基礎知識
5万円借りたいときの対処法は?審査なしでお金を借りる方法も紹介
公開日:2024年12月20日
給料日前などの急な出費で5万円を借りたいときは、カードローンが便利です。カードローンの利用には審査が必要ですが、サービスによっては最短で即日融資が可能な場合もあります。
ただし、収入や過去の借入状況によっては、審査に通りにくいこともあります。審査通過の可能性を高めるには、必要事項を正確に入力することや、一度に複数のカードローンを申し込まないことが大切です。どうしても審査に通過できない場合は、審査なしで借りられるクレジットカードのキャッシングや質屋の利用なども検討してみましょう。
この記事でわかること
- 審査なしで5万円借りる方法
- カードローンの審査をスムーズに進めるポイント
- 5万円を借りたい人がカードローンを選ぶポイント
目次
最短で即日融資も可能!JCBのカードローン「FAITH」

カードローンとは、クレジットカード会社や信販会社、銀行、消費者金融が提供する個人向け融資サービスです。カードローンのなかには、最短即日融資に対応しているサービスもあり、審査に通過すればすぐに5万円を借りられることがあります。
JCBのカードローン「FAITH」の審査は最短で当日に完了します。契約後は、最短数十秒で口座にお金が振り込まれる「キャッシング振り込みサービス」が利用でき、急ぎの借り入れにも便利です。
5万円以内の借り入れなら金利は5.00%
「FAITH」の融資利率(金利)は1.30~12.50%ですが、5万円以内であればキャッシング1回払いを融資利率(金利)5.00%で借入可能です。
借りたお金を翌月10日(※)に一括で支払う必要はありますが、利息の負担を軽減したい方にとって便利なサービスです。
- 金融機関休業日の場合は翌営業日
審査なしで5万円を借りる方法
審査なしで5万円借りる方法として、次の4つがあります。
カードローンの審査に不安がある方は、これらの方法を検討してみましょう。
クレジットカードのキャッシング
クレジットカードのキャッシングとは、クレジットカードを用いてお金を借り入れできるサービスです。
すでにキャッシング枠が付帯しているクレジットカードがある場合は、あらためて審査を受ける必要はなく、カード会員専用サイトや電話からの申し込み、またはコンビニのATMなどで、5万円借りることが可能です。
キャッシング枠がない場合は、申し込みをして審査を受ける必要があります。その場合、審査結果がわかるまでに1~2週間かかることがあるため、急ぎの方には不向きかもしれません。そのため、まずは所有しているクレジットカードの会員専用アプリなどで、キャッシング枠の有無を確認してみましょう。
また、クレジットカードのキャッシングは、カードローンと比較して金利が高めの傾向があります。借り入れをする前に利息がいくらになるかを確認して、計画的に利用しましょう。
質屋に品物を預ける
質屋は、貴金属やブランド品などを担保に預けることで、融資を受けられるサービスです。質屋の利用には審査がないため、すぐに現金が必要なときに便利です。
ただし、質屋でお金を借りるには、価値のある品物を預ける必要があります。たとえば、腕時計やジュエリーなどの貴金属、ハイブランドのバッグや小物などです。預り期間内に借りたお金と利息を全額返済すれば、預けた物は戻ってきます。
また、質屋の利息や預かる品物の種類は店舗ごとに異なるので、利用前に確認しておきましょう。
家族や友人からお金を借りる
ここまで紹介した方法でお金を借りるのが難しい場合、家族や友人に頼ることもひとつの方法です。
身近な人からお金を借りる場合、審査は必要ありません。ただし、借りる目的や返済期日を明確に伝えることは必要です。後々トラブルに発展することを防ぐために、借用書などの書面に残しておくことも検討しましょう。
お金を借りる方法一覧。即日借入の方法・審査・学生や無職の方の融資も解説
生命保険の契約者貸付制度
契約者貸付制度は、契約している生命保険会社から解約返戻金を担保にお金を借りられる制度です。カードローンのような審査がなく、解約返戻金がある生命保険に加入していれば、一定の条件を満たすことで利用できます。
保険会社や契約内容によっては、一般的なローンよりも低い金利で、返済期間を柔軟に設定できる場合があります。ただし、返済しないまま放置すると、保険が失効する可能性があります。
利用する場合は、契約中の生命保険の利用条件を確認したうえで申し込みを行いましょう。
契約者貸付制度とは?生命保険でお金を借りる仕組みとメリット・デメリット
少しでも早く5万円を借りるならカードローンが便利
カードローンのなかには、申し込みをしたその日に審査結果がわかり、即日で借り入れできるサービスもあります。審査に通過すればすぐに5万円調達できる可能性があるため、少しでも早く借りたいときに便利です。
ただし、即日での借り入れはあくまで「最短」の場合であり、審査状況によっては、翌日以降の融資となることもあります。また、どのカードローンでも審査は必須であることを認識しておきましょう。
カードローンの審査をスムーズに進めるポイント
できるだけ早く借り入れをしたい場合は、カードローンの審査をスムーズに進める必要があります。ここでは、審査をスムーズに進めるポイントを解説します。
必要書類や口座情報を準備して申し込む
カードローンの申し込み時には、自分自身の個人情報や勤務先の情報、口座情報などが求められます。勤務先の所在地や電話番号などの情報や口座情報は、事前に確認しておくことがポイントです。
また、本人確認書類の提出が必要となるため、これらの書類を準備してから申し込むことで、手続きをスムーズに進められます。
本人確認書類の例
- 運転免許証
- 健康保険証
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 特別永住者証明書
本人確認書類はこれらのうち2点が必要です。
また、借入金額によっては、収入証明書類として次のうち1点の提出を求められます。
収入証明書類の例
- 給与明細書
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 課税証明書
- 納税通知書
収入証明書類が直近のものでない場合や、画像切れ・コピー切れの場合、スクリーンショットを複数枚送る場合は不備となる可能性があるため、PDFデータにして送ることをおすすめします。各金融機関の指示内容も確認したうえで、適切な書類を提出しましょう。
必要事項の記入はミスがないようにする
借り入れを急いでいる場合、焦りから必要事項の記入ミスが生じやすくなります。意図しないミスでも、誤りがあれば審査に通りづらくなる可能性があります。
特に、勤務先の名称や居住地、電話番号は誤りやすい項目です。これらの情報は勤務先の公式WEBサイトなどからコピー&ペーストを活用して、正確に入力することを心がけましょう。
在籍確認の電話に対応できるようにしておく
カードローンの種類や審査状況によっては、勤務先への在籍確認が行われる場合があります。在籍確認は、申込者の申告内容と実際の勤務状況に相違がないかを確認するものです。
電話による在籍確認の場合、申込者本人が対応する必要はありません。しかし、電話を応対した人が「わからない」「在籍していない」といった対応をすると、在籍確認ができなかったとして審査に影響する可能性があります。外出や離席が多い場合は、電話に出る可能性がある人に一言伝えておくとスムーズです。
なお、JCBのカードローン「FAITH」では、原則として電話による在籍確認は行っていません。在籍確認がある場合でも、申込者本人以外が電話に出ても「カードローンの申し込みがあった」と伝えられることはありません。審査状況によっては勤務先に確認の電話が行われますが、オペレーターの個人名で電話をかけるため、カードローンの申し込みが勤務先に知られる可能性は低いです。
カードローンの在籍確認はいつ・どんなとき?なしにする方法はある?
複数のカードローンに申し込むのは避ける
急いでお金を借りたい場合や、審査が不安な場合でも、短期間に複数のカードローンに申し込むのは避けましょう。
カードローンの申込履歴は信用情報機関に記録され、各金融機関で共有されています。短期間に複数のカードローンに申し込むと「返済能力に問題がある」と判断される可能性があるため、審査に通りづらくなるかもしれません。そのため、審査に通過するためには、1社に絞って申し込みを行うことが大切です。
カードローンの審査の内容は?審査の必要性や影響を与える理由を解説
5万円を借りたい人がカードローンを選ぶときのポイント
カードローンを選ぶときは、次の4つのポイントを確認することが大切です。
審査・融資のスピード
金融機関によって融資までの日数は異なります。クレジットカード会社や信販会社、消費者金融のカードローンは、最短即日から数日程度で融資されるものが多いですが、銀行カードローンの場合は、最短翌日、場合によっては1週間以上かかることもあります。お金が必要なタイミングまでに余裕がない場合は、最短で借り入れが可能な日数を確認しておきましょう。
申し込みのしやすさ
カードローンの申し込みは、WEBサイトや無人契約機、窓口など、さまざまな方法で行えます。アプリやWEBからの申し込みであれば、通信環境さえ整っていれば、どこでも手続きが可能です。自分にとって申し込みやすい方法を提供しているサービスを選ぶとよいでしょう。
金利の低さ
利息の負担を抑えるためには、金利が低いカードローンを選ぶことが大切です。金利とは、お金を借りた際に支払う利息の割合を指します。
金利は各カードローンのWEBサイトなどで「◯%~◯%」と、上限金利と下限金利の範囲で表示されています。5万円などの少額の借り入れの場合、最高金利が適用されることが多いため、最高金利を確認することがポイントです。
カードローンの金利の仕組み|利息の計算方法と選び方を解説
自分に合う借り入れ・返済方法
多くのカードローンは、コンビニや金融機関のATM、インターネットバンキング、口座振替などが利用できます。ただし、利用可能なATMの種類やインターネットバンキングへの対応はカードローンによって異なるため、事前に確認が必要です。
また、返済日もカードローンごとに異なります。たとえば給料日後など、自分にとって都合のよい返済日が設定されているカードローンを選ぶと、無理なく返済しやすいでしょう。
[シミュレーション]5万円を借りたときの利息
カードローンを利用すると、元金に利息を加えた金額を返済することになります。利息は金利と借入期間をもとに計算されるため、同じ金額を借りる場合でも、金利が変わると利息と支払総額が変わります。
5万円を金利18.00%で借りた場合と、金利5.00%で借りた場合で、利息総額と支払総額がどれくらい変わるのか、シミュレーションで確認してみましょう。
金利18.00%の場合
金利18.00%で5万円を借りた場合のシミュレーションを見てみましょう。
借入金額 | 金利 | お支払い元金 (月) |
返済期間 | 利息総額 | 支払総額 |
---|---|---|---|---|---|
5万円 | 18.00% | 3,000円 | 17ヵ月 | 6,491円 | 56,491円 |
- あくまでも簡易審査シミュレーションの結果であり、実際の返済総額は条件によって異なります。
金利5.00%の場合
続いて、金利5.00%で5万円を借りた場合のシミュレーションを見てみましょう。
借入金額 | 金利 | お支払い元金 (月) |
返済期間 | 利息総額 | 支払総額 |
---|---|---|---|---|---|
5万円 | 5.00% | 3,000円 | 17ヵ月 | 1,797円 | 51,797円 |
- あくまでも簡易審査シミュレーションの結果であり、実際の返済総額は条件によって異なります。
金利5.00%のシミュレーションでは、金利18.00%で借り入れをするよりも、利息と支払総額は約4,700円安くなりました。このように、借入金額や支払回数が同じでも、金利の違いで利息と支払総額に差が出ることがわかります。
収入がなくても5万円を借りることはできる?
カードローンは、毎月安定した収入がある方を対象としていることが多いため、専業主婦(主夫)など収入がない場合、利用が難しいことがあります。収入がない方が5万円を借りたい場合は、「審査なしで5万円を借りる方法」の章で紹介したクレジットカードのキャッシングや質屋の利用が選択肢になるでしょう。
主婦(主夫)や学生でも、アルバイトやパートなどで収入があれば、カードローンを利用できる場合があります。なかには、「20歳以上」を申込対象としているサービスがあるため、18歳や19歳の学生は「18歳以上」を対象としたカードローンの申し込みを検討してみましょう。
専業主婦でもカードローンの申し込みはできる?申込対象となる条件について
利用してはいけないお金の借り方
カードローンの審査に通らなかった場合や、とにかく早くお金が必要な状況でも、消費者金融や銀行以外の個人からお金を借りる「個人間融資」は絶対に利用してはいけません。個人間融資とは、SNSやWEB上の掲示板などで知り合った、面識のない相手とお金の貸し借りを行うことです。
個人間融資を利用すると、法外な利息を請求されたり、提供した個人情報を悪用されたりするリスクがあります。どのような状況でも、絶対に利用しないことを心に留めておきましょう。
個人間融資は危険?リスクを避けてお金を借りる方法を知ろう
よくある質問
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5万円を借りたいときに便利な方法はありますか?
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5万円を借りたい場合、便利な方法のひとつとして「カードローン」があります。カードローンとは、クレジットカード会社、信販会社、銀行、消費者金融が提供する個人向けの融資サービスです。
JCBのカードローン「FAITH」では、5万円以内の借り入れであれば、キャッシング1回払いの融資利率(金利)5.00%で利用できます。
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審査なしで5万円を借りられる方法はありますか?
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審査なしで5万円借りる方法としては、次の4つがあります。
- クレジットカードのキャッシング
- 質屋に品物を預ける
- 家族や友人からお金を借りる
- 生命保険の契約者貸付制度
クレジットカードのキャッシングに関しては、すでにキャッシング枠が設定されているカードを所有している場合、新たに審査を受けることなく借りることが可能です。
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即日5万円を借りる方法はありますか?
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即日で5万円を借りたい場合、カードローンやクレジットカードのキャッシングが有効です。カードローンの中には、最短で即日融資が可能な商品もあるので、急ぎの際に利用できます。
クレジットカードの場合、キャッシング枠が付帯されていない場合は審査に数日かかることもありますが、すでに枠がある場合は、コンビニATMやWEBサイトから即日で借り入れが可能です。
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- 【監修者】
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氏名:小宮崇之(こみや たかし)
資格:CFP(R)(公認ファイナンシャルプランナー)、TLC(生命保険協会認定FP)、損害保険プランナー、証券外務員一種、日商簿記検定2級大学卒業後、信用金庫に入社。お客様と接する中で、中立的な立場によるアドバイスの必要性を感じ、保険代理店として独立することを決意。保険会社の代理店営業職、保険会社の研修生を経て2020年9月に保険代理店を設立。保険代理店の実務経験を活かした執筆業や講師業にも積極的に取り組んでいる。
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5万円がすぐに必要な場合、カードローンでの借り入れを検討しましょう。カードローンは申し込みをした日に審査結果がわかり、その日に借り入れができる会社もあります。また、金融機関によって審査、融資の日数も異なるので、申し込み前に確認しておくことが大切です。なお、申し込み時に入力ミスがあると、審査に時間がかかってしまうため、正確な情報の入力を意識しましょう。