クレジットカードの基本
初めてクレジットカードを作るときの6つのポイント!初心者にもわかりやすい、カードを選ぶコツ
更新日:2025年3月19日
クレジットカードは種類が豊富にあり、カードごとに年会費やポイント還元率、付帯サービスなどが異なります。そのため、初めて作る際に、どのカードを選べばよいか迷うこともあるでしょう。
クレジットカードは自分のライフスタイルや利用シーンに合うものを選ぶことで、よりおトクで便利に活用できます。選び方のポイントや注意点を把握して、自分に合った1枚を選びましょう。
この記事でわかること
- 初めてのクレジットカード選びで重視するべきポイント
- 初めてのクレジットカード選びで失敗しがちなこと
- 初心者におすすめのクレジットカード
目次
クレジットカードとは後払いで買い物ができるカードのこと
クレジットカードとは、買い物やサービスなどの支払いを後払いにできるカードのことです。利用代金は後日、登録した銀行口座から引き落とされます。
クレジットカードは、高校生を除く18歳以上の方であれば申し込み可能なのが一般的です。ただし、なかには「20歳から」「25歳から」などの年齢制限を設けているカードもあります。
クレジットカードがあれば現金を持たなくても買い物ができ、ポイントをためたり、優待サービスを利用できたりするなど、多くのメリットがあります。そのほか便利な使い方や特長については、以下で詳しく紹介しますので参考にしてください。
スマホ決済やサブスク、公共料金まで幅広く利用できる
クレジットカードは、コンビニやスーパーなどの実店舗やネットショップだけでなく、公共料金や税金、サブスクリプションサービス、交通機関など、さまざまな支払いに利用できます。
公共料金や税金は、クレジットカード払いで支払えるケースが増えてきたため、コンビニなどで現金と納付書を用いて支払うよりも便利です。
クレジットカードはカード券面を使って支払うものですが、スマートフォンにクレジットカードを登録すると、スマートフォンでカード払い(スマホ決済)ができるようになります。スマホ決済の方法としては、Apple Pay、 Google Pay(TM)、QUICPay(クイックペイ)TMなどがあります。なお、電子マネーのチャージにクレジットカードを使用すると、電子マネーとクレジットカードのポイントを同時に獲得できておトクです。
このように、日常的な買い物以外にもクレジットカードを活用すると、支払いがスムーズで便利になるうえに多くのポイントを獲得できます。
特典・優待や支払い方法の選択肢が広い
クレジットカードは、後払いで買い物ができる便利さに加えて、さまざまな特長があります。
たとえば、運転する方にとって便利なETCカード。ETCカードとは、有料道路の料金をキャッシュレスで支払うためのカードで、クレジットカードを持っていれば追加カードとして申し込めます。有料道路の料金所をスムーズに通過できることはもちろん、ETCカードの利用料金に応じてクレジットカードのポイントがつくためおトクです。
またクレジットカードには、ホテルやレストラン、映画館などの提携店舗・施設で割引優待サービスを受けられる特典があります。また、旅行中のけがや、購入した商品の破損を補償する保険が付帯していることが一般的です。これらの特典や付帯サービスは、クレジットカードを契約した本人だけでなく、家族カードを追加で申し込んだ配偶者や子どもも受けられます。
そして、クレジットカード最大の特徴は、支払いの回数や時期を変更できることです。1回払い、2回払い、分割払い、ボーナス1回払い、リボ払いなど、支払い方法が選べるため、計画的に支出の管理ができます。
初めてクレジットカードを作るときに重視するべき6つのポイント
初めてクレジットカードを作る際には、次の点に注目しましょう。
年会費|初心者は年会費無料のクレジットカードがおすすめ
クレジットカードには年会費無料と有料のものがあり、「年会費無料」には次の3つのパターンが存在します。
- 永年無料(条件なしでずっと無料)
- 条件つき無料(年間の利用金額に応じて無料)
- 初年度のみ無料(翌年度からは有料)
初心者の方におすすめのカードは、年会費が永年無料のものです。クレジットカードにはさまざまな特長があり、何を基準に選んだらよいかわからない場合は、まずは年会費がかからないカードから始めてみるのがよいでしょう。もちろん、利用したい付帯サービスがある場合など、明確な理由があれば年会費無料にこだわる必要はありません。ETCカードや家族カードの発行も検討しているなら、これらの年会費もチェックしておきましょう。
ポイント還元率と使い道|ポイント還元率が高いとおトク
多くのカード会社は、クレジットカードの利用金額に応じたポイント制度を設けています。ポイント還元率が高いカードを選べば、より早く、多くのポイントをためられます。
ためたポイントの使い道は、カード会社によって異なり、クレジットカードの利用代金の支払いに充てたり、商品や提携ポイント・ギフト券等に交換したりできます。
たとえばJCBカードでは「Oki Dokiポイント」がたまります。毎月のご利用合計金額1,000円(税込)ごとにOki Dokiポイントが1ポイント付与され、Amazon.co.jpで1ポイント=3.5円分として使用できます。ほかにもさまざまな提携ポイントへの交換が可能です。交換先により異なりますが、1ポイントあたり3円~最大5円分相当として利用できます。
- ポイント移行商品などの申込可能ポイントは商品によって異なります。
- Amazon、Amazon.co.jp、Amazon パートナーポイントプログラムおよびそれらのロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標または登録商標です。
なかには、特定の店舗での利用でポイント倍率がアップするカードもあります。JCBでは「JCBオリジナルシリーズ」というカードラインアップがあり、ポイント倍率が上がる店舗が多数あります。そのなかでもおすすめは「JCB カード W」です。通常のポイント倍率アップに加えて、さらに「+1倍」ポイントがつくカードです。
クレジットカードを選ぶ際には、ポイント還元率や交換先に加えて、自分にとって最適なポイントの使用方法があるかを調べてみましょう。
付帯保険・サービス|使いたいサービスがあるかを確認する
クレジットカードには、保険や特典などのサービスもついています。
サービス内容は、カード会社やカードの種類によって異なります。一般的に、年会費が高いカードほどサービスが充実する傾向があるものの、年会費無料のカードでも優れたサービスが提供される場合があります。
たとえば、「JCB カード S」は、年会費無料でありながら会員制の優待サービス「クラブオフ」を付帯している点が魅力です。クラブオフでは、国内外20万ヵ所以上の飲食店や宿泊施設、レジャー施設などが最大80%OFFで利用できます。
ほかにもカードによっては、空港ラウンジの利用、特定のホテルやレストランでの優待、海外旅行保険やショッピング保険など、さまざまな特典がついていることがあります。自分が気になるサービスや保険のついたカードを選び、日常生活や旅行をより充実させましょう。詳しくは以下も参考にしてください。
国際ブランド|利用する国や地域・店舗で選ぶ
クレジットカードの国際ブランドとは、JCBやVisa、Mastercardなど、クレジットカードの支払いシステムを持つブランドを指します。
国際ブランドによって、特定の国や地域で利用できる店舗の多さ、サービスの充実度に違いがあるため、クレジットカードを選ぶ際のポイントになるでしょう。
「世界5大ブランド」と呼ばれる国際ブランドは次の通りです。
国際ブランド | 特徴 |
---|---|
JCB |
|
Visa |
|
Mastercard |
|
American Express |
|
Diners Club |
|
- 2025年1月時点の情報です。
これらのうち、自分が利用する予定の国や地域、店舗で使えるクレジットカードを選びましょう。
デザイン|自分の好みで選ぶ
クレジットカードは買い物のたびに目に触れるからこそ、デザインも重要な要素です。クレジットカードのデザインは、シンプル、かわいい、スタイリッシュなどさまざまです。なかには、キャラクターデザインのクレジットカードも存在します。
年会費や特典、国際ブランドを決めたうえで、自分の好みに合うデザインやカラーを選ぶのもよいでしょう。
セキュリティ|ナンバーレスカードの選択・アプリを活用する
初めてクレジットカードを使用するにあたり、不正利用などの不安を感じる方もいるでしょう。その場合、セキュリティ対策に注目してクレジットカードを選ぶとよいかもしれません。
昨今では、カードの表裏にカード番号の表示がないナンバーレスカードが増えています。ナンバーレスカードには、カード自体にはカード情報が記載されていないため、店頭で使うとき第三者にのぞき見される心配がありません。
また、クレジットカード会員専用アプリは、カード利用時にリアルタイムで不正利用を検知できる機能を備えているものがあります。紛失・盗難・不正利用が発生した際、カード会社がどのようなサポートをしてくれるかは、クレジットカードの初心者にとって重要なポイントになるでしょう。
たとえばJCBカードの場合、セキュリティ対策として次の機能を設けています。
セキュリティ対策 | 詳細 |
---|---|
不正検知システム |
24時間365日体制で不審なカード利用がないかチェックし、不正利用の疑いが察知された際はカード利用が一時停止される |
3Dセキュア(J/Secure) |
ネットショッピング利用時、必要に応じて本人認証(パスワード認証またはMyJCBアプリ認証)を実施し、第三者による不正利用を防ぐ |
My安心設定 |
カードの利用通知や利用制限などを自分で設定できる |
なりすましメール対策 |
JCBのメールアドレスを装ったメールが配信されても、正しい送信元から送られたメールであるかどうかをチェックし、お客様になりすましメールが届くことを減らす |
セキュリティ対策や会員専用アプリの機能はカード会社により異なるため、事前に公式サイト等でチェックしてみましょう。
そのほかに重視するポイント
そのほかに重視するポイントとしては、次の3つが挙げられます。
- ステータス(ランク)
- 発行スピード
- 電子マネー
クレジットカードは、一般・ゴールド・プラチナ・ブラックという順でステータスが上がり、ランクが高いほど特典や優待サービスが充実しています。ただしランクに応じて年会費も高くなる傾向があるため、初めてクレジットカードを作るなら、まずは一般ランクのカードから慣れていくのがおすすめです。
クレジットカードには最短5分で即時発行できるカードもあります。できるだけ早くクレジットカードが欲しい方は、即時発行できるカードを選びましょう。
また、クレジットカードは電子マネーのチャージにも活用できるため、使いたい電子マネーに対応しているかも要チェックです。
JCBカードはJCBのタッチ決済とQUICPayに対応しています。さらに、Apple Payや Google Pay 対応のウェブサイトやアプリでも支払えます。
学生向け!初めてのクレジットカード
クレジットカードは、18歳以上から申し込みできるものもあり、学生でもクレジットカードを持つことができます(高校生を除く)。
学生が初めてクレジットカードを持つ場合は、手続きの手軽さや、日常生活での使いやすさを重視するのがよいでしょう。選ぶポイントとしては、年会費無料やポイント還元率の高さ、頻繁に利用するサービスや店舗の特典優待があるかといったことが挙げられます。
たとえば、クレジットカードの特典優待を活用して友人と食事したり、レジャーをおトクに楽しんだりすることができます。また、動画視聴やSNS、ゲームなどで頻繁にスマホを利用する場合は、スマホ修理費用の補償が付帯するクレジットカードが安心でしょう。
そのほか、家賃や水道光熱費、スマートフォンの利用料金、サブスクリプションサービス、アプリ(ゲーム)の課金にも利用できます。また、もし財布を忘れてしまったときでも、クレジットカードと連携した電子マネーを所持していれば、支払いができて便利です。
JCBカードのなかでは、年会費無料で18歳から申し込みできる「JCB カード W」がおすすめです。
JCB カード Wのおすすめポイント
- 年会費永年無料
- ポイントがいつでも2倍たまる
社会人向け!初めてのクレジットカード
社会人になると、公私ともに支出が増えます。仕事で着るスーツやバッグ、パソコンや仕事で使うアイテムを買ったり、付き合いでランチや飲み会に参加したりと、学生時代に比べてお金が出ていく機会が増えるでしょう。また、仕事で毎日のように移動する場合は、電車やバス、有料道路の利用頻度がぐんと高まります。クレジットカードは、外出先での買い物や飲食、交通費の支払いをする際、持ち合わせている現金が足りなくてもスピーディーに決済できる点が大きなメリットで、忙しい社会人の味方になるでしょう。
また、出費が増える分、使い過ぎにも気を付けたいところです。クレジットカードなら利用明細を確認できるので、家計管理や節約にも役立ちます。
出張や旅行で海外へ行く機会が多い方は、旅行傷害保険が付帯しているカードを選ぶのもよいでしょう。
JCBカードのなかでは「JCB カード W」がおすすめです。
JCB カード Wのおすすめポイント
- 国内・海外どこで使ってもつねにポイント2倍
女性向け!初めてのクレジットカード
クレジットカードのなかには、女性向けに美容や旅行、グルメ、保険などの付帯サービスが充実しており、カードのデザインが複数用意されているものがあります。女性で初めてクレジットカードを作る方は、女性向けの付帯サービスの充実度やカードのデザインに注目して、カード選びをするのもよいでしょう。
なお、女性向けのクレジットカードでも申し込みは性別を問わない場合がほとんどです。あくまでも自分の関心が高いサービスや興味のある特典が付帯されたクレジットカードを選ぶのがおすすめです。
JCBカードのなかでは「JCB カード W plus L」がおすすめです。
JCB カード W plus Lのおすすめポイント
- 年会費永年無料で女性向け特典が豊富
- 女性特有の疾病をサポートする「女性疾病保険」も充実

専業主婦(主夫)向け!初めてのクレジットカード
専業主婦(主夫)が初めてクレジットカードを作るのであれば、普段よく利用する店舗やサービスの支払いで使いやすいカードを選ぶのがおすすめです。本人に収入がなくても、配偶者に安定収入があれば作れる可能性があるため、申込条件をよく確認しましょう。
日々の買い物でクレジットカード払いをする場合、ポイント還元率が高いものを選べば、より効率よくポイントがためられます。
ファミリーレストランやレジャー施設に関する優待サービスやポイントアップなどの特典があると、家族で外出する際におトクに利用できるでしょう。
JCBカードのなかでは「JCB カード S」がおすすめです。
JCB カード Sのおすすめポイント
- 年会費永年無料でJCBスマートフォン保険を付帯
- 国内外20万ヵ所以上で利用できる割引優待サービス
初めてのクレジットカード選びで失敗しがちなことと解決策
初めてクレジットカードを持つとき「選んだカードは自分に合っているか?」「損をする選択をしていないか?」と不安になる方も多いでしょう。
たしかに、クレジットカードの選び方によっては、余計な費用をかけてしまったり、効率よくポイントをためられなかったりすることがあります。ここでは、初心者がクレジットカード選びで失敗しがちなことと解決策を紹介します。
クレジットカードを使わないのに年会費がかかった
年会費がかかるクレジットカードを発行する際は、特典やサービスの内容を確認し、年会費と同等またはそれ以上に活用できるか見極めることが重要です。
特典やサービスを考慮せずに年会費がかかるクレジットカードを発行した場合や、条件を満たせずに年会費がかかってしまった場合、損をしてしまうかもしれません。
コストをかけずにクレジットカードを所有したい場合は、無条件で年会費が永年無料となるクレジットカードを選びましょう。
思っていたよりポイントがためられなかった
ポイント還元率があまり高くない場合や、ポイント倍率が上がる店舗やサービスが限られていた場合、想定していたよりもポイントがためられない可能性があります。
解決策としては、ポイント還元率が高いクレジットカードに切り替える、または還元率が上がる店舗を利用する方法があります。クレジットカードの申し込み前であれば、自分がよく使う店舗やサービスで、ポイント倍率がアップするかを確認するとよいでしょう。
また、ポイントアップの条件として、ウェブサイトやアプリからエントリーが必要なケースもあります。
JCBカードのOki Dokiポイントは、毎月の利用合計金額に対してポイントがたまる仕組みです。一度の買い物の利用代金が少なくても、その月の利用代金を合算してポイントが付与されるため、無駄なく、効率よくポイントがためられます。
使える特典が少なかった
クレジットカードの特典はカード会社により異なります。「特典が豊富か」だけで選ぶのではなく、「自分に合う特典があるか」に注目することが重要です。
まずは、自分がよく利用する店舗やネットショップを振り返り、クレジットカードの特典に、利用頻度が高い店舗やサービスが含まれているかを確認してみましょう。
補償が充実していないと気付いた
旅行傷害保険の付帯有無は、カード会社やカードのランクで異なります。年会費無料のクレジットカードでも、旅行傷害保険が付帯しているものはあります。
ただし、旅行付帯保険には「国内旅行傷害保険」と「海外旅行傷害保険」があり、海外旅行傷害保険と比較して、国内旅行傷害保険が付帯しているクレジットカードは限られています。
日本国内で旅行や出張する機会が多い方は、「国内旅行傷害保険が付帯しているか」を確認しておきましょう。加えて、旅行傷害保険で受け取れる保険金額の上限も確認しておきたいポイントです。
クレジットカードを発行する手順
クレジットカードは次の手順で発行できます。
- 最短5分はJCBの場合です。
昨今では、カード番号を即時発行できるクレジットカードも多くあります。審査完了後すぐにカード番号が発行され、ネットショップなどで利用できます。
JCBの場合、券面に番号のないナンバーレスカードなら最短5分でカード番号の発行が可能です。
即時発行できるかどうかはカードの種類によって異なるため、できるだけ早くクレジットカードを利用したい場合は確認してみましょう。
クレジットカードを発行するために必要なもの
クレジットカードを発行する際には、本人確認書類とクレジットカードの利用代金を引き落とす「銀行口座」の情報が必要です。
本人確認書類の例
- 運転免許証(運転経歴証明書)
- マイナンバーカード(写真なしの通知カードは不可)
- 在留カード・特別永住者証明書等
- 住民票の写し
なお、「本人名義であること」「現住所の記載があること」に注意し、事前に準備しておきましょう。
初心者がクレジットカードを使う前に知っておきたいこと
ここでは、初めてクレジットカードを使う方が知っておきたいポイントを紹介します。
使い過ぎに注意し、アプリで利用明細をチェックする
クレジットカードは現金よりもスムーズに支払いできる分、使い過ぎには注意が必要です。
利用状況をこまめに確認して、使い過ぎを防ぎましょう。クレジットカードの利用明細は、カード会員専用ページやアプリで確認できます。
JCBのクレジットカードには「使いすぎアラート」機能があります。事前に設定した金額を超えたら通知される機能で、使い過ぎ防止に役立ち、健全なクレジットカード利用をサポートします。
また、クレジットカードにはご利用可能枠(限度額)があり、枠を超えてしまうとクレジットカード払いができません。カード利用代金が引き落としされるまで支払いに利用できなくなるので注意しましょう。ご利用可能枠(限度額)は会員専用アプリまたはウェブサイトで確認できます。
クレジットカードの限度額とは?仕組みと増枠する方法を解説
利用代金の支払いが遅れないようにする
口座への入金忘れや、ほかの引き落としで残高が足りなくなる、とならないように注意が必要です。
クレジットカードの利用代金は、毎月決まった日に設定した口座から引き落とされます。毎月の支払日に支払いができなかった場合、カードの使用が停止され、支払日の翌日から遅延損害金が発生します。遅延損害金とは支払いが遅れたことによる利息で、翌々月以降の支払日に通常の利用分と合わせて引き落とされます。
無理のない支払い方法を選択する
クレジットカードでは一括払いだけでなく、分割払い・リボ払いなどの支払い方法が選べます。
まとまったお金がないときでも月々に分けて支払える便利な手段ですが、分割払いやリボ払いは手数料がかかるため、しっかりと考えて、必要に応じて使うことが重要です。
多くのカード会社の公式ウェブサイトには、分割払い・リボ払いの支払総額を計算するシミュレーションが用意されています。シミュレーションで「手数料はいくらか」「どれくらいの期間で返済できるか」などを確認し、計画的に利用しましょう。
クレジットカードの分割払いとは?手数料の仕組みや利用方法を解説
紛失時はただちにカード会社に連絡する
クレジットカードを紛失したり、盗まれたりした際には、カード会社に連絡する必要があります。第三者に不正利用されるリスクを防ぐために、紛失や盗難に気付いたらただちに連絡しましょう。
身に覚えのない請求があったらただちにカード会社に連絡する
身に覚えのない請求は、第三者による不正利用の可能性があります。ただちにカード会社に連絡し、カードの利用を停止してもらってください。
ただし、まずは本当に自分が利用したものではないかの確認が必要です。たとえば利用明細に、行った覚えのない店名が記載されている場合、実際に利用した店舗名ではなく、ショッピングモールの名称やその店舗を運営する企業名になっていることがあります。日付、金額、当日の行動からも、思い当たるものはないかを確認してみましょう。
暗証番号は第三者(家族を含む)に教えてはいけない
クレジットカードの暗証番号は、家族であっても教えてはならず、自分のみが知っておくものです。
設定する際は、生年月日や電話番号、「1111」「1234」など、第三者から推測されやすい数字は避けるようにしましょう。
初めての方におすすめ!JCBのクレジットカード
ここでは、初めてクレジットカードを作る方におすすめのJCBカードを紹介します。
年会費永年無料でポイント高還元率「JCB カード W」

JCB カード Wは高校生を除く18~39歳限定で申し込める、年会費が永年無料のクレジットカードです。39歳までに入会しておけば、40歳以降も年会費が永年無料で利用できます。コストを抑えておトクにクレジットカードを利用したい方にぴったりです。
JCB カード Wは、JCBカードのなかでも特にポイント還元率が高いのが特徴です。国内・海外のどこで利用しても、Oki Dokiポイントが2倍たまります。JCBオリジナルシリーズパートナーで利用すればさらにポイントが高還元になり、おトクに買い物ができます。
- 1 スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージ、Starbucks eGiftが対象です。店舗でのご利用分・入金分はポイント倍付の対象となりません。
- 2 Amazon、Amazon.co.jpおよびそれらのロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
- 3 一部対象とならない店舗があります。法人会員の方は対象となりません。日本国内に限ります。
- 4 JCB カード Wを利用するとカード特典の+1倍が加わるため、上に記載のポイント倍率が適用されます。
- 掲載内容は予告なく変更となる場合があります。
ポイント倍率は2025年2月時点の情報です。
事前にポイントアップ登録が必要です。優待店により特典・条件等が異なります。最新情報はJCBオリジナルシリーズサイトをご確認ください。
たまったポイントは他社ポイントやマイルに移行できるほか、1ポイント3円でキャッシュバックも可能です。Amazon.co.jpでの買い物では、ポイントの移行手続きをすることなく、1ポイント3.5円分で利用できます。
- Amazon、Amazon.co.jp、Amazonパートナーポイントプログラムおよびそれらのロゴは、Amazon.com,Inc.またはその関連会社の商標または登録商標です。
- ポイント移行商品などの申し込み可能ポイントは商品により異なります。
年会費永年無料で女性向けの特典つき「JCB カード W plus L」

JCB カード W plus Lは、「JCB カード W」の特典に加え、ホテルやコスメなどの優待・特典を受けられる「LINDAリーグ」サービスがついています。さらに「女性疾病保険」にリーズナブルな料金で加入可能です。
「女性疾病保険」は、通常の疾病に加えて女性特有の疾病による入院・手術費用がサポートされます。
申し込みは18~39歳限定で、性別は問いません。40歳以上になっても年会費無料で利用できます。
LINDAリーグの優待情報は毎月変わります。ホテルやグルメ、エンタメ施設を優待価格で利用できるほか、キレイを応援するアイテムのプレゼントなどさまざまです。こまめにチェックして、積極的に活用しましょう。
詳しくは、JCB公式のInstagramやウェブサイトを確認してください。SJ24-10326(2024/11/14)
【JCB公式】LINDAサービスのInstagramはこちら
年会費永年無料で優待特典が豊富「JCB カード S」

年会費無料で優待も充実している「JCB カード S」
JCB カード Sは、18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方、または高校生を除く18歳以上の方が申し込みできます。
年会費は永年無料なので、初めてのクレジットカードや2枚目のクレジットカードにおすすめです。
JCB カード Sは年会費が無料なうえに、充実した優待サービスがついています。「JCB カード S 優待 クラブオフ」は、国内外20万ヵ所以上で利用できる割引優待サービスです。グルメ、レジャー、映画館やカラオケなどのエンタメ、ホテル、テーマパークなどで割引を受けることができます。
ほかにも、パートナー店での最大20倍のポイントアップ、旅行傷害保険やJCBスマートフォン保険をはじめとした各種保険も付帯しています。
新規入会限定のおトクなキャンペーンも実施中!
よくある質問
-
初心者が重視するべきクレジットカードのポイントを教えてください
-
初心者の方は次の6つのポイントから重視したいことを決めて、自分に合うクレジットカードを選びましょう。
- 年会費
- ポイント還元率
- 付帯保険・サービス
- 国際ブランド
- デザイン
- セキュリティ
-
初めてクレジットカードを発行します。利用時の注意点を教えてください
-
初めてクレジットカードを発行し、利用する際は次の点に注意しましょう。
- 使い過ぎに注意し、アプリで利用明細をチェックする
- 利用代金の支払いが遅れないようにする
- 無理のない支払い方法を選択する
- 紛失時は速やかにカード会社に連絡する
- 身に覚えのない請求があったらカード会社に連絡する
- 暗証番号は第三者に教えてはいけない
-
クレジットカードの審査とはどのようなものですか?
-
クレジットカードの審査とは、カード会社が申込者の返済能力を確かめるものです。申し込み時に入力した情報や提出した書類をもとに審査が実施されます。審査状況によっては、勤務先へ在籍確認の電話がかかってくることもあります。
-
クレジットカードの発行には何日かかりますか?
-
クレジットカード発行までの期間は、本人確認方法によって異なります。また、申し込み内容やカードの種類によってもかかる日数は変わってきます。
JCBの場合、インターネットで申し込みと支払い口座の設定をした際は、最短3営業日でカードが発行されます。また、カードお届け時に運転免許証で本人確認する場合も、最短3営業日でカードが発行されます。
-
クレジットカードをレジで使う方法を教えてください
-
クレジットカードをレジで使う方法は次の通りです。
- レジで「クレジットカード払いで」と伝える
- 決済端末の利用、または店員に渡す
- 暗証番号の入力または署名をする
- 利用明細を受け取る
コンビニやスーパーなど、店舗によっては利用金額次第で暗証番号の入力が不要になることもあります。
-
クレジットカードの利用代金の支払いに遅れるとどうなりますか?
-
クレジットカードの利用代金の支払いに遅れると、クレジットカードの利用が停止され、遅れた日数に応じて遅延損害金が発生します。
初めての1枚を選ぶなら
JCBカードがおすすめ!

年会費永年無料のうえに
充実した優待サービスが満載

39歳以下の方限定カード
Oki Dokiポイントは常に2倍

女性にうれしい特典満載!
入院手術も手厚くサポート
- Apple Pay は、米国および他の国々で登録されたApple Inc. の商標です。
- Google Pay は Google LLC の商標です。

- 【監修者】
-
氏名:楠本 学(くすもと まなぶ)
資格:1級ファイナンシャル・プランニング技能士 AFP 証券外務員一種資格金融商品を販売しない独立系ファイナンシャルプランナーとして、資産運用・家計管理・住宅購入・保険見直しなど、次々と押し寄せる不安の波を、お客様の立場に立って将来にわたり安心できるアドバイスを行っている。
FP志望者の育成・教育にも携わっており、FP試験対策本も出版。日本FP協会主催「CFP30周年記念プロモーション動画コンテスト 最優秀賞受賞」
関連記事を見る
初めてクレジットカードを作る際は、自分の生活スタイルに合ったカードを選ぶことが大切です。年会費の有無やポイント還元率、特典内容を確認し、普段利用する店舗やサービスでおトクに使えるものを選びましょう。また、付帯保険やご利用可能枠なども確認し、必要以上に高い限度額を避けることで、使い過ぎのリスクを抑えられます。初心者には年会費無料やポイントがたまりやすいカードがおすすめです。計画的な利用を心がけ、自分に合ったカードを選びましょう。