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基礎知識

お金がないときはどうする?なるべく早くお金を得るための対処法と注意点

公開日:2022年2月24日

お金がない対処法と注意点

お金がないときは、金融機関や公的制度などを利用してお金を得る方法があります。一方で、早くお金を入手したいと焦るあまり、違法な業者やSNSで知り合った人からお金を借り入れると、トラブルにつながる危険があるので注意しましょう。

この記事では、なるべく早くお金を得るための方法を、【急ぎの人向け】【時間に少し余裕がある人向け】に分けて解説します。トラブルを防ぐための注意点や、お金の使い過ぎを防ぐための対策も紹介していますので、ぜひご覧ください。

この記事でわかること

  • お金がないときの対処法
  • お金がないときの注意点
  • お金がない状況に陥らないための対策

【急ぎの人向け】お金がないときの対処法

まずは、お金を入手するまでのスピードが早い方法から順番に紹介します。条件が合えば、当日中にお金を得ることも可能です。

カードローン:急ぎのときに便利

カードローンとは、カード会社や銀行などの金融機関が提供する、個人向け融資サービスのことです。キャッシング専用のカードを使って、審査によって決められたご利用可能枠(限度額)の範囲内でお金を借り入れることができます。

最短で当日中に融資可能なサービスもあるので、急ぎでお金が必要な人は、審査や融資までのスピードが早いカードローンに申し込むとよいでしょう。

クレジットカード付帯のキャッシング枠:設定済なら借り入れできる

クレジットカードには、買い物などに使用する「ショッピング枠」のほかに、「キャッシング枠」があります。お持ちのクレジットカードにキャッシング枠が設定されていれば、キャッシング枠に設定された借入可能額の範囲でお金を借りることができます。

クレジットカードを持っている人は、キャッシング枠が設定されていることを確認してみましょう。キャッシング枠の設定有無や借入可能額は、カード会員専用サイトや、カードが届いたときの台紙で確認できます。

現在のキャッシング枠が0円(なし)の場合は、新たにキャッシング枠の申請が必要です。キャッシング枠を設定するには審査があり、結果が出るまでに数日かかる可能性もあります。キャッシング枠が設定されていない場合は、審査のスピードが早いカードローンの利用を検討するとよいでしょう。

不要品の売却:リサイクルショップやフリマアプリの利用

不要品をリサイクルショップ(実店舗)に持っていき、買取をしてもらうことで、最短で当日中に現金が得られます。

また、フリマアプリで不要品を売却することもできます。ただし、フリマアプリの場合は商品が売れてから代金が入金されるまでに時間がかかるため、当日中にお金を得るのは難しいこともあるでしょう。急ぎの場合は、リサイクルショップの利用がおすすめです。

【少し時間に余裕がある人向け】数日から数週間でお金を得られる方法

ここでは、数日から数週間でお金を得られる方法を紹介します。

副業・アルバイト:単発や日払いで働く

副業やアルバイトのなかには、「単発」や「日払い・週払い」と呼ばれる働き方があります。早ければ当日、業務終了後に現金で給与を受け取ることができるので、なるべく早くお金を得たい人は単発や日払いのアルバイトを探してみましょう。

ただし、「日払い」と記載があっても、後日銀行口座に振り込まれるケースや、事務所まで現金を受け取りに行く必要があるケースも考えられます。求人内容をよく読み、給与の受け取り方法を確認しておきましょう。

「即金」「高収入」といった魅力的な文言の求人も見受けられますが、仕事内容や依頼主がはっきりしない仕事には応募しないほうがよいでしょう。「仕事内容はSNSでしか教えられない」のように、応募者を誘導しようとする依頼主にも要注意です。

公的制度:政府や自治体からの融資

医療費の支払いができないなど、生活に困るほどお金がないときは、政府や自治体の融資または貸付制度の利用も検討しましょう。

公的制度の利用には手続きが必要で、実際に融資されるまでに時間を要するケースもありますが、お金がなくて困っている人を救済するための政府や自治体からの融資制度があることを覚えておくとよいでしょう。

[公的融資、貸付制度の例]

制度の名称 内容 対象者
生活福祉資金(通常貸付)
  • 生活にかかわる現金の貸付
  • 低所得世帯
  • 障がい者世帯
  • 高齢者世帯
求職者支援制度
  • 給付金
  • 無料の職業訓練
  • 就職サポート
  • 離職者
  • 在職者
勤労者貸付制度
  • 生活にかかわる現金の貸付
  • 同一の勤務先に1年以上勤務している
住居確保給付金
  • 住宅費
  • 離職や休業で経済的に困窮している

公的制度を利用したいときは、お住まいの自治体にある役場に相談、もしくは自治体のWEBサイトを確認しましょう。

  • 制度の名称や詳細は自治体によって異なることがあります。ご利用の際は、お住まいの自治体にお問い合わせください。

【その他】お金を借りる方法

お金を得る方法は、他にもあります。順に見ていきましょう。

配偶者貸付

既婚者の場合、金融機関のカードローンなどの配偶者貸付を利用する方法があります。

配偶者貸付とは、借り入れをしようとしている人と配偶者と合わせた年収の1/3を上限に、借り入れが認められる制度・契約のことです。自分自身に収入がなくても、配偶者に収入がある場合は借り入れできる可能性があります。

ただし、配偶者貸付には審査があり、配偶者の年収を証明する書類(給与明細書、源泉徴収票など)が必要です。

生命保険の契約者貸付

契約者貸付とは、加入している生命保険において、解約返戻金の一定の範囲内の金額を借り入れできる制度のことです。

前提として、契約者貸付に対応している生命保険に加入していることが必要です。生命保険に加入している人は、この制度に対応しているかを保険会社に確認してみるとよいでしょう。

給料の前借り

労働基準法では、非常時(出産、結婚、病気、災害など)に限り、給料日前でも労働者に給料を支払うことが定められています。ただし、前借りできるのは「すでに行った労働に対しての給料」なので、「これから働く給料分の前借り」はできません。

家族や知人にお金を借りる

どうしてもお金に困ったときは、家族や知人を頼るのもひとつの方法です。

まだ誰にも相談できていない人は、家族や知人に頼ることも検討してみましょう。事情を話して家族や知人の力を借りたほうがよいケースもあります。

家族や知人とお金の貸し借りをする際は、当事者同士で次のような内容をしっかり話し合いましょう。

  • お金が必要な理由
  • 貸し借りのルール
  • 返済期限
  • 返済は一括か分割か
  • 利子の有無、金額

事前に詳細を決めておくことで、後々のトラブルを防ぐことができます。

お金がないときの注意点

お金がないときは、焦りから危険な行動に出てしまうこともあります。特に、法外な金利で貸付を行う業者からの借り入れや、SNSなどで知り合った相手から個人的に融資を受けることはリスクの高い行為です。次のようなケースには、くれぐれも注意しましょう。

違法な業者や個人間融資を利用しない

消費者金融や知人などから借り入れできなかったとしても、違法な業者からの借り入れや、SNSなどで知り合った相手からの個人間融資は利用しないようにしましょう。次のようなトラブルに巻き込まれる恐れがあります。

  • 法外な金利で貸付をされる場合がある
  • 恐喝のような方法で返済を迫られる場合がある
  • 個人情報が盗まれる可能性がある

SNSやWEBサイトで、「審査なし」「ブラックOK」などのうたい文句で借り入れを勧めるケースも多く見られます。しかし、法律に準じて貸金業を営むための登録を行っている金融機関が、審査なしで貸し付けを行うことはありません。個人間融資も、万が一トラブルが起きた場合に補償がないので危険です。誘いに乗らないことが大切です。

クレジットカードの現金化はしない

クレジットカードの現金化とは、本来ショッピングやサービスを後払いするために設定されている「ショッピング枠」を、換金目的で利用することです。

クレジットカード会社では、カードの現金化は規約違反に該当します。また、クレジットカードを犯罪などに利用される可能性があります。万が一トラブルに巻き込まれたとしても、会員規約に反する行為となるため、クレジットカード会社からの補償は受けられません。

無計画にお金を借りる

お金を借りるときに返済計画をたてずにお金を借りたり、用途や優先順位を決めないまま借り入れたりすることは控えましょう。返済が難しくなり、お金を借りる前よりも苦しい状態になってしまう可能性があります。また、返済が遅れると返済遅延金を支払う必要があり、返済の遅れが重なると、最悪の場合、その後お金が借りられなくなるので注意が必要です。

お金がない状況に陥らないための対策

ここでは、お金がない状況に陥らないための対策を紹介します。次のような工夫を行うことで、お金の使い過ぎを防げる可能性があります。

固定費を見直す

固定費は毎月支払うものなので、少しの出費の違いも長い目で見れば大きな差になります。月々の支出から「何にいくらかかっているのか」を洗い出して無駄を見つけましょう。代表的な固定費には次のようなものがあげられます。

  • 生活費(保険、住居など)
  • 通信費(スマートフォン、インターネット回線利用料など)
  • 娯楽費(サブスクリプション、会費など)

必要のないものを削ったりプラン変更をしたりして、安くできるものはすぐに対策を行いましょう。支出額の大きい費用から削っていくと、効果が出やすくなります。

先取り貯金をする

先取り貯金とは、毎月の収入からあらかじめ決めた金額を先に貯金にまわす貯金方法のことです。

お金を管理するときに、ひとつの口座や財布に入れたままにしていると、つい使い過ぎてしまうことがあります。先取り貯金を成功させるポイントは、「普段使う口座とは別の貯蓄用の口座にお金を貯めておくこと」です。

給料が入ったら数日以内に、貯蓄用の口座に自動で振り込まれるように設定します。生活費に使うお金とは別に、先に貯蓄用の口座に入るため、毎月コツコツとお金をためることが可能です。貯蓄用の口座からは、困ったときや、いざというときだけお金を引き出すようにします。

クレジットカードの利用明細は定期的に確認する

クレジットカード決済や電子マネーなどのキャッシュレス決済を利用している人は、定期的に利用明細を確認する癖をつけるとよいでしょう。何にいくら使ったかを履歴で確認できるので、「無駄遣いがないか」「現状どれくらいお金を使っているのか」が一目瞭然です。

急ぎの借り入れならJCBのカードローン「FAITH」が便利

急ぎの借り入れが必要な人はJCBのカードローン「FAITH」をぜひご検討ください。なお、JCBのカードローン「FAITH」の利用目的は自由です。

審査スピード

「FAITH」の申し込みはWEBで完結し、審査は最短当日に行われます。銀行系のカードローンは審査に数日かかることもあるため、急ぎでお金が必要な場合は審査スピードが早い「FAITH」が便利です。入会時に借入予約サービスに申し込めば、審査通過後、最短3営業日で登録口座にお金が振り込まれます。カードの到着を待つ必要がないので、なるべく早くお金を借りたいときに便利なサービスです。

借入予約サービス

低金利(JCB比)

JCBのカードローン「FAITH」の金利は、キャッシングリボ払いでも最大12.50%です。JCBが提供するクレジットカードのキャッシングリボ払い(年利15.00~18.00%)と比べても、カードローン「FAITH」のほうがおトクといえます。

さらに、5万円までの借り入れなら、キャッシング1回払いの返済で金利が5.00%になるため、「来月には返せるので、今月少しだけ借りたい」というシーンでも活用しやすいでしょう。「FAITH」は年会費も無料です。

キャッシング振り込みサービス

「FAITH」では、WEBまたは電話での申し込みで利用できる「キャッシング振り込みサービス」を提供しています。登録した口座に最短数十秒で振り込まれるため、入会後、当日中にお金を借りたいときにも便利です(平日9:00AM~2:30PMまでに申し込みの場合)。

よくある質問

お金がなくて困っています。どうすればいいですか?

急ぎでお金が必要なら、融資までのスピードが早いカードローンの利用、もしくは、クレジットカードに付帯しているキャッシング枠の利用を検討してみましょう。

そのほかにも不要品を売る、日払いや週払いで給料が支払われるアルバイトをするといった手段もあります。生活に困っているときは、お住まいの自治体の役場に相談をして、公的融資制度を利用することも検討するとよいでしょう。

お金がない状況に陥らない方法を教えてください

家計簿をつける、またはキャッシュレス決済の利用明細を見るなどして、「いつ何にいくら使ったか」を定期的に確認しましょう。現金を使い過ぎてしまう人の場合は、給与が振り込まれたらお金を使う前に一定額が貯蓄用の口座に振り込まれるように設定する「先取り貯金」をしておくのもよいでしょう。

SNSでお金を貸すと言ってくれた人がいました。頼っても大丈夫でしょうか?

SNSで知り合った人からお金を借りるとトラブルの元になるので、利用してはいけません。法外な金利で貸し付けられたり、個人情報を盗まれたり、脅しのようなかたちで返済を求められたりする危険があるためです。お金に困っていても利用せず、ほかの方法でお金を工面する方法を考えましょう。

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監修者 小宮崇之
【監修者】

氏名:小宮崇之(こみや たかし)
資格:CFP(R)(公認ファイナンシャルプランナー)、TLC(生命保険協会認定FP)、損害保険プランナー、証券外務員一種、日商簿記検定2級

大学卒業後、信用金庫に入社。お客様と接する中で、中立的な立場によるアドバイスの必要性を感じ、保険代理店として独立することを決意。保険会社の代理店営業職、保険会社の研修生を経て2020年9月に保険代理店を設立。保険代理店の実務経験を活かした執筆業や講師業にも積極的に取り組んでいる。

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