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フリーランスと個人事業主の違いとは?開業のメリットや手続きもわかりやすく解説

公開日:2026年7月17日

フリーランスと個人事業主の違いとは?開業のメリットや手続きもわかりやすく解説

「フリーランス」と「個人事業主」という呼称は、同じ意味のように用いられることがありますが、実際には定義が異なります。フリーランスは「働き方」を表す言葉である一方、個人事業主は「税法上の区分」です。そのため、「フリーランス=個人事業主」とは限らず、両者の関係を正しく理解しておくことが大切です。
この記事では、フリーランスと個人事業主の違いや関係性を整理したうえで、それぞれのメリット・デメリット、個人事業主になるための手続きについて詳しく解説します。

この記事でわかること

  • フリーランスとして働く方でも、開業届を提出していれば税法上は「個人事業主」に該当する
  • 個人事業主になり、青色申告特別控除が適用されると、年間所得から最大65万円を控除できる
  • 個人事業主は、確定申告によって税額を確定させたうえで、所得に応じた税金を納める

フリーランスと個人事業主の違いや定義

フリーランスと個人事業主は混同されやすい言葉ですが、意味は異なります。
フリーランスは「働き方」を指す言葉であり、個人事業主は「税法上の区分」を示す言葉です。それぞれの定義や違いを詳しく見ていきましょう。

フリーランス・個人事業主の違い

フリーランス:特定の企業や団体に属さない働き方

フリーランスとは、特定の企業に雇用されず、独立して業務を行う働き方の総称です。会社員は企業と雇用契約を結びますが、フリーランスは雇用契約を結びません。
企業や個人と「業務委託契約」「請負契約」などを結んで仕事を受注するほか、自らのスキルや労務を提供して対価を得る形もあります。
フリーランスは働き方を示す言葉であるため、個人事業主や法人(一人社長)、副業をしている会社員が「フリーランスの仕事をしている」と表現することもあります。

個人事業主:法人を設立せずに事業を営む方(税法上の区分)

個人事業主とは、法人を設立せずに個人で継続的に事業を営む方を指します。個人事業主は税法上の区分であり、事業を開始した際は所轄の税務署に開業届を提出します。
事業による収入から必要経費を差し引いた所得を確定申告し、所得税や住民税を納税する義務があります。

フリーランスかつ個人事業主の場合もある

フリーランスのなかには「個人事業主」に該当する場合と、該当しない場合があります。また、個人事業主であっても「フリーランス」とは呼ばないこともあります。

「フリーランス」かつ「個人事業主」開業届を提出し、個人で事業を行っている
「フリーランス」だが「個人事業主」ではない開業届を提出せず、副業として業務を請け負っている
「個人事業主」だが「フリーランス」ではない飲食店や美容室などを個人で営んでいる

フリーランスとして働く方でも、開業届を提出していれば税法上は「個人事業主」として事業を行っていることになります。これにより、確定申告で青色申告特別控除を利用できるなど、税制上のメリットを受けることが可能です。
一方、副業として業務を請け負っている場合など、開業届を提出せずに働くケースもあります。その場合は、フリーランスであっても「個人事業主」には該当しません。
飲食店や美容室のように店舗を構えて継続的に事業を営む形態は、税法上は個人事業主であっても、フリーランスではなく「自営業者」と区別されることが一般的です。

フリーランスは「会社に属さない働き方」、個人事業主は「税務上の身分」を表す言葉で、実は比較する次元が異なります。たとえば、独立してウェブデザインをする方は「働き方=フリーランス」であり、開業届を出していれば「税法上=個人事業主」となります。ご自身が「どのように働きたいか」という実態と、「税制上のメリット(青色申告など)を受けたいか」という手続きを切り分けて考えると、自分がどこに当てはまるか整理しやすくなります。

監修者 高柳 政道
CFP認定者・一級ファイナンシャル・プランニング技能士
高柳 政道

フリーランス・個人事業主と「自営業者」の違い

フリーランス・個人事業主と「自営業者」の違い

自営業者とは、会社などに雇用されず、自ら事業を営む方を指す言葉です。自営業者には法令上の明確な定義はありません。広い意味では、個人事業主や法人の経営者などを含むことがあります。
一方、フリーランスとは、特定の企業に所属せず、業務委託契約などで案件ごとに仕事を受ける働き方を指す言葉です。
たとえば、飲食店や美容室などの店舗を構えて事業を営む方は自営業者に該当しますが、一般的にフリーランスとは呼ばれません
会社員が副業として事業を営んでいる場合、その事業は個人事業主やフリーランスとしての活動とみなされることがありますが、「自営業者」とは呼ばないのが一般的です。

フリーランス・個人事業主と「法人」の違い

法人とは、会社を設立して事業を行う形態を指します。個人事業主が「個人」として事業を行うのに対し、法人は「法人」として事業を行う点が違いです。
個人で事業を始める場合は開業届を提出しますが、法人を設立する場合は商業登記が必要となり、設立までに手続きや費用がかかります
個人事業主は所得税の対象となりますが、法人は法人税や法人住民税、法人事業税などの対象となります。
フリーランスは働き方を表すため、たとえば法人の一人経営者であっても、活動形態としてはフリーランスと表現されることがあるでしょう。

個人事業主と法人の違い

フリーランスや個人事業主の「勤務先」はどう書く?

フリーランスや個人事業主は、申込書や契約書などの書類で勤務先の記入を求められた際、屋号がある場合は屋号を記入します。屋号がない場合は「個人名(フルネーム)」を記入するのが一般的です。
勤務先の住所を求められた場合は、事務所があるなら事務所の所在地を記入します。自宅兼事務所の場合は、自宅の住所を記入しましょう。

フリーランスとして働くメリット

フリーランスとして働くことには、会社員とは異なるメリットがあります。

フリーランスとして働くメリット

働く場所や時間の自由度が高い

フリーランスは特定の企業に雇用されない働き方のため、働く場所や時間を自分で決めやすい点が特徴です。
業務内容によっては、自宅やコワーキングスペースなど、好きな場所で仕事をすることが可能です。自宅で作業をする場合は通勤がないため、本来であれば通勤にかかる時間をほかの時間に充てられる点もメリットといえます。
さらに、業務の進め方やスケジュールを自分で調整できるため、ライフスタイルにあわせた働き方ができる点も魅力です。たとえば、育児や介護など家庭の事情に応じた時間配分や、旅行をしながら各地で仕事を行うといった柔軟なワークスタイルも実現しやすいでしょう。

働き方次第で収入を増やせる

フリーランスは固定給ではなく、受注した仕事の量や単価に応じて収入が決まるのが一般的です。そのため、専門性を高めて単価を引き上げたり、仕事の幅を広げたりすることで収入アップを目指せます
会社員の給与が評価制度や昇給の仕組みによって一定の範囲内で決まるのに対し、フリーランスは成果や実績が収入に反映されやすく、金額の上限があらかじめ設定されていないことがほとんどです。
働き方次第で収入を大きく伸ばせる可能性がある点は、フリーランスならではのメリットといえるでしょう。

自分にあった仕事を選びやすい

会社員の場合、配属先や担当業務は会社の方針によって決まることが多く、自分の希望どおりに仕事を選べるとは限りません。
一方、フリーランスは受ける仕事を自分で選択できます。仕事内容や報酬条件、稼働時間、取引先との相性などを総合的に判断し、案件を引き受けるかどうかを決められるため、自分にあった仕事を選びやすいのが特徴です。
特定の分野に特化してスキルを高めたり、幅広い分野に挑戦したりなど、専門性や興味関心に応じて仕事の方向性を柔軟に調整できる点もメリットです。

フリーランスとして働くデメリット

フリーランスは自由度の高い働き方である一方、デメリットもあります。フリーランスを目指す方は、事前に確認しておきましょう。

収入が不安定になることがある

フリーランスは固定給ではなく、受注した仕事の量や単価によって収入が決まります。自由度が高い点はメリットですが、案件数や単価によって収入が変動する点はデメリットです。主な取引先との契約が終了した場合、新たな案件を確保できるまで収入が減少することもあるでしょう。
安定した収入を確保するには、取引先を分散させたり継続案件を増やしたりする工夫に加え、スキルを高めて単価を引き上げるなど、計画的に取り組むことが重要です。

社会的信用が低く見られることがある

フリーランスは会社員と比べて収入が変動しやすいため、社会的信用の面で不利になる場面があります。
たとえば、住宅ローンやクレジットカードの審査では、安定的かつ継続的な収入が重視されるため、開業直後や収入が不安定な時期は、審査に影響する可能性があります
対策としては、開業届を提出し、毎年の確定申告を適切に行いながら、収入や事業実績を積み重ねていくことが大切です。

  • 本記事の審査・申込条件の情報は一般的な解説です。カードや発行会社により異なるため、実際の適用条件は各カードの公式サイトでご確認ください。

仕事とプライベートの境界が曖昧になりやすい

フリーランスは働く時間や場所の自由度が高い一方、仕事とプライベートの区切りが付きにくくなることもあります。たとえば、自宅で仕事を行う場合、勤務時間を明確に定めていないと夜遅くまで作業をしてしまい、長時間労働につながることもあるでしょう
また、業務内容によっては土・日や深夜に対応が必要になることもあるため、オンとオフの切り替えが難しくなります。
メリハリをつけたい場合は、業務時間をあらかじめ決めたり、仕事専用のスペースを設けたりするなど、自分なりのルールを作ることが大切です。

個人事業主として開業するメリット

個人事業主として開業すると、税制面や資金管理の面でさまざまなメリットがあります。

個人事業主として開業するメリット

青色申告を選ぶことで税制上の優遇を受けられる

個人事業主として事業を開始し、税務署へ開業届と青色申告承認申請書を提出すると、確定申告で青色申告を選択できます。
青色申告では、一定の要件を満たした場合に青色申告特別控除が適用され、年間所得から最大65万円を控除できます。これにより課税所得が減るため、所得税や住民税の負担を抑えられる点がメリットです。
白色申告を選ぶことも可能ですが、青色申告を選択することで税制上の優遇を受けられる点は、個人事業主として開業するメリットのひとつです。

事業に関する支払いを経費にできる

個人事業主は、事業に関連する支出を経費として計上できます。たとえば、仕事で使用する消耗品費や通信費、出張時の交通費など、事業に直接関係する支出は経費の対象です。
事業所得は収入から経費を差し引いて計算されるため、経費を適切に計上することで税負担の軽減につながります
ただし、事業に関係のないプライベートな支出は計上できないため、明確に分けて管理することが重要です。事業用の口座やビジネスカードを活用し、支出を分けて記録すると管理しやすくなります。

事業用口座を開設できるようになる

事業用口座とは、事業に関する入出金を管理するための口座です。口座開設時に開業届の控えの提出を求められることが多いため、開業届を提出していれば手続きを進めやすくなります。
金融機関によっては、屋号付き口座を開設できる場合もあります。プライベート用と事業用の口座を分けることで、事業に関するお金の流れを把握しやすくなるでしょう。

個人事業主として開業するデメリット

個人事業主として開業する前に、デメリットについても確認しておきましょう。

失業保険がもらえなくなる

会社員が退職後に個人事業主として開業した場合、失業保険(基本手当)の対象にはなりません。
失業保険は「就職する意思と能力があるにもかかわらず、職に就いていない状態」の方を対象とする制度です。開業して事業を開始すると、就業しているとみなされるため、基本手当は受給できなくなります。
なお、2022年7月以降、離職後に事業を開始した場合でも、事業を行っている期間を受給期間に含めない特例が設けられました。これにより、将来事業を廃止し、再び失業状態になった場合には、残りの受給期間内で基本手当を受け取れる可能性があります。
また、失業中に開業した場合、要件を満たせば再就職手当として、基本手当の残日数に応じた金額が支給されることもあります。開業を検討する際は事前にハローワークで要件を確認しておくとよいでしょう。

記帳(帳簿付け)や確定申告を自分で行う必要がある

個人事業主は、事業の収入や経費を自ら管理し、帳簿に記録する必要があります。会社員の場合は勤務先が年末調整を行いますが、個人事業主は1年間の所得を自分で計算し、確定申告を行わなければなりません。
特に青色申告を選択する場合は、複式簿記による記帳が求められるなど、一定のルールに沿った管理が必要です。そのため、日々の売上や経費を記録し、領収証書や請求書を整理しておくことが重要になります。
こうした記帳や確定申告を負担に感じるかもしれませんが、会計ソフトを活用すれば効率化が可能です。法人カードを会計ソフトと自動連携させれば、利用明細を自動で取り込めるため、経費管理や確定申告の準備もスムーズに進められます。
JCBの法人カード「JCB Biz ONE」は、さまざまな会計ソフトなどと自動連携が可能です。確定申告に不安を感じている方にとっても、活用しやすい法人カードといえるでしょう。

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個人事業主として事業を始めるための手続き

個人事業主として事業を始めるには、開業届を提出するほか、事業用口座の準備や、追加の書類提出などの手続きが必要になります。ここでは、主な手続きや必要書類について詳しく確認していきましょう。

個人事業主として事業を始めるための手続き

開業届を提出する

個人事業主として事業を開始した場合は、所轄の税務署へ開業届を提出します。開業届の書式は税務署または国税庁のウェブサイトからダウンロードできます。税務署で書類を受け取り、その場で記入・提出することも可能です。
開業届の提出期限は、所得税法第229条により2026年1月1日以後に開業した場合、事業を開始した日の属する年分の所得税に係る確定申告期限までとされています。提出方法は、税務署への持参のほか、郵送やe-Tax(国税電子申告・納税システム)によるオンライン提出があります。
税務署に持参する場合は、マイナンバーカードなど、個人番号および本人確認ができる書類が必要です。

事業用口座の準備をする

開業手続きとあわせて、事業用口座の開設も検討しましょう。
生活費などプライベートの支出と事業の入出金を同じ口座で管理していると、仕訳に時間がかかります。事業用口座を開設し、プライベートの支出と分けて管理すれば、収支の流れを把握しやすくなり、帳簿付けや確定申告の準備もスムーズになります
屋号がある場合、金融機関によっては「氏名のみ」または「屋号+氏名」で口座を開設できます。
事業用口座の開設後は、その口座を引き落とし先とするビジネスカードを作り、経費の支払いを集約すると、さらに経理作業の効率化が可能です。

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事業内容に応じて追加の書類を提出する

開業届に加えて、状況に応じて次の書類を提出します。

状況必要書類
青色申告をする場合所得税の青色申告承認申請書
給与を支払う事務所を開設する場合給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書
家族に給与を支払う場合青色事業専従者給与に関する届出(変更届出書)
源泉所得税の納付を年2回にまとめる場合源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
インボイス制度に対応したい場合適格請求書発行事業者の登録申請書

これらの書類は、e-Taxを利用してインターネット経由で提出できます。e-Taxを初めて利用する場合は、あらかじめe-Tax上で「電子申告・納税等開始(変更等)届出書」を作成・提出する必要があります。

個人事業主が納める税金の種類

個人事業主は、1年間の所得を自分で計算し、確定申告によって税額を確定させたうえで、所得に応じた税金を納めます。主な税金は次の通りです。

税金の種類概要
所得税個人の所得金額に対して課される税金。所得が多いほど税率が高くなる。
住民税都道府県・市区町村に納める税金。前年の所得金額に応じて課税される。
個人事業税一定の事業(法定業種)に従事する個人事業主が納める税金。年間所得が290万円を超えると課税対象となる。
消費税消費者が負担し、事業者が納付する税金。インボイス発行事業者登録者や年間売上1,000万円超の事業者が対象。

所得税の税額は、確定申告によって確定します。住民税はその申告内容をもとに計算され、翌年度に課税されます。
個人事業税は、法定業種に該当する場合に課される税金です。
さらに、基準期間の課税売上高が1,000万円を超えた場合や、適格請求書発行事業者として登録した場合は、消費税の申告・納付も必要になります。

適格請求書発行事業者とは

適格請求書発行事業者とは、2023年10月に開始されたインボイス制度において、税務署長の登録を受け、適格請求書(インボイス)を交付できる事業者のことです。
取引先(買い手)は、その事業者が発行した適格請求書の保存など所定の要件を満たすことで、仕入税額控除を受けられます。
フリーランスや個人事業主として活動している場合、基準期間(個人事業主は前々年)の課税売上高が1,000万円以下などの要件を満たすと、免税事業者となります。ただし、適格請求書発行事業者として登録すると課税事業者となるため、課税売上高が1,000万円以下であっても消費税の申告・納付が必要です。
登録は任意のため、取引先との関係や税制上の影響を踏まえて判断しましょう。

個人事業主が加入する保険・年金

会社員として勤務している場合は、健康保険や厚生年金に加入しますが、個人事業主として独立すると、国民健康保険と国民年金に加入します。

国民健康保険

国民健康保険の加入手続きは、原則として退職後14日以内に住所地の市区町村で行う必要があります。
会社を退職して個人事業主になる場合、退職前に加入していた健康保険を最長2年間継続できる「任意継続制度」を利用することも可能です。任意継続では、これまで会社が負担していた分も含め、保険料を全額自己負担しますが、所得の状況によっては、国民健康保険より保険料を抑えられる場合があります。
両制度の保険料を比較したうえで選択するとよいでしょう。

国民年金

会社員は国民年金と厚生年金に加入しますが、個人事業主は国民年金のみの加入となります。加入手続きは市区町村役場で行うため、国民健康保険の加入とあわせて手続きを行うとスムーズです。
国民年金は厚生年金と仕組みが異なり、厚生年金にも加入している会社員と比べると、将来受け取る老齢年金額は少なくなるのが一般的です。
そのため、必要に応じて国民年金基金や小規模企業共済、iDeCo(個人型確定拠出年金)などを活用することも選択肢となるでしょう。

フリーランスや個人事業主の経費管理をスムーズにする方法

フリーランスや個人事業主にとって、経費管理は重要な業務のひとつです。
しかし、事業用とプライベートの支出を同じ口座やクレジットカードでまとめていると、日々の記帳や確定申告の準備で明細をひとつずつ確認しなければなりません。たとえば、打ち合わせのカフェ代や通信費、クラウドサービスの利用料など、事業に関する支払いが個人カードの明細に並んでいると、経費の判別が難しくなるでしょう。
事業用口座や法人カードを活用し、事業用の支払い手段を分ければ入出金の流れが明確になり、記帳作業も進めやすくなります。さらに、会計ソフトと自動連携できる法人カードを選べば、利用明細を自動で取り込めるため、仕訳作業の効率化にもつながります。

フリーランス・個人事業主向けのビジネスカードなら「JCB Biz ONE」

「JCB Biz ONE」は、フリーランスや個人事業主の方向けのビジネスカード(法人カード)です。副業の方や、個人事業主として開業前の方も申し込み可能です。
さまざまな会計ソフトと自動連携できるため、記帳や経理処理の効率化が期待できます。

  • マネーフォワード クラウド会計
  • 弥生
  • freee会計
  • ソリマチ

「JCB Biz ONE」は、年会費無料の一般カードと、付帯サービスが充実したゴールドカードの2種類から選べます。

年会費が永年無料の「JCB Biz ONE 一般」

「JCB Biz ONE 一般」は、年会費が永年無料で利用できる法人カードです。18歳以上の方が申し込み可能で、ETCカードは1枚のみ発行できます。
いつでもどこで利用してもポイントが2倍になるため、事業に関する物品の購入などで効率よくポイントをためられます。コストを抑えながらクレジットカードを活用したい方に向いています。
ためたポイントは、Amazon.co.jpでの支払い利用や、商品との交換が可能です。事業に関する物品の支払いに充てれば、経費削減につながるでしょう。
開業直後で固定費を抑えたい方や、事業用の支払いで効率よくポイントをためたい方に適しています。

付帯サービスが充実の「JCB Biz ONE ゴールド」

「JCB Biz ONE ゴールド」は、20歳以上の方が申し込み可能です。年会費は5,500円(税込)ですが、初年度は無料で利用でき、年間利用額が100万円以上の場合は翌年度も年会費無料です。
年間利用額が100万円未満の場合は年会費がかかりますが、ビジネスカードの年会費は経費として計上できます。
一般カードと同様に、いつでもどこで利用してもポイントが2倍となるため、事業に関する物品の購入や交通費の支払いなどで効率よくポイントをためられます。
さらに、ゴールドカード限定の特典として、国内の主な空港およびハワイ ホノルルの国際空港内ラウンジを無料で利用できる「空港ラウンジサービス」を付帯しています。
そのほか、最高500万円(※1)の海外・国内ショッピングガード保険や、医師・保健師・看護師などの有資格者に24時間いつでも相談できるドクターダイレクト24など、特典・付帯サービスが充実している点も魅力です。

  • 1事故につき自己負担額3,000円

よくある質問

フリーランスと個人事業主の違いは何ですか?

フリーランスは、特定の企業や団体に属さない働き方を指します。一方、個人事業主は、法人を設立せずに事業を営む方を指す税法上の区分です。
つまり、フリーランスは「働き方」、個人事業主は「税法上の立場」を示す言葉です。個人事業主として活動している方も、働き方としてはフリーランスに該当する場合があります。

フリーランスが個人事業主になるメリットは何ですか?

フリーランスが開業届を提出し、個人事業主として事業を行うことで、次のようなメリットがあります。

  • 青色申告特別控除が適用される
  • 事業に関する支払いを経費にできる
  • 事業用口座を開設できるようになる
フリーランスで開業届を出さないとどうなりますか?

開業届を提出しなくても罰則はありませんが、いくつかのデメリットがあります。
開業届を提出していないと青色申告を利用できないため、青色申告特別控除などの税制上の優遇措置を受けられません。
また、金融機関で事業用口座を開設する際に開業届の控えを求められることがあり、提出していないと開設できない場合もあります。
これらを踏まえると、継続して事業を行う予定がある場合は、開業届の提出を検討するとよいでしょう。

フリーランスと個人事業主はどっちがいいですか?

フリーランスは働き方を示す言葉、個人事業主は税法上の区分を示す言葉であり、単純にどちらがよいとはいえません。
ただし、開業届を提出して個人事業主となると、青色申告特別控除などの税制上のメリットを受けられます。事業の継続性や収入を踏まえて判断するとよいでしょう。

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高柳政道(たかやなぎ まさみち)
【監修者】

氏名:高柳政道(たかやなぎ まさみち)
資格:一級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP、DCプランナー2級

一級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得後、2020年5月に金融コラムニストとして独立。企業に属さないFPとして投資商品の選び方を中心に情報を発信。
資産運用・生命保険・相続・ローンなど、多岐に渡るジャンルの執筆及び監修業務を手掛け、関わった記事数は500を超える。

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