目的に応じて賢く使おう!
さまざまなローンの種類をご紹介
長い人生のなかで起こる環境の変化や、さまざまなイベントなどにより、どのような方でもローンを利用する、もしくは必要にせまられることは珍しくありません。
しかし、一口にローンといっても、その中身は千差万別で、住宅ローンのように借りたお金の使い道が限定されているものもあれば、カードローンのように使い道が自由なものもあります。
時と場合に応じて、数あるローンのなかから適切なものを選択していくことが、ローンと正しく向き合っていくためには必要不可欠です。
今回は、代表的なローンの種類と、その中身について解説していきましょう。
1.ローンにはさまざまな種類がある
ローンと聞いて、よく連想されるのは、住宅ローンや自動車ローン、カードローンなどではないでしょうか。カードローンは、テレビCMでも見かけることが多く、その存在を知らない人は少ないでしょう。
ほかにも、結婚式や披露宴を行うためのブライダルローンや、旅行の際の費用を負担してもらうトラベルローン、保険適用外の施術などで高額になりがちな歯科医療に関するデンタルローンなど、高額な費用が必要になるシーンにあわせて、さまざまなローンが用意されています。
ローンを賢く使っていくためには、そもそもこの場面ではどのようなローンが使えるのか、そして、そのローンの中身はどのようなものになっているのかを正しく理解し、本当に使うべきかどうかを見定めなくてはなりません。
ローンは借金です。そのため、必要ではないのに、無理に利用することは正しい使い方ではありません。しかし、使い方を間違えなければ、手に入らなかった物が手に入り、生活に潤いをもたらすきっかけにもなります。
正しい知識と正しい判断力を持って、ローンと向きあっていくようにしましょう。
2.代表的なローンとその内容
ここからは、さまざまな種類があるローンのなかで、代表的なものと、その内容について解説していきます。名前はよく聞くけれど、その中身までは詳しく知らないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
・住宅ローン
マンションや一戸建てなど、住宅購入の際に使えるのが住宅ローンです。ほかにも、現在住んでいる住宅のリフォームや、すでに利用している住宅ローンを別の住宅ローンに借り換えたりする場合にも利用できるなど、住宅関係に幅広く使えるローンと考えるとわかりやすいでしょう。リフォームのための住宅ローンは、リフォームローンと呼ばれることもあります。
銀行などの金融機関のほかに、不動産の業界団体なども住宅ローンを取り扱っています。住宅ローンには、民間の金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供している、「フラット35」という長期固定金利ローンがあります。
・自動車ローン
自動車を購入する際に利用できるのが自動車ローンです。取り扱っている金融機関により、マイカーローンやオートローンなどと呼ばれることもありますが、内容は同じと考えて問題ありません。
自動車ローンは大きく分けて、銀行系とディーラー系の2種類があります。一般的に、銀行系自動車ローンは低金利だけど車両本体を担保として設定していない分、審査がきびしく、ディーラー系自動車ローンは銀行系自動車ローンと比べて金利が高いケースが多いが、車両本体を担保とすることが多いため、審査が通りやすいといわれています。
・教育ローン
子供の進学などに伴う費用を負担してくれるのが教育ローンです。教育ローンには、銀行などの金融機関が扱う民間の教育ローンと、日本政策金融公庫が扱う教育一般貸付(国の教育ローン)があり、それぞれ利用できる条件や設定されている金利などが異なります。
・カードローン
金融機関等が発行している専用のカードを使い、ご利用可能枠(借入限度額)のなかで、何度でも自由に借り入れを行うことができるのがカードローンです。これまで紹介してきた他のローンとは異なり、その使い道に制限がないことが特徴です。自動車の購入資金にカードローンを使うこともできます。
また、担保がなく、保証人の必要もなく、個人の信用情報をもとにお金を借りることができます。
・フリーローン
主に銀行が取り扱い、カードローンと同じく借りたお金の使い道に制限がないものの、1回の申し込みにつき1回の融資しか受けられないのがフリーローンです。
何度でも自由に借り入れができるカードローンのほうが便利に思うかもしれませんが、フリーローンのほうがカードローンに比べ、金利が低く設定されている場合が多いです。
・事業ローン
銀行などの金融機関が取り扱い、企業や個人事業主向けに、事業資金をサポートするのが事業ローンです。その中身は多種多様で、法人名義で借りられるものや個人名義で借りられるもの、担保の有無や保証人の有無など、ローンの種類ごとに定められている条件が大きく異なります。
(2019年2月現在)
3.ローンの種類によって、金利や自由度は異なる
代表的なローンとその内容について紹介してきましたが、同じ種類のローンでも、特徴が少しずつ異なる商品があります。また、ここでは紹介していないローンもあり、その種類は膨大です。さまざまなローンを見比べながら、より自分に適したローンを選ぶことが求められます。
住宅や自動車といった利用目的が定まっているローンより、カードローンやフリーローンのような使い道が自由なローンのほうが金利は高く、また、借り入れ額が大きくなる可能性が高いローンほど、金利が低くなる傾向があります。そのため、カードローンのように使い道が自由なローンは、自動車などの大きな買い物ではなく、日々の生活に即した用途で使ったほうが、理にかなった使い方といえるかもしれません。
いずれにしても、お金が必要だからといって、やたらに手を出すのではなく、それぞれのローンが持っている特徴をしっかりと把握しながら、最適なものを見極めていくことが大切です。
4.正しいローン知識を身に付けて、
自分に合った使い方をしよう
生活していくなかで、さまざまなお金を必要とするシーンと出会います。それら、ひとつひとつにあわせたさまざまな種類のローンがあり、いかにうまく利用していくかで、生活の質も大きく変わってくる可能性があります。
これを機に、どういったタイミングでどのようなローンが使えるのかを、一通り調べておくのもいいでしょう。
ローンの存在を知らずに、何かをあきらめてしまったり、もっと最適なローンがあるにもかかわらず、手近なローンで済ませてしまうことです。こうなってしまっては、金額面や生活面での負担が増すだけではなく、精神的な負担も増えてしまいます。
普段、生活しているなかで、ローンについて意識することはあまりないかもしれません。だからこそ、いざお金が必要なときに慌てたり、誤った選択をしないよう、事前にしっかりとローンに関する知識を身に付けておきましょう。
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