基礎知識
無担保ローンとは?メリット・デメリットや自分に合った選び方を解説
更新日:2025年5月16日
無担保ローンとは、借主が万が一返済できなくなったときの保証である担保を設定せずに借り入れができるローン商品です。
どのサービスを選ぶかによって、金利や限度額、利用目的への制限の有無が異なるため、それぞれの無担保ローンの特徴を理解しておく必要があります。
自分に合った借入先を選び、無担保ローンを無理なく利用したい人は、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- 無担保ローンの種類と特徴
- 無担保ローンのメリットとデメリット
- 無担保ローンを無理なく利用する方法
目次

無担保ローンとは担保を設定せずにお金を借りること
無担保ローンとは、担保を設定せずに利用できるローン商品のことです。
担保とは、お金を借りた側が何らかの理由で返済不可能になってしまった場合に、貸した側の損害を補うために差し出す保証を指します。
担保には大きく分けて物的担保と人的担保の2種類があります。
物的担保 |
|
---|---|
人的担保 | 保証人や連帯保証人 |
無担保ローンでは担保を差し出さず、申込者本人の年齢や年収、過去の取引状況などのさまざまな信用情報をもとに審査されます。
担保を差し出す条件でお金を借りるのが、有担保ローンです。
無担保ローンと有担保ローンの仕組みの違い
無担保ローンと有担保ローンの大きな違いは担保の有無です。
無担保ローンでは、担保や保証人を必要としません。個人の属性能力や信用情報から、申込者本人の返済能力を総合的に判断され、その結果に基づいて融資が行われるのが一般的な仕組みです。
属性情報の例
- 家族構成
- 配偶者の有無
- 住まいの状況(賃貸か持ち家か)
- 居住年数
- 勤務先
- 勤続年数
- 勤務先の企業規模
- 雇用形態(正社員・非正規社員・アルバイト・無職など)
- 年収
信用情報の例
- ローンやクレジットの新規申し込みや契約内容
- 借入件数
- 借入金額
- 返済状況
- 返済遅延や債務整理などの過去のトラブル
一方で有担保ローンの審査では、担保の評価額にもとづき、申込者本人の属性情報や信用情報も加味されたうえで融資額が決定されます。
無担保ローンの種類は主に4つ
無担保ローンの種類は、主に次の4つが挙げられます。
カードローン
カードローンとは、クレジットカード会社や信販会社、銀行、消費者金融が提供する個人向け融資サービスです。
借入目的は自由で、申し込みの際に設定された利用可能枠(限度額)の範囲内であれば、繰り返し借り入れられます。また、審査時間が短く、会社によっては即日融資に対応している点もメリットといえるでしょう。
カードローンの金利はクレジットカードのキャッシングよりも低い一方で、フリーローンや目的別ローンよりも金利は高めに設定されています。
カードローンの特徴
- 借入目的は自由
- 利用可能枠(限度額)の範囲内で繰り返し借り入れができる
- 金融機関によっては即日融資が可能
- クレジットカードのキャッシングよりも金利が低い傾向
クレジットカードのキャッシング
クレジットカードのキャッシングとは、クレジットカードを使って借り入れをすることです。
多くのクレジットカードでは、買い物で利用するショッピング利用可能額とは別に、借り入れをするためのキャッシング利用可能額を設定できます。キャッシング枠がすでに付帯されていれば、別途申し込みや審査に通過する必要がなく、設定された利用可能枠(限度額)の範囲ですぐに借り入れられます。キャッシング枠は、クレジットカードの新規発行時または発行後に申し込み、審査に通過すれば付帯できます。
借入目的は、カードローンと同様に自由です。
クレジットカードのキャッシングは、他の無担保ローンに比べて金利が高い傾向であるため、利用前には金利を必ず確認しましょう。
クレジットカードのキャッシングの特徴
- 借入目的は自由
- すでにキャッシング枠が付帯されていればすぐに借り入れができる
- 利用可能枠(限度額)の範囲内で繰り返し借り入れができる
- 設定される利用可能枠(限度額)や借入金額にかかわらず金利は一律で、他の無担保ローンに比べると高め
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フリーローン
フリーローンとは、主に銀行が取り扱っている個人向けローンです。
借入目的は基本的に自由ですが、借入目的を申告しなければならない場合があります。また、事業や投資資金目的では借り入れられない場合もあります。
フリーローンは、審査を経て所定の金額を一度に借り入れられる仕組みです。したがって、カードローンやクレジットカードのキャッシング枠のように、繰り返し借り入れることはできません。
フリーローンの金利は、カードローンやクレジットカードのキャッシングに比べると低めに設定されています。
ただし、審査や融資までに時間がかかる場合もあることに留意しましょう。
フリーローンの特徴
- 借入目的は原則自由
- 繰り返し借り入れられない
- 申し込みから審査・融資までに時間がかかる
- カードローンやクレジットカードのキャッシングに比べると金利が低め
フリーローンとは?カードローンとの違いや審査・金利・返済方法を解説
目的別ローン
目的別ローンとは、主に銀行が取り扱っているローンで、教育資金や結婚資金といったように、借入目的が限定されています。
無担保型目的別ローンの例
- 教育ローン
- ブライダルローン
- 医療ローン
- デンタルローン
目的別ローンのなかには、住宅ローンや自動車ローンといった有担保ローンもあります。
なお、住宅ローンにも「無担保住宅ローン」と「有担保住宅ローン」があります。
無担保住宅ローンは、土地や建物を担保にする必要がない代わりに借入金額が少額で、数百万~2,000万円程度までの借り入れが上限とされることが多い傾向です。一方の有担保住宅ローンは、購入する住宅や土地を担保として提供する必要があります。仮に返済が滞った場合には、担保が差し押さえられるリスクがありますが、数千万円~1億単位などと無担保住宅ローンに比べて多くの金額を借り入れられる可能性があります。住宅購入の際に一般的に利用されるのは、有担保住宅ローンです。
目的別ローンは使途(お金の使い道)が限定されていることから、他の無担保ローンに比べて金利が低い傾向です。
ただし、審査や手続きに時間がかかることが多く、融資までに数週間ほどかかることもあります。
目的別ローンの特徴
- 借入目的が限定されている
- 無担保ローンのなかでも金利は低め
- 審査や手続きに時間がかかることがある
カードローン契約が住宅ローンに与える影響は?審査内容や事前の対策を解説
無担保ローンのメリット
無担保ローンには、次のメリットがあります。
審査・融資のスピードが早い
無担保ローンは借り入れに伴う審査が必要であるものの、担保の審査や手続きを省略できるため、有担保ローンに比べると審査・融資のスピードが早いことが特徴です。一部のカードローンでは、審査完了まで最短30分や60分のものもあります。
ただし、ローン商品や金融機関によって借り入れまでにかかる時間が異なるため、いち早く借り入れたい場合は事前にサービス内容を確認するようにしましょう。
担保設定に関する費用がかからない
無担保ローンは、担保の用意や設定をせずに借り入れができます。そのため、担保設定に関する費用がかからないこともメリットのひとつといえるでしょう。
担保設定では、登記費用や質権設定するために必要な火災保険の保険料などを負担する必要があります。担保設定が不要であれば、これらの費用がかからないだけでなく、登記の時間も節約して融資を受けることが可能です。
借入金の利用目的を問わないことが多い
無担保ローンは利用目的を問わないことが多く、事業や投資、ギャンブルなど一部を除けば、旅行や趣味、家電製品の購入、生活費、冠婚葬祭などさまざまな目的で借り入れができます。
無担保の借り入れで利用目的を限定したくない場合は、カードローンやフリーローン、クレジットカードのキャッシングから検討するとよいでしょう。
なかでもカードローンやクレジットカードのキャッシングは、借入目的の申告が不要で、利用可能枠(限度額)の範囲内であれば必要なときにいつでも借り入れができるため、自由度が高いローンといえるでしょう。
無担保ローンのデメリット
メリットが多い無担保ローンですが、利用にあたって次の注意点を押さえる必要があります。
本人の属性や信用情報が審査に影響しやすい
無担保ローンでは担保を設定しないため、年齢や勤務先、年収や取引履歴などの申込者本人の情報が主な審査の対象です。そのため、返済能力がない、あるいは年収が低いと判断された場合には、希望どおりの審査結果が出ないこともあります。
次の場合は、審査でマイナスに影響する可能性があります。商品によって審査基準は異なりますが、審査に影響が出やすい点がないかを確認し、当てはまる場合は申込時期をずらすなどの対策が必要です。
審査がマイナスになる可能性がある例
- 過去に支払遅延や滞納したことがある
- 定職についていない
- 入社・転職から間もない
- 短期間で転職を繰り返している
無担保ローンは、審査までのスピードや手続きの容易さがメリットですが、十分な返済能力があることが求められます。そのため、人によっては有担保ローンのほうが審査に通りやすくなることもあるでしょう。
カードローンの審査の内容は?審査の必要性や影響を与える理由を解説
有担保ローンと比べて金利が高い
無担保ローンには、借主が万が一返済できなくなってしまったときの保証となる担保がありません。貸主のリスクが大きい分、高い金利が設定されています。
たとえば、無担保ローンの代表格ともいえるカードローンでは、金融機関によっては最大で18.00%の金利が設定されており、有担保ローンに比べると高い水準になっています。
一方で有担保ローンは、担保という保証がある分、金利が低く設定された商品が多いのが特徴です。
たとえば、有担保ローンの代表格である住宅ローンの金利は0.50~1.50%と低い数字となっています。住宅ローンの金利が低いのは、不動産が担保になっている分、万が一の際も貸し倒れになるリスクが少ないといえるからです。
カードローンの金利の仕組み|利息の計算方法と選び方を解説
有担保ローンより借り入れできる上限額が低い傾向がある
無担保ローンは、借り入れられる上限額が有担保ローンよりも低い傾向です。
たとえば、同じ銀行が提供しているフリーローンであっても、有担保ローンの借入上限額が1億円であるのに対して、無担保ローンの借入上限額は300万円などと借入上限額の差は大きいといえます。
金融機関にとって無担保ローンは、土地や建物などの担保がないことから貸し倒れのリスクが高く、借り入れができる上限額を低めに設定することで貸し倒れリスクを抑えていると考えられるでしょう。
より大きな資金調達を希望する場合は、無担保ローンだけでなく有担保ローンも視野に入れ、利用可能枠(限度額)や金利条件を考慮することで、自分に合った借入手段を選択できます。
自分に合った無担保ローンの選び方
自分に合った無担保ローンを選ぶには、次のポイントを押さえるとよいでしょう。
- 資金使途や目的に合ったものを選ぶ
- 金利を比較する
- 利用可能枠(限度額)を確認する
- 審査条件を確認する
資金使途や目的に合ったものを選ぶ
無担保ローンの種類は、用途が自由なものから特定の目的に限定されるものまで多岐にわたります。資金の用途を明確にしたうえで適したローンを選びましょう。
金利を比較する
無担保ローンは有担保ローンよりも金利が高めに設定されることが多いため、金利の比較が重要です。
金利が低いほど支払総額を抑えられる可能性があり、長期的な借り入れほどメリットが大きくなります。
たとえば、50万円を借り入れて毎月1万円を返済する場合、金利15.00%と金利18.00%では、3万円以上の利息額の差が生じます。
借入金額 | 500,000円 | 500,000円 |
---|---|---|
お支払い元金 (月) |
10,000円 | 10,000円 |
金利 (年利) |
15.00% | 18.00% |
お支払い利息 (合計) |
158,090円 | 189,717円 |
お支払い合計金額(合計) | 658,090円 | 689,717円 |
- あくまでも簡易シミュレーションの結果であり、実際の返済総額は条件によって異なります。
利用可能枠(限度額)を確認する
借り入れができる上限金額は、ローンの種類や金融機関によって異なります。利用するローンの借入上限額が、自分が必要とする金額以上であるかを事前に確認しておきましょう。
ただし、必ずしもローンの借入上限額を借り入れられるとは限らない点に注意が必要です。
その際に影響するのが「総量規制」という貸金業者に課されたルールです。総量規制によって、年収などの3分の1を超える金額を貸金業者から借り入れることができません。
たとえば、貸金業者が提供する無担保ローンを利用する場合に、年収300万円の人が借り入れられるのは最大100万円です。借入上限額が最大300万円の無担保ローンに申し込んだとしても、300万円を借り入れられるわけではありません。
なお、貸金業者からの借り入れであっても、総量規制の対象から外れる借り入れもあります。総量規制が適用されない場合の借り入れについては、次の記事で詳しく解説しているため、参考にしてください。
総量規制とは?対象外の借り入れ・審査、貸金業者と銀行の違いを解説
申込条件を確認する
無担保ローンに限らず、各ローンには申込条件があり、申込条件を満たしていなければ借り入れができません。
無担保ローンの申込条件の例は、次の通りです。
年齢 | 20歳以上69歳以下 20歳以上 など |
---|---|
収入 | 安定した収入がある方 など |
居住場所 | 日本国内にお住まいの方 など |
属性 | 学生は対象外 専業主婦(主夫)は対象外 など |
雇用形態 | パート・アルバイトは対象外 など |
資金使途 | 事業性資金以外 など |
保証対象有無 | 当社所定の保証会社の保証を受けられる方 など |
無担保ローンに申し込む際は、自分が申込条件を満たしていることを確認したうえで、申し込みに必要な書類(本人確認書類、収入証明書など)を事前に用意しておくとスムーズに手続きができます。
無担保ローンを利用する際の注意点
無担保ローンを利用する際は、次の点に注意しましょう。
無担保ローンを利用する際の注意点
- 契約内容(金利や返済方式)を正しく把握する
- 明確な返済計画を立てる
- 借りすぎに注意する
契約内容(金利や返済方式)を正しく把握する
無担保ローンの利用のみに限らず、借り入れる際は金利や返済方式などの契約内容をしっかり把握しておきましょう。
最大金利 | 最大金利は何%か |
---|---|
返済方法 |
どんな方法で返済できるか
など |
返済方式 |
など |
返済日 | 返済日はいつか |
返済金額 | 返済金額はいくらか |
ローンごとの金利を把握する場合は、上限金利で把握するとよいでしょう。下限金利が適用されるためには、返済能力の高さが求められます。
また、返済日を正しく把握しておかなければ、うっかり返済日を忘れて延滞してしまう場合があります。延滞すると、遅延損害金が発生するだけでなく、信用情報が傷付き、今後クレジットカードを新しく作ったりローンを組んだりすることが難しくなる可能性もあります。
キャッシング返済方法と手数料|遅延したときのリスクや返済のコツも解説
明確な返済計画を立てる
無担保ローンの利用のみに限らず、借り入れ前には返済計画を立てるようにしましょう。
毎月の収入と支出を踏まえ、無理のない範囲で返済することが大切です。
各金融機関のWEBサイト上に公開されている「返済シミュレーション」を活用すると、毎月の返済額や利息額、完済までの期間を把握できます。
借りすぎに注意する
無担保ローンは、有担保ローンに比べると借りすぎてしまう可能性があります。
借りすぎてしまう理由として、次の内容が挙げられます。
- 借入目的が自由
- 借り入れに必要な金額を証明する必要がない
- 担保を提供する必要がない
特にカードローンやクレジットカードのキャッシングでは、利用可能枠(限度額)内であれば何度でも借り入れが可能です。
計画的に利用しなければ返済負担が増える可能性があるため、返済計画を立てたうえで、借りすぎないように注意しましょう。
最短で当日審査が完了。少額の借り入れに便利なJCBのカードローン「FAITH」
JCBのカードローン「FAITH」は、初めて借り入れをする人にぴったりのカードローンです。
入会金・年会費が無料で、設定された利用可能枠(限度額)の範囲内であれば繰り返し借り入れができるため、一度審査に通過すれば必要なタイミングで必要な金額を借り入れができることも魅力のひとつです。

「FAITH」はJCBクレジットカードのキャッシングサービスよりも低金利
「FAITH」の融資利率(金利)は、キャッシングリボ払いでも最大で12.50%と、JCBクレジットカードのキャッシングリボ払い(金利15.00~18.00%)と比較しても低金利(JCB比)です。
5万円までの借り入れであれば、キャッシング1回払いで金利5.00%とさらに低金利で利用できるため、「来月には返せるけど今月少しだけ借り入れたい」といったときに便利です。
金利が低い借入先を選べば、それだけ返済総額も抑えられる可能性があります。
審査は最短で当日完了
審査は最短で当日に完了します。
契約後は、最短数十秒で口座にお金が振り込まれる「キャッシング振り込みサービス」が利用できて急ぎの借り入れにも便利です。
JCBカードローン「FAITH」の簡易審査シミュレーション
「FAITH」で借り入れを検討している方は、まず簡易審査シミュレーションを利用しておきましょう。年収や他社借入金額を入力することで、最大でどれくらい融資されるのかを簡易的に確認できます。
なお、JCBは「返済シミュレーション」も提供しており、借り入れを希望する金額と融資利率(金利)、毎月の返済額を入力することで、利息や支払総額をシミュレーションできます。
よくある質問
-
無担保ローン(無担保借入)とは何ですか?
-
無担保ローンとは、担保を設定せずに借り入れができるサービスです。有担保ローンに比べて審査・融資のスピードが早いことや手続きが容易であること、利用目的を問わないことが多い点がメリットとして挙げられます。
-
無担保ローンの審査は厳しいですか?
-
無担保ローンでは、申込者本人の属性や信用情報などを審査対象としています。そのため、十分な返済能力が認められない場合には、希望どおりの審査結果が出ないこともあります。
-
無担保ローンにはどのような種類がありますか?
-
無担保ローンには、次の4種類があります。
- カードローン:借入目的は自由で、利用可能枠(限度額)の範囲内であれば、繰り返し借り入れができる
- クレジットカードのキャッシング:借入目的は自由で、クレジットカードに設定する借入可能枠(限度額)の範囲内であれば、繰り返し借り入れができる
- フリーローン:所定の金額を一度に借り入れができる「証書貸付」
- 目的別ローン:特定した借入目的のために、必要な金額を借り入れられる
どの無担保ローンを選ぶかによって、金利や限度額、利用目的への制限の有無が異なるため、よく比較したうえで、自分に合ったサービスを利用しましょう。
-
無担保ローンの金利はどれくらいですか?
-
無担保ローンの金利は、有担保ローンより高く設定されていることが多く、利用するサービスや借入金額によって異なります。
-
無担保ローンとクレジットカードのキャッシング枠の違いは?
-
クレジットカードのキャッシングも無担保ローンのひとつです。
無担保ローンとは、土地や建物などの担保を提供せずに借り入れができるローンのことで、カードローンやフリーローンなども無担保ローンに分類されます。
無担保ローンの金利は、有担保ローンに比べると高い傾向で、金融機関によって異なりますが、3.00~18.00%程度が一般的です。なかでもクレジットカード会社・信販会社、銀行のカードローンであれば最低金利が3.00%を下回る傾向です。
なお、クレジットカードのキャッシング枠の金利は15.00~18.00%と、無担保ローンのなかでも高めといえるでしょう。ただし、クレジットカードにすでに付帯されていれば申し込みや審査に通過する必要がなくすぐに借り入れができる点が大きなメリットでもあります。
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- 【監修者】
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氏名:小宮崇之(こみや たかし)
資格:CFP(R)(公認ファイナンシャルプランナー)、TLC(生命保険協会認定FP)、損害保険プランナー、証券外務員一種、日商簿記検定2級大学卒業後、信用金庫に入社。お客様と接する中で、中立的な立場によるアドバイスの必要性を感じ、保険代理店として独立することを決意。保険会社の代理店営業職、保険会社の研修生を経て2020年9月に保険代理店を設立。保険代理店の実務経験を活かした執筆業や講師業にも積極的に取り組んでいる。
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無担保ローンのメリットは、担保の設定が無いため、有担保ローンに比べて融資スピードが早い点でしょう。デメリットは、金利が高いことです。有担保ローンは担保に抵当権の設定を行う必要があり、その設定に費用がかかります。ただ、借り入れできる上限額が有担保ローンのほうが高くなる点がメリットです。担保となる資産がある人は必要な借り入れ金額に応じて、有担保、無担保の利用を決めるのがよいでしょう。