引越し費用をローンで支払い可能?低金利で借りる方法を紹介
引越しは、引越し業者へ支払う費用だけでなく、敷金・礼金や仲介手数料など多岐にわたる費用が発生します。初めてのひとり暮らしや同棲・結婚生活であれば、これらの費用以外にも家具や家電の購入費も必要になるため、一度に数十万円は必要になるでしょう。計画的にお金をためていれば問題ありませんが、想定以上にお金がかかることがわかり、引越し費用が足りないと頭を悩ませる方もいるかもしれません。
そんなときは、ローンの活用を検討してみてください。ここでは、引越し費用で使えるローンについて紹介していきます。
1.引越しにかかる費用
新しい物件で新生活を始める場合、敷金や礼金、仲介手数料などの初期費用が発生します。引越しには、お金がかかるというイメージを持つ方も多いかもしれませんが、実際どの程度の費用が必要になるのでしょうか。
賃貸物件に引っ越した場合の初期費用と目安の金額について、具体的に見ていきましょう。
敷金
敷金は、部屋を退去する際の原状回復費用として使われ、差額が発生した場合は払い戻されます。家賃1ヵ月分が目安ですが、それ以上に設定されているケースもあります。
礼金
礼金は、大家への謝礼金として慣習的に徴収され、退去時にも返還されません。家賃1ヵ月分が目安ですが、最近は礼金なしの物件も増えてきています。
前家賃
賃貸契約が結ばれた際には、翌月分の家賃を前家賃として支払います。月の途中で入居する場合は、入居日から月末までの家賃を日割りで算出し、あわせて翌月分の家賃を支払うことになります。
仲介手数料
物件探しや案内、契約手続きの手数料として、不動産会社に仲介手数料を支払います。家賃0.5~1ヵ月分に消費税を加えた金額が目安です。不動産会社によっては、仲介手数料が無料のところもあります。
火災保険
火災保険は、火災や水漏れなどのトラブルに対応した損害保険で、不動産会社に案内された保険に加入することが一般的です。1万5,000~2万円程度が目安です。
保証料
保証料は、家賃保証会社を利用する場合に支払います。退去時にも戻ってきません。連帯保証人がいると不要になるケースが多いです。家賃、共益費をあわせた額の0.5ヵ月分が目安となっています。
引越し費用
荷物の量や運ぶ距離、引越し時期によって変動しますが、ひとり暮らしの場合なら3万~10万円程度、カップルやファミリーなら8万~30万円程度が目安です。複数の引越し会社から見積もりを取り、比較・検討することがポイントです。
そのほかにかかる費用
鍵の交換代、消臭費用、害虫駆除代などが発生する場合があります。
以上のように、引越しにかかる費用は多岐にわたります。初期費用の総額は、保証料、引越し費用、保証料を除くと、家賃の4.5~5倍程度かかると考えておくといいでしょう。
例えば、家賃7万円の物件に引っ越す場合、初期費用だけで35万円程度必要になると計算できます。
2.引越し費用に使えるフリーローン・カードローン
引越しで一度に数十万円支払うのが難しいという方は、ローンの利用を検討することをおすすめします。
ローンといえば、住宅ローンや自動車ローンなど、使い道があらかじめ決められているものがよく知られています。しかし、フリーローンやカードローンで借りたお金は、引越しに利用しても問題ありません。
フリーローンとは、主に銀行が取り扱う個人向けローンです。
フリーという名前のとおり、使途は自由ですが、申し込み時に利用目的を申告する必要があります。また、金融機関によっては、申し込み時もしくは融資後に、使い道を証明する書類の提出が求められることもあります。なお、事業や投資を目的にお金を借りることはできません。
カードローンは、銀行や消費者金融、クレジットカード会社が取り扱う個人向けローンです。フリーローンと同じく使途は自由で、お金を借りるために専用のカードを使うことになります。
どちらのローンも、利用に際しては審査があり、過去に金融事故を起こしていないかという信用力や、安定した収入があり継続的に返済できるかという返済能力がチェックされます。
フリーローンのメリット・デメリット
主に銀行が扱うフリーローンのメリットは、カードローンに比べて金利が低い傾向があるという点が挙げられます。
フリーローンの金利は平均6%前後となっています。金利が低ければ、利息を抑えることができるので、金利が高いローンよりも返済が苦しくなりにくいでしょう。
また、フリーローンを一度借りた後は返済するだけなので、返済計画が立てやすく、お金が管理しやすいこともメリットです。ついつい借りすぎてしまうということを防げるので、使いすぎが心配な方にはおすすめだといえます。
一方、デメリットは、カードローンに比べ、審査に時間がかかってしまうという点でしょう。カードローンのなかには即日融資を受けられるサービスがありますが、フリーローンは平均1週間程度かかります。そのため、引越しまでに日がなく、すぐにお金を借りたいというときには不便です。
カードローンのメリット・デメリット
カードローンのメリットは、借り入れ限度額の範囲内であれば、何度でもお金を借りられる点にあります。フリーローンは、申告した目的で1回のみ融資を受けることになるので、引越し費用以外に家具や家電の購入費が足りなくなったという場合も、再度審査を受けなければなりません。
3.事前に計画立て、貯蓄しておくことも大切
ローンを利用して引越し費用にあてることはできますが、お金を借りると当然利息が発生するため、支払総額が増えてしまうことを念頭におくことが大切です。引越しの際は、すべてローンに頼る前提で考えるのではなく、事前に計画を立て、コツコツと貯蓄しておくことも重要になります。そのうえで、足りないお金をローンで借りることを検討してください。
日々のちょっとした出費を削るだけで、まとまった金額を貯蓄に回すことができるので、引越しの予定がある場合は収支を見直してみましょう。
4.ローンを賢く利用して引越ししよう
引越しには初期費用として数十万円かかってしまうので、お金の捻出が難しいという場合は、ローンを賢く利用しましょう。
引越しに利用できるローンには、フリーローンとカードローンがあり、それぞれメリットとデメリットがあります。金利をできる限り低く抑えたく、時間に余裕がある場合はフリーローン。なるべく早くお金を借り、引越しの初期費用以外にも利用する可能性がある場合は、カードローンをおすすめします。
5.引越しなどの大きな出費にも便利
- ご利用可能枠(限度額)は最大500万円
ご利用可能枠(限度額)は審査によって決まります。 - 融資利率(金利)は4.40~12.50%
JCBクレジットカードのキャッシングリボ払いの場合の金利は15.00~18.00%なので、カードローン「FAITH」を利用することで、おトクな金利で借り入れが可能になります。 - 5万円以内のキャッシング1回払いは金利5.00%
5万円以内であればキャッシング1回払いを金利5.00%という低金利(当社比)で利用できます。 - 全国15万台以上のCD・コンビニATMで利用可能
お近くのコンビニや銀行でカードローンを利用できるので、全国どこでも使えて便利です。 - 家族や同僚に知られる心配不要
お申し込みのサービス内容をご本人以外にお伝えすることはありません。
また、お勤め先に確認のお電話をする場合も「株式会社ジェーシービー」として連絡し、要件をご本人以外にお伝えすることはありません。 - ローンのおまとめにも有効
複数社から借り入れをしている場合、まとめて一本化することで、返済の負担を減らすことができます。