そして、それでもまだ滞納を続けてしまった場合、裁判所による強制執行がなされ、給料や持っている財産の差し押さえが行われます。
このように、延滞や滞納を続けると、実施される措置の強制力が徐々に強くなり、自身の社会的信用を大きく傷付けるような事態にも発展してしまいます。返済を後回しにすることは避けましょう。
2.カードローンの返済を延滞することで発生する
さまざまなリスク
カードローンの返済を延滞・滞納し続けることにより起こりうる流れについてご紹介してきましたが、ほかにも延滞することによって発生するデメリットはあります。
ここからは、短期間でもカードローンの返済を延滞することによって生じるリスクを紹介していきます。
信用情報に傷がつく
カードローンを利用する際、その情報は信用情報機関に登録され、金融機関がそれらの情報を閲覧できるようになります。そこには、いくら借りて、いくら返しているかといった情報のほかに、返済の延滞はしていないかといった情報も載せられます。
そのため、延滞をしてしまうとその情報が登録され、各金融機関にも行きわたってしまうことになります。これがいわゆる、信用情報に傷がついてしまった状態であり、この状態になってしまうと、あらためてローンを組もうとしたときに、その審査に落ちてしまったり、クレジットカード発行などの審査に落ちてしまったりすることもあります。
カードローンをはじめとして、クレジットカードなどでも、返済能力があるという信用を基に、借り入れを行ったり後払いができるようになっているため、信用情報に傷をつけてしまうと、当然のことながらこれまでと同じような利用はできません。
一般の方は目にすることのない信用情報ですが、実は現代社会においては、非常に重要なステータスであるということを忘れてはいけません。
遅延損害金が発生する
カードローンの返済が遅延すると、1日ごとに「遅延損害金(延滞利息)」が発生します。
遅延損害金は次の計算式で算出されます。
遅延損害金=借入金額×遅延損害金年率×延滞日数÷365日(うるう年の場合は366日)
例えば、遅延損害金年率20.00%のカードローンで100万円借り入れて、30日延滞してしまった場合、遅延損害金は1万6,438円となります。この金額が、そのまま支払総額にプラスされてしまいます。
支払いが遅れたせいで、ますます支払う金額が大きくなってしまうため、返済の遅延を起こさないように気を付けなければなりません。
一括返済を求められる場合も
場合によっては、借り入れをしていた全額の一括返済を求められてしまうこともあります。そうなると、家計への圧迫がかなり大きなものとなり、非常に苦しい生活を余儀なくされてしまうかもしれません。
3.どうしても返済が延滞してしまいそうなときは…
延滞のリスクについて解説してきましたが、これだけのリスクがあることを承知していながらも、「どうしても返済ができない」という場面が起きてしまうこともあるでしょう。
そのようなときは、どのように対応するのがいいのでしょうか。返済を延滞してしまいそうなときの対処法について解説します。
借入先に連絡をする
延滞をしてしまいそうになったとき、真っ先にしなければならないのが借入先への連絡です。
「なぜ延滞をしてしまうのか」「いつなら返せるのか」といった情報を借入先と共有し、自身の状況をしっかりと説明するようにしましょう。そうすれば、どのように対応すればいいか、借入先から教えてくれることもあるかもしれません。
間違っても、「黙っていれば大丈夫かな」というように、延滞を軽く考えることのないようにしてください。
返せる分だけ先に返す
定められた金額に至らずとも、いま、返せる分だけ先に返すことも大切です。そうすることで、支払いの意思があることを証明できますし、最終的な負担を減らすことにもつながります。
いずれにしても、借入先にしっかりと相談をし、お互いに状況を把握したうえで、返済計画を練っていくことが大切です。
最悪の場合は債務整理も
もはや1円の支払いもできない、というような状況に陥ってしまったら、「債務整理」という方法があることを覚えておきましょう。
弁護士や司法書士など、債務整理に関して相談にのってくれる専門家もいますので、自分一人ではどうしようもないと思ったときは、まずは誰かに相談するようにしてください。
4.カードローンの利用は計画的に!
先を見据えた行動が大切
当たり前のことではありますが、「お金を借りるときは、返せる分だけ借りる」ことが、最も大切です。そのルールを守らないと、借金返済のためにまた新たな借金を作ってしまうなど、置かれている状況がどんどん苦しくなってしまうこともあります。
カードローンは、借りる前にしっかりと借りた後のことを考え、計画的に利用していくことで、たくさんのメリットをもたらしてくれます。そのためにも、今回ご紹介した返済の遅延・延滞の場合のリスクについて、理解を深めておきましょう。
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